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「ポイントをためるだけなのに、住所まで必要なの?」会員登録で客に質問された私→うまく説明出来なかった私を店長が救ってくれた瞬間

  • 2026.8.10
「ポイントをためるだけなのに、住所まで必要なの?」会員登録で客に質問された私→うまく説明出来なかった私を店長が救ってくれた瞬間

会員カードの用紙を前にして

ケーキ屋でアルバイトを始めて、半年ほどが過ぎた頃のことです。

夕方になると、仕事帰りのお客様が次々と訪れ、レジの前には長い列ができていました。

私はケーキを箱へ詰めながら、順番に会計を進めていました。

そのとき、ひとりのお客様から声をかけられたのです。

「会員カードって、今ここで作れるの?」

私は登録用紙をお渡しし、名前や住所、電話番号など、必要な項目への記入をお願いしました。

ところが、お客様は用紙を見たまま手を止めました。

「ポイントをためるだけなのに、住所まで必要なの?」

そう聞かれた私は、うまく答えられませんでした。

研修では「すべての項目へ記入をお願いする」と教わっていましたが、なぜ住所や電話番号が必要なのかまでは、きちんと理解していなかったのです。

「申し訳ございません。登録に必要な項目となっております」

そう答えると、お客様は少しいらだったように眉を寄せました。

「必要だから書いて、では納得できないわ。何に使うのか説明してもらえない?」

もっともな質問でしたが、後ろには会計を待つお客様が並んでいます。

早く対応しなければと焦るほど、言葉が出てこなくなりました。

店長の説明で気づいたこと

困っている私に気づいた店長が、奥からレジへ出てきました。

「お待たせして申し訳ございません」

店長は登録用紙に添えられた案内を示しながら、登録した情報を会員情報の管理や特典の案内に使用することを説明しました。

そのうえで、無理に登録する必要はないことも伝えたのです。

「ご不安でしたら、本日はカードを作らずにお買い物いただけます。案内をお持ち帰りになってから、ご検討いただいても構いません」

お客様は説明を聞くと、少し表情を和らげました。

「それなら、今日はやめておくわ。理由を知りたかっただけなの」

そのまま通常の会計を済ませ、お客様は商品を受け取って店を出ていきました。

列が落ち着いたあと、店長は私に言いました。

「決まりを伝えるだけでは、不安になる方もいるからね。わからないときは、すぐに呼んでくれて大丈夫だよ」

私は「決まりです」と伝えれば十分だと思っていました。

けれど、個人情報を預かる以上、何のために必要なのかを説明することも接客の一部なのだと気づきました。

あの日以来、私は登録用紙を渡す際、利用目的が書かれた案内も一緒に示すようにしています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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