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愛犬を守る、おでかけの新常識!“ちょっと預かり”スマートドッグハウス「WanPod」御殿場や那須に登場

  • 2026.7.30

愛犬を連れておでかけ。でも、入りたいカフェやお店の前で「ここ、ワンちゃんはダメか……」と足を止めた経験、きっと一度はあるはず。

旭化成ホームズの調査によると、こうした場面で預け先がなかったら「誰かが外で愛犬と待つ」と答えた人が57%、「あきらめて帰る」が24%にのぼった。交代で外で待つか、いっそ引き返すか。どちらを選んでも、せっかくのおでかけがちょっと残念な時間になってしまう――そんなもやもやを解決してくれるのが、スマートドッグハウス「WanPod(ワンポッド)」だ。

「もしWanPodがなかったら?」の問いに、57%が「誰かが外で愛犬と待機」、24%が「諦めて帰る」と回答
「もしWanPodがなかったら?」の問いに、57%が「誰かが外で愛犬と待機」、24%が「諦めて帰る」と回答

この夏、そのWanPodが関東エリアでいっきに設置を広げる。掲げるキャッチフレーズは「愛犬を守る、おでかけの新常識」。事業化を占う最後の実証実験が、いよいよ始まる。

そもそもWanPodって?

電子ロック、エアコン、見守りカメラを備えたスマートドッグハウス「WanPod」
電子ロック、エアコン、見守りカメラを備えたスマートドッグハウス「WanPod」

WanPodは、おでかけ先で愛犬を安全に待たせておける、貸し出し型のスマートドッグハウス。リードフックや車内で起きている事故やトラブルをなくしたいという想いで作られたサービスだ。

手がけるのは、住宅メーカーの旭化成ホームズ。「どうして住宅メーカーが犬小屋を?」と思うかもしれないが、実はこの会社、2000年から「ペットとともに生きる住まい」づくりに取り組んできたペット共生住宅の先駆け的存在で、専属の獣医師やドッグトレーナーによる相談・しつけレッスンなど、犬と人の暮らしに寄り添うノウハウを長年積み重ねてきた。その知見を注ぎ込み、獣医師監修のもとで生まれたのがWanPodだ。

庫内には、電子ロック、エアコン、見守りカメラを完備していて、飼い主は自分のスマホから愛犬の様子をいつでも確認できる。料金は1分30円で、最大利用時間は90分。初回30分は“慣らし”として無料になる。ペットホテルではなくシェアサービスなので、お留守番中の管理は飼い主が自分で行う仕組みだ。

スマホで完結!使い方は、驚くほどシンプル

「難しそう」と身構えなくても大丈夫。使い方は4ステップだ。

まずアプリのマップで近くのWanPodを探す。見つけたら、本体のQRコードを読み取って解錠。あとは愛犬を中に入れて、スマホで様子を見守りながら、自分の用事をすませよう。戻ってきたら鍵を開けて、庫内を備え付けの消毒液でサッとお掃除。そのままお散歩の続きへ、という流れだ。

会員登録は無料で、思い立ったその日から使えるのがうれしい。

改良モデルで進化。犬も飼い主も安心の新機能

今回の改良モデルでは、前回の実証実験での利用者の要望を踏まえ、以下の機能が追加された。

・留守番中のストレスをやわらげる、音楽再生機能。リラックス効果が期待できる音楽を流して、待ち時間をおだやかに。

・透過率を変えられる液晶カーテンを窓に採用。利用状況に応じて飼い主がアプリで切り替えられる。

・アプリからエアコンの温度を遠隔で調整。暑がりさんにも寒がりさんにも、その子に合わせた室温に整えられる。

・庫内にマイクを搭載。映像だけでなく、生の音声でも愛犬の様子を感じ取れるように。

留守番が少し苦手な子でも、これなら安心して任せられそうだ。

数字が語る「あってよかった」のリアル

気になるのは「実際、使ってみてどうなの?」というところ。過去1年間の実証実験(2024年11月〜2025年10月、8施設)のデータが、その答えを教えてくれる。

まず、WanPodを使っている間、飼い主が何をしていたか。最も多かったのは「食事」で72%、次いで「買い物」が43%。スマホで様子を見守りつつ、その間に食事や買い物をすませている人が多いことがわかる。

【画像】WanPod利用中、飼い主は施設内で何をしていた?「食事」が72%と最多で、「買い物」43%、「トイレ」9%と続いた
【画像】WanPod利用中、飼い主は施設内で何をしていた?「食事」が72%と最多で、「買い物」43%、「トイレ」9%と続いた

そして利用者の8割以上が「施設での滞在時間が長くなった」と回答。その差はなんと平均76分。利用中の平均消費額は9239円で、愛犬と一緒でも“ちゃんと楽しめる”おでかけになっている様子がうかがえる。

実証実験の結果。WanPodがあることで飼い主の平均滞在時間は76分増加、利用中の平均消費額は9239円、再来意向は91%と、飼い主と施設の双方に手応えのあるデータとなった
実証実験の結果。WanPodがあることで飼い主の平均滞在時間は76分増加、利用中の平均消費額は9239円、再来意向は91%と、飼い主と施設の双方に手応えのあるデータとなった

さらに「WanPodがあれば、また訪れたい」という再来意向は91%。総利用1014回で事故はゼロ、留守番中の犬の9割以上が落ち着いて過ごせていたというから、その満足度にも納得だ。

この夏、どこで利用できる? 関東の設置スポット

WanPodはまず2026年7月に改良モデル10台を先行設置し、8月中には15台の設置を予定。関東圏で、ペットと同伴する人が多いスポットを中心に広がっていく。

現在設置されているのは以下の場所。

・御殿場プレミアム・アウトレット(2台)

・足柄サービスエリア(下り)

・横浜ベイクォーター

・三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド

・ペテモ 幕張新都心店(イオン内)

・ペテモ レイクタウンkaze店(レイクタウン内)

・秋川渓谷 瀬音の湯

・那須ハイランドパーク

・那須ガーデンアウトレット

※今後の設置予定についてはWanPod公式サイトを確認

アウトレットやサービスエリア、日帰り温泉、レジャー施設と、いずれも愛犬とのおでかけで立ち寄りたくなる場所ばかり。なかでも御殿場プレミアム・アウトレットは、ペット同伴で入れるショップも多く、犬用の衛生設備もそろっているので、WanPodと合わせれば愛犬と一日たっぷり過ごせる。今後、設置施設が増えていけば、サブスク会員向けのプランも検討されているという。

設置施設も引き続き募集中

旭化成ホームズでは、1年間のトライアル設置に協力する施設も引き続き募集している。ペット連れ来館者の増加や滞在時間・顧客単価の向上、係留や車内放置による事故の防止、「ペットフレンドリー施設」としてのブランド価値向上といったメリットがあり、設置・運営は同社が主体となるため施設側の負担は最小限。トライアルに参加した施設には、本格導入時の特典も用意されるという。

愛犬とのおでかけを、もっと自由に。WanPodが描く「新常識」が、この夏どこまで広がっていくのか、注目したい。

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