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「マージャンは私の取り柄」札幌の女子高校生が頭脳スポーツを極め全国へ

  • 2026.10.2

いまマージャンが「頭脳スポーツ」として、若い世代に注目されています。

この夏、高校生が参加する全国大会に挑んだ札幌の16歳。果たして、どんな結末が待っていたのでしょうか。
将来プロを目指す高校2年生が挑んだ、夏の真剣勝負です。

マージャン一色の青春

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全国のトップを目指し闘いに挑んだのは、札幌の高校に通う姉と弟。
全国159の高校から300チーム・600人が挑む、マージャン日本一を決める『第2回全国高等学校麻雀選手権大会』です。

九州、西日本、東日本の3ブロックで予選が行われ、32チーム(シード校2チーム含む)が、8月13日から3日間、東京で『静かな頭脳戦』を繰り広げました。

その大会に出場した一人が「マージャン一色」の青春を送る札幌平岡高校2年生の岩崎心那(ここな)さん、16歳です。

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「ここが私の部屋です。麻雀グッズを見ると、ちょっと衝動的に買いたくなっちゃって集めています。18歳になって高校生を卒業したら、もうマージャンのプロになろうと思っています」

9歳から父の手ほどきを

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心那さんは、全国規模のマージャン大会で、たびたび決勝に進出する実力の持ち主。
その腕を磨くのは、プロ雀士の父親・真さんです。
心那さんは、9歳の時から手ほどきを受けてきました。

父親の真さんが「さあ配牌は?」と問いかけると、心那さんは「両面、両面あって…まあ、めちゃ良いっていう感じもしないけれどめちゃ悪いっていう感じもしない」と答えます。

「そうだね。何を狙う?これ、イーシャンテンになったんだけれど…何を打つ?」

「今のままだったら、リーチのみになりそうだから…巡目的には…ドラがローソーかあ…」

父から娘へ…マンツーマンの指導が日課です。

真さんは「なるべく高い手を狙って、何点くらいの点数になるだろうっていう、まず、そこを最終形を考えながら打つ練習をしています」と話します。

思春期の女の子が、お父さんと毎日マージャンを打つ姿に、真さんは「マージャンを通してふたりの共通の話題というかコミュニケーションのひとつになっている」と明かします。

母親の恵さんも「本当に毎日一生懸命続けていて。マージャン嫌いにならずに続けていて、えらいなぁと思います」と見守っています。

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こんな姿は昔の話…

かつてマージャンは、タバコで煙る中、夜通し卓を囲む、どこか近寄りがたい存在でした。

しかし、いま新時代を迎えています。
ファンを熱狂させる『Mリーグ』が登場し、賞金総額は1億円を超えるビッグステージとなっています。

さらにマージャンは頭脳スポーツとしても注目されています。
そんな世界に心那さんは、自分の居場所を見つけました。

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「自分が勉強がめっちゃ得意っていうわけでもないし、かといって運動が得意っていうわけでもなくて。その中でマージャンは自分の取り柄だなと思ってもう極めたいなと思って」

弟を説得してペア結成!予選300チームの頂点から全国大会へ

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心那さんが目標としたのが、2025年に大手新聞社の主催で始まった『全国高等学校麻雀選手権大会』。
マージャン日本一の高校生を決める全国大会です。

ただ大会に出場するためには、同じ高校の2人でチームを組む必要がありました。

「去年から全国大会に出たい思いはあったんですけれど、ちょっと…チームを組むパートナーが見つからなくて」

そこで今年の第2回大会に出場するため、心那さんは、弟の大河さん(15)に声をかけたのです。
普段はバレーボール部で汗を流す高校1年生で、心那さんと同じ札幌平岡高校に通っています。

「今年、弟が同じ高校に入学してくれたので…。ちょっとがんばって説得して」

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弟の大河さんは「僕、マージャンをお姉ちゃんみたいにやってなくて。急に『大会に出て』って言われて、ブランクもあったからちょっと考えたんですけれど、お姉ちゃんの力になりたいなと思って出ることを決意しました」と振り返ります。

7月、全国大会を前にした東日本予選に、姉と弟のペアが出場しました。
マージャンはゲームアプリを使った対戦です。
今はゲームアプリをきっかけに、マージャンをはじめる高校生も多いといいます。

東日本予選は快進撃となり、心那さんも「3連勝中です!」と手応え十分!

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岩崎心那さんと大河さんの成績は、予選に出場した全国300チーム中トップ。
北海道から唯一、全国大会の出場を決めました。

ただ、そこには強豪たちが待ち受けていました。

悔しさを抱えて…目指すは「校内マージャン部」の創設

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九州、西日本、東日本の予選を勝ち上がった30チームのほか、去年の大会でシード権を得ていた2チーム4人が加わり、8月13日、高校生のマージャン日本一を決める全国大会が始まりました。

会場に着いた心那さんは「すごい人がいっぱい」と雰囲気に圧倒されます。

全国大会ではゲームアプリを使ったオンラインの対戦と、マージャン卓を囲むリアルな対戦を重ねて、その総合点で勝負が決まります。

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念願だった出場。しかし、前半戦に臨んだ心那さんは、思うように流れをつかめません。思わず弱気な言葉が漏れます。

「ラス(最下位)です。ほんとに下手すぎたダメだ。自分が下手すぎました…はあ、いやー」

父親の真さんも「結構、緊張している感じがありましたね。いつもの打牌選択ができてなかったという印象を受けました。練習の成果しか、本番には出ないと思っているので、後半戦がんばってほしいです」と見守ります。

ただ、後半戦も心那さんは厳しい展開が続き、弟の大河さんも苦戦を強いられていました。

結局、状況は好転することなく、札幌の姉と弟が日本一を目指して挑んだ頭脳戦は成績が伸びず、初日で敗退となりました。

「マージャンは『運』要素が強いゲームなので、ちょっと手が入らなかったりとか、リーチに負けたところも多かったりするけれど、それ以上に自分の疲労からくるミスとかが目立ってしまった」

それでも負けたからこそ、見えてくるものもあります。

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悔しさを胸に次なる一打と未来を見つめています。

「マージャン仲間がほしいですね。最初は同好会からとかでもいいかなとは思っているんですけれど、いずれマージャン部を作りたいなと思っています」

札幌の女子高校生、岩崎心那さん16歳。全国制覇への挑戦は、まだ続いています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年8月19日)の情報に基づきます。

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