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【全国】すすきの見頃はいつ?地域別おすすめスポットと時期や楽しみ方を紹介

  • 2026.7.26
Saji+(さじたす)

秋になると山野や高原を黄金色に染め、風にそよぐすすきは、日本の秋を代表する植物のひとつです。紅葉のような華やかさとは対照的に、淡い銀白色の穂がさわさわと揺れる姿はどこか懐かしく、見ているだけで心が落ち着きます。 この記事では、すすきの基本情報から地域別のおすすめスポット、きれいに撮影するためのコツまでを詳しく解説します。

すすきとは

まっすぐに伸びるススキの穂たち
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すすきは、イネ科ススキ属に分類される多年生の草本植物で、日本全国の日当たりのよい山野に自生しています。高さは1〜2mほどになり、秋になると先端にふわりとした銀白色の穂を伸ばします。

群生したすすきの草原は、単体で見るのとはまったく異なる迫力と美しさを見せてくれます。その光景はまさに日本の原風景と呼ぶにふさわしい趣があり、全国各地に絶景スポットが点在しています。

すすきのおすすめの時期

曽爾高原のすすきを見下ろす
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すすきは一般的に、9月中旬〜11月下旬が見頃のシーズンとされています。ただし、標高や地域によって穂が出る時期が異なります。

 

9月中旬〜10月初旬:穂が出はじめ、赤みがかった薄茶色など秋らしい色合いを見せる時期。
10月中旬〜11月上旬:穂が十分に開く最盛期。綿毛によりボリュームが増し、ふさふさで銀色に輝く姿に見応えがある。

11月中旬〜下旬:穂が枯れて黄金色に変化する晩秋の時期。夕日との組み合わせがとくに美しい。

 

標高の高い高原では見頃が早まり、平野部や温暖な地域では遅くなる傾向があります。訪れる前に現地の最新情報を確認しておくと安心です。

関東のすすきのおすすめスポット

すすきの絶景は、遠くへ旅行しなくても楽しめます。関東には、都市部からのアクセスもよく、雄大な高原の自然を体感できる名所が揃っています。

【栃木】戦場ヶ原

奥日光戦場ヶ原のハイキングコースの景色
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奥日光を代表する高層湿原・戦場ヶ原は、標高約1,400mに広がる約400haの湿地帯です。奥日光の湿原としてラムサール条約にも登録されており、豊かな生態系を誇っています。

10月に入ると湿原一面がすすきに覆われ、男体山をはじめとする日光の山々を背景に黄金色の穂が波打つ圧巻の景色が広がります。

 

奥日光戦場ヶ原のすすきと道
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所在地

栃木県日光市(日光国立公園内)

見頃の時期

例年9月下旬〜10月中旬

アクセス

JR・東武日光駅から東武バス(湯元温泉行き)で約70分、三本松停留所下車すぐ

【神奈川】仙石原

仙石原のススキ
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箱根の秋を代表する観光スポットが、仙石原のすすき草原です。芦ノ湖近くの台ヶ岳北西麓に広がるこのエリアでは、見渡す限りに黄金の穂が揺れる光景が名物となっています。

 

見頃前半の9月下旬ごろはキラキラと銀色に輝く穂が美しく、秋が深まるにつれて穂が開き、淡い金色の草原へと変化していきます。

 

仙石原のすすきの真ん中を分ける続く道
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所在地

神奈川県足柄下郡箱根町

見頃の時期

例年9月下旬〜11月上旬

アクセス

小田原駅・箱根湯本駅から箱根登山バスで「仙石」停留所下車

甲信越・東海のすすきのおすすめスポット

中部地方には、日本アルプスの山々を望む雄大な高原にすすきの名所が集まっています。標高の高い高原は見頃のスタートが早く、9月からすすきを楽しめます。

【長野】霧ヶ峰

霧ヶ峰の山々とすすき
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標高1,925mを誇る霧ヶ峰は、日本百名山にも選ばれた長野県を代表する高原地帯です。

 

夏はニッコウキスゲの群生で名を馳せますが、秋になると八島湿原や車山周辺の草地はすすきに覆われ、爽やかな高原の風に銀色の穂が揺れる絶景が広がります。

 

霧ヶ峰高原-秋のススキの道
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所在地

長野県諏訪市・茅野市

(ビーナスライン沿い) 見頃の時期 例年9月上旬〜10月下旬 アクセス JR上諏訪駅または茅野駅から霧ヶ峰線バスで約40分

【静岡】朝霧高原

朝霧高原と富士山とすすき 赤い日光
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富士山の西麓に広がる朝霧高原は、その名の通り朝霧が立ち込める幻想的な景観で知られる高原です。

 

富士山を真正面に望む抜群のロケーションの中、秋になるとすすきが一面を覆い、富士山とすすきのコントラストが生み出す光景は圧巻のひと言です。

 

朝霧高原の富士山とすすきの景色
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所在地

静岡県富士宮市

見頃の時期

例年10月中旬〜11月上旬

アクセス

JR身延線富士宮駅から富士急バスで約40分

関西のすすきのおすすめスポット

関西は全国的に見ても名だたるすすきの名所が集中するエリアです。奈良・兵庫・和歌山と各府県に個性豊かなスポットが揃い、それぞれに異なる魅力があります。
秋の関西旅行では、ぜひ高原のすすきを日程に組み込んでみてください。

【奈良】曽爾高原

秋のススキの時期の高原(曽爾高原)
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日本300名山のひとつ、倶留尊山(くろそやま・1,038m)と亀山(849m)の西麓に広がる約40ヘクタールの高原です。

 

秋になると一面がすすきで覆われ、9月中旬から穂が出はじめ、10月中は銀色の穂が、11月中頃には葉も枯れ落ちて全体が黄金色に染まります。

 

奈良県曽爾高原のススキ
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所在地

奈良県宇陀郡曽爾村

見頃の時期

例年10月上旬〜11月下旬

アクセス

近鉄名張駅から三重交通バス

(10〜11月は曽爾高原行き直通バスあり)

【兵庫】砥峰高原

ススキで有名な兵庫県 砥峰高原の秋
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映画「ノルウェイの森」やNHK大河ドラマのロケ地としても使われてきた、兵庫県随一の絶景高原です。

 

毎年9月には「観月会」、10月には「砥峰すすき祭り」が開催され、ハイキングコース(高原一周約90分)を歩きながら絶景を堪能できます。

 

砥峰高原のすすき
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所在地

兵庫県神崎郡神河町

見頃の時期

例年9月下旬〜11月上旬

アクセス

JR寺前駅から高原バス

(10月中旬〜11月上旬のみ運行)

【和歌山】生石高原

生石高原 頂上 夕日とすすきの絶景
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標高870mの山頂に広がる生石高原は、360度の大パノラマでススキが楽しめる絶景スポットです。

晴れた日には淡路島や四国の山並みまで見渡せ、10月は銀色に揺れるすすきが、11月には朝日や夕日に照らされた金色の草原が広がります。

 

生石高原の秋 すすきと絶景
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所在地

和歌山県有田郡有田川町・紀美野町

見頃の時期

例年10月上旬〜11月中旬

アクセス

JR海南駅からバスと徒歩(山頂まで約1時間)またはタクシー

山陽山陰・九州のすすきのおすすめスポット

西日本にも、関東・関西に引けをとらない雄大なすすきの絶景が広がっています。カルスト地形との組み合わせなど、他の地域にはない独特のランドスケープを楽しめるのがこのエリアの魅力です。

【愛媛】四国カルスト

四国カルストのすすき
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日本三大カルストのひとつに数えられる四国カルストは、標高約1,300〜1,450mの稜線上に石灰岩が点在する、四国屈指の絶景スポットです。

 

秋になると牧場の草地や高原一帯にすすきが広がり、白い石灰岩とのコントラストがほかにはない幻想的な景観を生み出します。

 

四国カルストの風景 すすき
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所在地

愛媛県上浮穴郡久万高原町ほか

(愛媛・高知県境) 見頃の時期 例年9月下旬〜11月上旬 アクセス 松山市内から車で約2時間

(ルートにより異なる)

【福岡】鷹巣原高原

鷹巣原高原のすすき 絶景
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福岡県の内陸部に位置する、比較的穴場のすすき高原です。広々とした草原にすすきが群生し、秋晴れの日には黄金色の穂が青空に映える美しい景色が広がります。

 

同じ九州北部に位置する平尾台も日本三大カルストのひとつで、白い石灰岩とすすきが共存する独特の絶景が楽しめる名所として知られています。

 

鷹巣原高原のすすき 絶景
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所在地

福岡県田川郡香春町

見頃の時期

例年10月〜11月

アクセス

JR採田線採銅所駅から車で約10分

すすきをきれいに撮るポイント

すすきの名所を訪れたなら、その美しい光景を写真に残したいものです。ここでは、すすきをより美しく撮影するための3つのポイントを紹介します。

夕暮れ時の時間帯に撮影する

夕日に照らされるすすき クローズアップ 秋の絶景
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すすきを撮影するなら、日没の前後1時間が絶好のチャンスです。傾いた太陽の光がすすきの穂を横から照らし、細かな繊維が温かいオレンジ色に輝いて昼間とはまったく異なる表情を見せてくれます。

マジックアワーと呼ばれる時間帯は、光の角度が低く、穂全体がドラマチックに輝くため、写真の仕上がりも格別です。

日差しを背に逆光で撮影する

生石高原の夕日とすすきの絶景
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すすきの撮影では、あえて逆光を狙うのが上級テクニックです。夕日や朝日を背にした状態でシャッターを切ると、透き通ったすすきの穂が光を受けてフワリと輝き、幻想的なシルエットと光のグラデーションが生まれます。露出を少し下げることで、穂の輝きが際立つ写真に仕上がります。

他の被写体と一緒に撮影する

朝霧高原の富士山とすすきの景色
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すすきは、背景や周囲を意識することで、写真の物語性がぐっと増します。たとえば、すすき×山なら戦場ヶ原の男体山や四国カルストの稜線、すすき×富士山なら朝霧高原。すすき×寺社なら砥峰高原ロケ地の雰囲気といった具合に、ロケーションを生かした構図を意識してみるとよりすすきの魅力が伝わる写真となるでしょう。

おわりに

曽爾高原のすすきと絶景が広がる道
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秋の訪れとともに日本各地を黄金色に染めるすすきは、関東・中部・関西・九州と、それぞれの地域に個性豊かな絶景スポットが点在しています。今年の秋は、すすきの絶景を求めて少し遠出してみてはいかがでしょうか。

自分が住む地域や旅のプランに合わせて、ぜひお気に入りの場所を見つけてみてください。

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