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女性のがん検診を東京都が支援。はたらく世代に多い2つのがん

  • 2026.5.22
出典:シティリビングWeb

森まどかさん

医療ジャーナリスト。日本医学ジャーナリスト協会正会員。健康経営エキスパートアドバイザー。医療専門放送局キャスターを経て独立。くらしにおける医療課題等を取材しメディア出演や執筆で発信

出典:シティリビングWeb
女性のがん検診を東京都が支援はたらく世代に多い2つのがん

先月、東京都が、子宮頸がん検診や乳がん検診を受けた人に2000円相当のポイントを付与する等の「女性のがん検診受診応援事業」を始めると発表しました。国が推奨する「がん検診」では、子宮頸がんは20歳以上、乳がんは40歳以上が対象です。

これら2つのがんは“はたらく世代”に多いことが特徴。子宮頸がんは20代後半から急増し、40代前半がピーク。乳がんは30代から増え始め、40代後半に最初のピークを迎えます*1。

どちらも早期に見つけることで非常に高い治療効果が期待できますが、初期にはほぼ自覚症状がありません。だからこそ、症状のない段階で定期的に受ける「がん検診」が大きな意味を持ちます。

しかし、直近の検診受診率はどちらも40%台*2と、半数に届いていません。今回の支援事業が、がん検診に関心を持つ女性を増やすきっかけとなり、全国へも積極的な取り組みが広がることを期待したいところです。

では、検診はどのように行われるのでしょうか。子宮頸がん検診では、子宮の入口部分を専用のブラシ状やヘラ状の器具でこすり、細胞を採取します。乳がん検診は、マンモグラフィという専用の装置で、乳房を薄く伸ばして撮影します。

検診は、緊張から痛みに近い不快感を覚える人もいますが、検査自体は短時間で終わります。初めて受けるときは不安があるかもしれませんが、定期的に受けることで慣れていきます。また、検診を通じて医療機関の雰囲気や医師との相性もつかめ、安心できると感じる医師が見つかれば「かかりつけ医」としても受診しやすくなります。

*1 出典: 国立がん研究センターがん情報サービス

*2 出典: 厚生労働省「国民生活基礎調査」

出典:シティリビングWeb

定期的な検診が重要 ※写真はイメージ

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