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フェンディが2027年クルーズコレクションを発表。マリア・グラツィア・キウリが描く、現代のワードローブ

  • 2026.6.1

フェンディが2027年クルーズコレクションを発表。マリア・グラツィア・キウリにとって、フェンディで初となるクルーズコレクションは、“プロジェクトの物語”、“働き方のマニフェスト”、“意図の表明”という多層的な意味を宿すものとなりました。

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今回のコレクションでキウリが見つめたのは、素材の品質、フォルムの探求、そして衣服が身体にもたらす親密な感覚。彼女自身のアイデンティティを再確認しながら、フェンディのワードローブを形づくるべき概念を、より明確に打ち出しています。

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キーワードのひとつは「ブルジョワジー」。ここでは、クラシックな階級意識ではなく、身体、世代、行動、欲望、期待が交差する、現代的で包括的なカテゴリーとして語られています。衣服はただ着るものではなく、時間の経過や自己認識とともに変化していく、身体との“共感的な関係”を持つ存在としてキウリは表現しています。

ウィメンズとメンズが並行して進み、互換性のあるアイテムを共有。パンツとシャツが一枚の服のように見える構成や、自分のニーズに合わせて分解・再構築できるユニフォームのような発想が、現代のワードローブに新しい自由をもたらします。

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そしてアクセサリーとアパレルの関係性にも注目。フェンディを象徴する素材であるパーチメントは、再解釈された“バゲット”バッグの中で、スタッズ付きブラックレザーと合わせています。ウェアではパーチメントが色彩として登場し、ブラックとのコントラストを引き出しています。

コレクションを象徴するモチーフとして登場するのは、生命の木。自然、人類、理性、共存を想起させるデザインは、キウリが掲げるモットー「Less I, more us(私よりも私たち)」へとつながります。

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また、今回のコレクションに伴い発表されたショートフィルム『鏡の向こうに(BEYOND THE MIRROR)』では、幻想と現実が交錯するローマを舞台に、建築、映画、ファッションが融合した詩的な世界観を表現。1977年にカール・ラガーフェルドが制作したファッション史上初のファッションフィルム『イストワール・ド・オー』へのオマージュとして制作されました。

フェンディの 2027年クルーズコレクションは、個の装いを超えて、共に生きる時代のエレガンスを問いかけるコレクション。伝統と革新、構築としなやかさが響き合う、フェンディの新章を感じさせます。

お問い合わせ先/フェンディ ジャパン tel.0120-001-829

※この記事は2026年6月1日時点のものです。

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