1. トップ
  2. ヘルスケア
  3. 医師「血糖値の低下につながる」→実は『糖尿病』の予防に効果的だった…今日から始めるべき“たった1つの習慣”とは?

医師「血糖値の低下につながる」→実は『糖尿病』の予防に効果的だった…今日から始めるべき“たった1つの習慣”とは?

  • 2026.8.19
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

糖尿病内科医の山村そう先生が、血糖値の変化を実際に検証しながら、糖尿病予防や健康に役立つ情報を発信しているYouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」。

2024年6月17日に公開された『今日から始めよう!万人ができる糖尿病改善・予防習慣!』では、日光を浴びることが血糖値や血圧、メンタルヘルスに与える可能性について、海外の研究結果をもとに解説しています。

日光を浴びることは体内時計を整えるだけでなく、糖尿病予防や健康維持にも役立つ可能性があるそうです。

今回は、動画で紹介されていた「日光と健康の関係」について見ていきましょう。

日光を浴びると血糖値の上昇を抑えられる可能性

最初に紹介されていたのは、日光が血糖値に与える影響です。

山村先生は、イギリス・ロンドン大学の研究で、670nmの赤色光を浴びることで、食後の血糖値上昇を抑えられる可能性が報告されたと紹介しています。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

研究では、太陽光に含まれる「670nmの赤色光」を浴びることで、細胞内にあるミトコンドリアの働きが活発になることが分かったそうです。

ミトコンドリアは細胞が活動するためのエネルギーを作る役割を担っています。その働きが活性化すると、血液中のブドウ糖が細胞へ取り込まれやすくなり、血糖値の低下につながる可能性があるといいます。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

また、この研究では、

670nmの赤色光を照射した研究では、糖負荷試験後の血糖値上昇が27.7%低下したという報告も紹介されていました。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

日中は太陽光を浴びて体を動かすことが大切

動画では、太陽光と人工照明の違いについても説明されていました。

血糖値へのよい影響が期待される670nmの赤色光は、自然の太陽光には含まれていますが、LED照明などには含まれていないそうです。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

そのため、室内で照明を浴びるだけでは同じ効果は期待しにくく、実際に屋外で太陽光を浴びることが大切(※)だと話しています。

※670nm付近の赤色光は太陽光にも含まれています。ただし、今回紹介した研究は特定の波長の赤色光を用いたものであり、通常の日光浴で同程度の血糖改善効果が得られることを直接示したものではありません。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

さらに、日光を浴びながらウォーキングなどの軽い運動をすると、食後の血糖値スパイクの改善も期待できるそうです。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

在宅勤務などで日中に外へ出る機会が少ない人は、昼休みなどを利用して散歩を取り入れてみることを勧めていました。

血圧やビタミンDにもよい影響が期待できる

山村先生は、日光には血糖値以外にもさまざまな健康効果が期待できると紹介しています。

紫外線を浴びると皮膚から一酸化窒素が放出され、血管が広がることで血圧が下がりやすくなる可能性があるそうです。

高血圧は脳卒中や心臓病など生活習慣病の原因にもなるため、血圧管理にも役立つ可能性があるといいます。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

また、太陽光はビタミンDの生成にも欠かせません。こうした面でも、血糖値にもよい影響を与える可能性があると話していました。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

メンタルヘルスや睡眠リズムにも関係

動画では、日光と心の健康についても紹介されていました。

約9万人を対象にしたオーストラリア・モナシュ大学などの研究では、昼間に日光を浴びている人は、うつ病のリスクが20%低かったそうです。

一方で、夜間に強い人工光を長時間浴びている人では、うつ病のリスクが30%高かったという結果も報告されています。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

山村先生は、昼間は自然光をしっかり浴び、夜は強い照明を控えることで体内時計が整い、睡眠の質やメンタルヘルスの改善にもつながる可能性があると説明していました。

undefined
出典:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

日光を浴びる習慣が健康づくりにつながる

今回紹介されていたのは、日光を浴びることが血糖値の管理だけでなく、血圧やビタミンDの生成、メンタルヘルスなど、さまざまな健康効果につながる可能性があるという内容でした。

山村先生は、昼休みに散歩をしたり、景色を眺めながら軽くウォーキングをしたりするなど、無理のない範囲で日光を浴びる習慣を取り入れることを勧めています。

毎日少しでも太陽の光を浴びる時間を意識することが、糖尿病予防をはじめとした健康づくりの第一歩になるのかもしれません。


動画:今日から始めよう!万人ができる糖尿病改善・予防習慣!

協力:やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。
※過度な日焼けや熱中症を防ぐため、季節や時間帯に合わせて短時間(15〜30分程度)の散歩から無理のない範囲で取り入れましょう。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ