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「気を遣わなくていいよ」3年間一度も手土産を持ってこなかった義姉。だが、夫に相談すると意外な返答がきた

  • 2026.7.25

3年間、財布を出さない義姉

結婚してから3年、夫の姉はほぼ毎週うちに通ってきます。

問題は、その手がいつも空っぽなこと。手土産はもちろん、一緒に出前を頼んだ日でさえ、義姉が代金を出したことは一度もありませんでした。

「うちはお互い様だから」

そう言われたこともありますが、お互い様も何も、出してもらった記憶がこちらには一つもないんです。

お茶を出し、料理を作るのは、いつだって私の役目でした。

逆に私が義姉宅を訪ねるときは、毎回きちんと菓子折りを持っていきました。それを渡すと、義姉は決まって軽く手を振ります。

「気を遣わなくていいよ」

気を遣ってほしいのは、本当はこっちの方でした。

夫がこぼした、思いがけない一言

とはいえ、相手は夫の姉。

文句を言えば角が立つと思い、私はずっと笑顔を作り続けてきました。

その我慢が限界を超えたのは、義姉が帰った後の散らかった食卓を片付けていたときです。

思わず夫の前でぽつりとこぼしました。

「お姉さん、いつも手ぶらで来て食事代も出さないよね。私が行くときは毎回お土産持ってくのに」

夫は箸を止めて、少し考えてから言いました。

「言われてみれば、確かにそうだ。こっちばっかり気を遣ってたんだな」

そして、こう続けたんです。

「もう手土産なんてやめていい。対等でいこうよ」

自分の姉をかばうのかと身構えていた私は、拍子抜けしました。

同時に、ずっと張っていた気持ちがほどけていったんです。

手ぶらで行った日、形勢が変わった

その言葉に背中を押され、私は次の訪問で初めて手土産を持たずに行きました。

「あれ、今日は何も持ってこなかったの?」

玄関で迎えた義姉が、戸惑った声を出しました。いつも受け取る側だった人が、急に落ち着かない様子です。

「気を遣わなくていいって、いつも言ってくれてましたよね」

私が笑ってそう返すと、義姉は言葉を探すように口を開いて、結局何も言えませんでした。

変化はすぐに表れました。翌週うちに来た義姉は、手にお菓子を提げていたんです。

「これ、お礼。いつもごちそうになってるから」

ばつが悪そうに渡してくる義姉に、私は静かに頭を下げて受け取りました。

声を荒げたわけでも、嫌味を言ったわけでもありません。ただ片方だけが気を張る関係を、そっと終わらせただけです。

あれだけ堂々と手ぶらで来ていた義姉が、今では帰り際に必ず「今日もありがとうね」と一言添えてくれます。受け取って当然だった人の口から出た言葉に、少しだけ胸がすく思いがしました。

対等になった途端、義姉との付き合いが嘘みたいに軽くなりました。あの夜の夫の一言が、ずっと続いた我慢に区切りをつけてくれたんです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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