1. トップ
  2. エピソード
  3. 「嫁の世話はやめて帰ってきなさい」産後の妻を放置して実家に戻るよう夫に言う義母。だが、夫の行動に絶句

「嫁の世話はやめて帰ってきなさい」産後の妻を放置して実家に戻るよう夫に言う義母。だが、夫の行動に絶句

  • 2026.7.25

義母の電話で実家へ戻った夫

私が出産を終えたばかりの頃、義母から夫に電話がかかってきました。

受話器の向こうから漏れてきた声を、今でもはっきり覚えています。

「嫁の世話はやめて帰ってきなさい」

産後の私より、自分の息子の面倒を見たい。

義母の頭にあるのは、どうやらそれだけのようでした。

そして夫は、驚くほどあっさりと荷造りを始めたのです。

まだ首もすわらない我が子がいるのに、その手は止まりませんでした。

理由を尋ねた私に返ってきたのは、こんな言葉でした。

「母さんの飯のほうが美味いし、向こうのほうが気楽なんだよ」

「私は?この子は、どうなるの?」

震える声での私の問いに、夫は面倒くさそうに言い残しました。

「実家に頼れよ」

そう言い捨てて、夫は出ていきました。

生後まもない我が子を抱え、私はいくつもの眠れない夜を、たった一人で越えていったのです。

義母から労いの言葉は、ただの一度もありませんでした。

それどころか、夫を通じて「孫の写真を送りなさい」と言ってくる始末です。

世話を丸ごと私に押し付けておいて、都合のいい時だけ祖母の顔をしたがるのでした。

ポストの一通で凍りついた元夫

それから何日たっても、夫が戻る気配はありませんでした。

実家の居心地が、よほど良かったのでしょう。

私は涙をこらえ、静かに心を決めました。

役所へ足を運び、離婚届に必要事項を書き入れて、夫の実家あてに投函したのです。

後日、ポストからその封筒を取り出した夫は、その場で凍りついたと聞きました。

中身に目を落とした瞬間、すっと血の気が引いていったそうです。

あんなに実家のほうが気楽だと言っていたのに、離婚届を前にした途端、家庭にしがみつこうとする。

その身勝手さに、私はもう、ため息すら出ませんでした。

その日から、夫は何度も連絡してきました。

「早まるな、ちゃんと話そう」

「これからは家にいるから、許してくれ」

けれど私は、一度も応じませんでした。

一番心細かった時に、迷わず母親を選んで出ていった、あの背中を忘れられなかったのです。

そばで支えてくれた私の母は、迷う私の手をとって言いました。

「あんたはよくやってる。あの人に気を遣う必要なんて、もうないよ」

「ありがとう。もう、平気」

その一言で、私の心はすっかり決まりました。

私たちは、そのまま離婚しました。あんなに帰りたがった母親のもとで、元夫はこれからもずっと過ごしていくのでしょう。

その知らせを人づてに聞いても、私の胸はもう、少しも揺れませんでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ