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【今日のギフト】隅々まで京の歴史が息づく。〈麩嘉〉の麩まんじゅう

  • 2026.8.7
〈麩嘉〉の麩まんじゅう

和菓子を愛するあの人へ
生地のおいしさ際立つ麩まんじゅう

〈麩嘉〉の麩まんじゅう

〈麩嘉〉の麩まんじゅう
箱の中には京都・花背(はなせ)産の笹の葉に包まれた麩まんじゅうがピタリと収まる。麩まんじゅう5個入り1,620円。地方発送の場合、ギフト用の箱入りは冷蔵のみ。冷凍は真空パックを包装した簡易包装で発送。
〈麩嘉〉の麩まんじゅう
笹の葉できれいな三角形に包まれた佇まいの美しさよ。笹の葉をほどくとつるんと瑞々しい麩まんじゅうが顔を出す。賞味期限:冷蔵で3日。
〈麩嘉〉の麩まんじゅう
生麩の生地はもっちりとコシがありながら歯切れ良く、すーっと消え去るこし餡の後に海苔の気配がふわりと香る。甘み、喉越しともに、何という上品さ……!
〈麩嘉〉の麩まんじゅうの包装紙
包装紙には「麩嘉のまんじゅう」の文字が。グリーンの文字にオレンジのシデ紐の組み合わせも粋で美しい。

京生麩の老舗として知られる〈麩嘉(ふうか)〉。創業は江戸時代後期、京都御所にも献上された歴史を持つ、京都を代表する生麩専門店だ。

毎朝職人によって手作りされる20種類以上の生麩とともに、店の看板となっているのが「麩まんじゅう」。

実に150年ほど前から受け継がれる歴史ある一品で、生麩と餡が好物だった明治天皇のために現主人の曽祖父が考案したそうで、生麩饅頭の元祖とも言われている。

京都産大納言小豆を贅沢に使い、丹念に晒して作る自社製のこし餡は、甘さも控えめで舌の上で儚く消え去っていく。もっちりときめ細かな生地には国産の「糸青のり」を練り込んでおり、つるんと冷たい喉越しの後に磯の香りが微かに香る。

世の麩まんじゅうには「あおさ」をたっぷり使った青々としたものも多いけれど、〈麩嘉〉の生地は色白。生地はざっくりと合わせたグルテンと餅粉に海苔を加え、柔らかくなるまでじっくりと練り上げていくのだが、文字通り糸のように細く繊細な「糸青のり」は混ぜる段階でほとんど生地に練り込まれてしまうのだとか。

そして約60%以上が水分とされる生麩は、なんと言っても「水」が命。〈麩嘉〉では現在も本店の敷地内にある井戸から汲んだ新鮮な地下水を使用。名水の地・京都の口当たりまろやかな軟水が、プルンと艶やかな生麩を作るのだ。

こし餡の甘みも糸青のりの香りも、控えめでなんとも上品。清々しい香りをもたらす笹の葉も、京都市北部の花背(はなせ)地域で育てたもの。夏の甘味と言われる麩まんじゅうだが、通年商品として店頭に並ぶのも生麩専門店ならではの嬉しい点だ。

ぜひつめたく冷やして喉越しを楽しみたい、隅々まで京の食文化が詰まった一品。

Information

麩嘉 本店

住所:京都府京都市上京区西洞院通椹木町上る東裏辻町413
TEL:075-231-1584
営:9時~17時
休:月曜
HP:https://fuka-kyoto.com/
注文方法:店頭、オンライン
*本店はすべて予約制。事前に予約を。

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