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紫外線や花粉による「春の肌トラブル」の対処法を医師が解説

  • 2026.4.23

春の肌トラブル

働く女性が気になる症状や疾患について解説。今回は、この時季の紫外線や花粉の飛散で特に気になってくる春の肌トラブルをひもときます。

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは…北條元治先生

医学博士。東海大学医学部客員教授。細胞の製造・保管や再生医療の技術・導入支援を行うセルバンク代表取締役。YouTubeでも積極的に情報を発信中

Q.春の肌トラブルの主な原因は?

春は花粉の影響に加え、紫外線量が徐々に増える季節です。紫外線対策はこの時季から始める人も多いと思いますが、本来は通年での対策が必要です。日焼け止めは一年中使用するのがベター。塗り方の正確さよりも「習慣化すること」が重要です。多少雑でも継続することが、予防につながります。

また、顔だけでなく全身でかぶれやすいなど、刺激に敏感な人は肌トラブルを起こしやすい傾向があります。季節の変化の影響も受けやすいため、日頃から自分の肌状態に目を向けることが大切です。

Q.肌トラブルの前兆は?

いつもと同じ化粧水なのにヒリヒリする、洗顔後に肌が突っ張るなど、「普段と違う」「違和感がある」のがサインです。こうした変化を見逃さず、感じた時点で使用を中止しましょう。違和感を我慢して使い続けると、トラブルが悪化する可能性があります。「なんとなくおかしい」と感じた自分の感覚を信じることが、肌を守る第一歩です。

Q.日ごろからできる対策は?

基本は「刺激を与えないこと」です。こすらない、剥がさない、紫外線を避けるといったシンプルなケアが重要です。帰宅後は早めにメイクを落とし、休日は肌を休ませる時間をつくるのも有効です。トラブルを隠そうとメイクを厚くすると、メイクオフにも時間がかかり、結果的に肌への負担が増える悪循環になるため注意しましょう。違和感を覚えたら我慢せず、早めに対応することが大切です。

Q.ピーリングや角質ケアは必要?

角質は生命反応のない細胞なので、爪を切っても痛くないように、取り除いてしまっても痛くありません。ではなぜそんなものが私たちの体に貼りついているのか。角質は本来、外部刺激から肌を守るバリアの役割を持っています。正常に機能している場合、無理に剥がす必要はありません。

美容医療はほかの医療とは違い、最終的な施術の判断は患者さん本人に委ねられます。もちろん医師もアドバイスは行いますが、正しい知識を持ったうえで選択することが大切です。

Q.肌トラブル時のNG行動は?

肌トラブルが起きているときに避けるべきことは、摩擦・紫外線といった刺激を与えることと、違和感があるのに我慢してスキンケアアイテムなどを使い続けることです。日焼け後に特別なケアで回復させようとするのも逆効果になることがあります。スキンケアは決して“治療”ではないため、少しでもヒリヒリする、しみるなどの違和感があれば使用を中止し、必要に応じて皮膚科などを受診しましょう。

肌トラブルの根本の解決には、まず原因を見極めることです。コスメやスキンケアに限らず、女性であれば月のゆらぎが影響している場合もあります。週末などにスキンケアやメイクを一切やめて、洗顔もぬるま湯だけで行い、様子を見てみましょう。それで改善すれば、コスメやスキンケアアイテムの何らかの刺激が原因と考えられます。

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