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「二度と来ないでほしい、内輪だけの集まりよ」私だけ誘わず集まっていたママ友→深追いをやめて気持ちが軽くなった瞬間

  • 2026.7.19

笑顔で誘われた春

娘が幼稚園に上がった春、私はすぐに数人のママ友と親しくなった。

「今度みんなでランチしましょうよ」

グループの中心にいるママは、いつも明るくそう声をかけてくれた。

「ぜひ。お店、私が探しておきますね」

知り合いのいない土地に越してきたばかりの私にとって、気軽に誘ってくれるその輪は、本当にありがたかった。

子ども同士も気が合って、送り迎えのたびに立ち話が弾む。休みの日には公園で待ち合わせ、お互いの家を行き来することもあった。やっとこの町に居場所ができたのだと、私は思っていた。

ところが初夏を過ぎたころから、少しずつ様子が変わっていった。

いつの間にか集まりの話が私にだけ届かなくなり、後日SNSに、楽しそうなお弁当会の写真が上がっていた。写っているのは、いつものメンバー。そこに私だけがいなかった。

最初は、たまたま予定が合わなかったのだと思い込もうとした。けれど、そういう集まりは、一度きりではなかった。

輪に入ると止まる会話

それでも、送り迎えで顔を合わせれば相手は笑顔だった。

「おはよう、今日も暑いね」

「おはようございます。ほんと、まいっちゃいますね」

けれど私が数人の輪に近づくと、さっきまで弾んでいた会話が、すっと止まる。それが何度も続いた。

楽しげな笑い声が、私の一歩で途切れる。その繰り返しに、心が少しずつすり減っていった。

理由を聞きたくても、子ども同士は仲が良い。角を立てて娘の居場所を奪いたくなくて、私は何も言えなかった。

幼稚園の門をくぐるたび、胃がきりきりと痛んだ。

ある朝、園庭の隅で、中心のママが別のママにこう話しているのが聞こえてしまった。

「二度と来ないでほしい、内輪だけの集まりよ」

心臓が冷えた。それでも同時に、ずっと見えなかった答えが、やっとはっきりした。

深追いをやめた日

私は、輪の中に戻ろうとするのをやめた。

(誘われない集まりを気にするのは、もう終わりにしよう)

SNSを開いて胸を痛めるのも、全部やめる。その代わり、娘との時間を大事にした。

「ママ、今日ね、鉄棒で前まわりできたんだよ」

「すごいじゃない。帰りに公園で見せてよ」

降園後は二人でおやつを選び、公園に寄ってから帰る。そんな毎日が、何より心地よかった。

不思議なもので、深追いをやめた途端、あれほど痛んだ胃が静かになった。

送り迎えでは、これまで通り誰にでも笑顔で挨拶する。ただ、無理に輪へ入ろうとはしない。

「ママ、次はさかあがりも見ててね」

「もちろん。ちゃんと見てるよ」

大人の輪に自分の居場所を探すのをやめたら、世界はこんなにも軽かった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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