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彼が友人に共有した写真で→私が贈ったマフラーだけが、なぜか色違いになっていた

  • 2026.6.26
ハウコレ

好みに合わなかったのだろうか。確かめるのが怖くて、それでも私は思いきって尋ねました。返ってきた答えは、想像していた理由とは、まるで反対のものでした。

友人グループのチャットに、彼が誕生日にもらった贈り物の写真をあげていました。テーブルの上に、私が選んだマフラーも並んでいます。けれど、その色が記憶と違っていました。私が手渡したのはグレーだったはずなのに、写真の中ではネイビーになっていたのです。

私が選んだ色じゃない

写真には「今年ももらってばかりです。みんなありがとう」と一言だけ添えられていました。

何度見返しても、編み目の模様は私が贈ったものと同じです。違うのは、色だけでした。売り場でいくつもの色を当てて、彼に似合うグレーを選んだのは、私自身です。それなのに、写真の中のマフラーは、はっきりと別の色をしています。同じ商品の、色違い。そう気づいて、選んでいたときの時間が急に遠くなりました。

気に入らなかったのかな

色を変えたということは、私の選んだものが好みではなかったのかもしれません。それとも、最初から付け替えるつもりで受け取ったのか。考え始めると、悪いほうへばかり想像がふくらみます。

色を決めるのに、私はずいぶん長く売り場に立っていました。彼の顔まで思い浮かべて選んだ色が、こんなにあっさり置き換えられている。確かめたい気持ちと、聞くのが怖い気持ちが、入力欄の前で行ったり来たりしました。

思いきって尋ねたこと

結局、責める口調にならないよう、用件だけを軽く送ることにしました。

「マフラー、色を変えたの?」

返事が来るまで、ほかのことが手につきません。気に入らなかったと言われたら、と身構えながら、画面の端の既読の表示を見つめていました。

そして...

返ってきたのは、思ってもみなかった事情でした。

「ごめん、出先でなくしてしまったんだ。すぐ同じものを買いに行ったけど、残っていたのがその色だけで」

気に入らなかったからでも、私の選んだ色を否定したかったからでもありません。なくしてもなお同じものを探してくれたことのほうが、私にはずっと伝わってきました。色が変わっていた理由を、責めなくてよかったと思います。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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