1. トップ
  2. 落合陽一の「null²ⁿ」横浜ランドマークタワーに10月14日グランドオープン!万博“ヌルの森”が常設化

落合陽一の「null²ⁿ」横浜ランドマークタワーに10月14日グランドオープン!万博“ヌルの森”が常設化

  • 2026.7.30

2026年10月14日(水)、横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザ5階に、常設ミュージアムシアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」がグランドオープンする。発表のあった7月14日から、全世界に向けたチケットの一般販売もスタートした。

「WebX 2026」登壇の様子
「WebX 2026」登壇の様子

この発表は、メディアアーティストの落合陽一さんと、サステナブルパビリオン2025の宮城教和さん(マクニカ)が「WebX 2026」メインステージに登壇して行われた。併せて、「null²ⁿ」のコンセプトや技術が、2027年3月に開幕する横浜グリーンエクスポ(GREEN×EXPO 2027)で公開予定の生命彫刻館「null⁴(テトラヌル)」へ受け継がれることも明らかにされた。

【写真】「WebX 2026」メディア取材の様子
【写真】「WebX 2026」メディア取材の様子

横浜2拠点で広がる「計算機自然」、null²ⁿとnull⁴が生む都市回遊エコシステム

落合陽一さんが提唱する「計算機自然(デジタルネイチャー)」の世界観が、横浜ランドマークタワーの「null²ⁿ」と、横浜グリーンエクスポの「null⁴」という2拠点で展開される。横浜全体を巻き込む都市回遊のエコシステムが、ここから始まる。

世界最大級のLEDシアターが横浜ランドマークタワーに誕生、シアターは2部屋に拡張

「null²ⁿ」は、大阪・関西万博の「null²」に続いて落合陽一さんがプロデュースする常設ミュージアムシアター。施設の目玉は、無限に広がる鏡世界を体感できるLEDシアター。大阪・関西万博「null²」のLEDシアターは1部屋だったが、「null²ⁿ」ではシアターが2部屋となる。「null²」での体験を継承・拡張し、横浜ランドマークタワーに常設施設として生まれ変わる。

専用スマートフォンアプリ「Mirrored Body(R)」を通じて、デジタル世界に自身の分身(デジタルアバター)を持ち、リアルな体験を仮想空間とつなぐシステムを実装している。来館者データに合わせて演出が都度リアルタイムかつ有機的に変化し、分身と対話することもできる。「計算機自然(デジタルネイチャー)」の世界観のもと、テクノロジーと人間の境界が溶け合う空間で、来館者自身がアートの一部になる、全く新しい没入体験が楽しめる。(所要時間:約60分)

null²ⁿ正面イメージ (C)Sustainable Pavilion 2025
null²ⁿ正面イメージ (C)Sustainable Pavilion 2025

■「null²ⁿ」展示概要

・会期:2026年10月14日(水)オープン、常設予定

・会場:ランドマークプラザ5階(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1)

・主催:株式会社サステナブルパビリオン2025

横浜グリーンエクスポと連動、計算機自然の体験エコシステムへ

「null²ⁿ」で生まれる熱狂とデータは、2027年3月開幕の横浜グリーンエクスポ(GREEN×EXPO 2027)で公開予定の「null⁴」へシームレスに受け継がれる。両施設の連動プランは今後順次発表される予定だ。

「ネクサス(結びつき)」の名が示す通り、本施設は万博レガシーと人々をつなぐ常設ハブとして機能する。今後は横浜を拠点に、定期イベントやコミュニティ形成も計画されている。

さらにアプリ「Mirrored Body」との連携により、都市と自然を横断する体験エコシステムを展開する。大阪・関西万博で自身の分身(デジタルアバター)を取得した来館者は、この横浜の地で再び分身と邂逅(かいこう※思いがけなく出会うことや、偶然の巡りあい)できる。

null²ⁿのシアターイメージ1 (C)Sustainable Pavilion 2025
null²ⁿのシアターイメージ1 (C)Sustainable Pavilion 2025
null²ⁿのシアターイメージ2 (C)Sustainable Pavilion 2025
null²ⁿのシアターイメージ2 (C)Sustainable Pavilion 2025

■「null²ⁿ」公式サイト

公式サイトでは、最新情報のほか、チケット販売についても確認できる。

「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」公式サイト
「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」公式サイト

「null²」とは、万博で延べ約60万人を集めた鏡面のシグネチャーパビリオン

「null²」は、大阪・関西万博(2025年4月13日〜10月13日)で落合陽一さんがプロデュースしたシグネチャーパビリオン。仏教哲学の「空」と計算機科学の「null」を融合した概念を根底に、特殊ミラー膜・LED・ロボティクスを組み合わせた体験型インスタレーションとして構成された。デジタルとフィジカルが鏡面を通じて溶け合う「計算機自然」の世界観を体現し、会期中に延べ約60万人が来場した。

おもな受賞・実績

・Casa BRUTUS「ベストパビリオン20」第1位

・みんなの建築大賞2026 大賞(一般投票1万3750票で歴代最多)

・SNSフォロワー数:万博個別パビリオン中トップ

・クラウドファンディング「ヌルヌルのお引越」:開始23時間で1億円を突破し、最終的に1万5821人から約2億8150万円を調達

第2弾「null⁴」、横浜グリーンエクスポの里山へ広がる反射の系譜

「null⁴」は、2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」から続く“反射の系譜”を、横浜グリーンエクスポの里山へ展開する新プロジェクト。鏡面の建築として話題を集めた「null²」が、都市の常設拠点「null²ⁿ」を経て、2027年には花・空・森・人を映し込む生命彫刻館「null⁴」へと転生する。

4棟の鏡面体が周囲の風景を映しながら回転し、昼夜や季節によって異なる表情を見せる。作品は風景に触れず、反射によって世界の見え方そのものを更新する、庭園であり、彫刻であり、計算機自然の体験空間だ。テーマは「継ぐのは形ではなく、業(karma)である」。「null²」の造形をそのまま移すのではなく、反射・身体・デジタル・自然が溶け合う思想を受け継ぎ、都市から里山へ、建築から生命へと拡張していく。

■「null⁴」展示概要

・展示場所:横浜グリーンエクスポ(SATOYAMA Village内)

・企画:一般社団法人計算機と自然

横浜グリーンエクスポ

・会期:2027年3月19日(金)〜9月26日(日)

・会場:神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設)

一般社団法人計算機と自然、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会では、「null⁴」プロジェクトの共創パートナーを募集している。協賛は資金提供をはじめ、作品の整備、映像・音響・植栽・設備、運営、来館者誘導に関する役務などを想定。里山の風景とデジタル技術が重なり合う、新しい計算機自然の体験をつくっていく。

null⁴のイメージ1 (C)Yoichi Ochiai
null⁴のイメージ1 (C)Yoichi Ochiai
null⁴のイメージ2 (C)Yoichi Ochiai
null⁴のイメージ2 (C)Yoichi Ochiai
null⁴のイメージ3 (C)Yoichi Ochiai
null⁴のイメージ3 (C)Yoichi Ochiai

体験と連動するアプリ「Mirrored Body」、分身と空間演出が直接シンクロ

大阪・関西万博で約17万人が体験したアプリ「Mirrored Body(R)」を事前にダウンロードしておくと、より深い体験ができる。デジタル分身が、横浜の「null²ⁿ」や「null⁴」の空間演出と直接シンクロする。デジタルと物理空間が溶け合う計算機自然の世界を、自身のAIアバターとともに最前列で楽しめる。

「Mirrored Body(R)」 アプリ
「Mirrored Body(R)」 アプリ

プロデューサー・落合陽一さんのコメント

「万博は閉じた。しかし計算機自然の森は閉じない。質量あるものは壊れ、質量のないものは忘れられる。大阪の地で60万人が出合った『null²』は、会期とともに質量を手放し、記憶と映像の側へと物化した。その森が閉幕から1年を経て、横浜ランドマークタワーに『null²ⁿ』として再び質量を得る。5つの体験エリアと、その中枢に据えた2つの巨大LEDによる常設ミュージアムシアター。大阪では語り尽くせなかった物語の続きを、都市の垂直の中に立ち上がる森で紡ぎ直す。大阪から横浜へ、祭りから常設へ、都市から森へ。おかえり、ヌルの森」

落合 陽一さん プロフィール

メディアアーティスト。1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学教授/東京大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」NFT作品「Re-Digitalization of Waves(foundation・2021)」など。2016年PrixArsElectronica栄誉賞 、EUよりSTARTSPrize受賞、2019SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞。Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART andTECH、 Asia Digital Art Award優秀賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品多数。

万博で延べ約60万人を魅了した“ヌルの森”が、横浜ランドマークタワーで常設施設として生まれ変わる。テクノロジーと人間の境界が溶け合う、全く新しい没入空間。約60分の“ヌルの森”体験を、専用アプリ「Mirrored Body」の分身とともに味わってみては。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ