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建築家がリノベーションで整えた一軒家の住まい。庭の緑を主役にしたリビングづくり:素敵なおうち訪問 平野さん宅 前編

  • 2026.5.21

平野さんのおうちDATA

庭の緑を主役にした一軒家のリビング
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おうちDATA

建築士・平野裕子さんの住まいの間取り図
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・2LDK+エントランス(4.5畳)+倉庫+1DKのゲストルーム
・世帯人数 2人

平野裕子さん(建築士)
国内外さまざまな土地での暮らしや旅を重ね、愛媛へ移住。ポーランド人のパートナーと2匹の猫と、海のそばで音楽と本に囲まれた暮らしを楽しんでいる。ジムで泳いだ後、カフェで本を読むひとときが、日常のささやかな幸せ。
Instagram:@qbdesign_yukohirano

IDEA 1

人が集う、庭の緑が主役のリビング

瀬戸内海にある中古の一軒家を購入し、リノベーションをしたのは4年前。もともと土壁の家に惹かれていた平野さんは、古い家のよさを生かしながら、素材選びにもこだわりました。合板やクロスは使わず、無垢の木や漆喰など、自然素材で仕上げています。 その心地よさから、住まいでありながら仕事場としても機能し、人が自然と集う場所に。 「仕事仲間もご近所さんも友人も、みんなごちゃまぜでここに集まります。食事会をしたり、音楽会を開いたり、家をフル活用しています」 この家の主役は、庭の緑を楽しむリビング。

庭の緑を主役にした一軒家のリビング
ダイニングテーブルの後ろのソファは造作で。

趣味のものに囲まれた、居心地のいい場所

庭の緑を主役にした一軒家のリビング
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庭の緑を主役にした一軒家のリビング
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リビングには、たくさんのギターやピアノなどの趣味のものが、インテリアのように自然と溶け込んでいます。平野さんとパートナー、それぞれの大切なものだそう。

「Story & Factory」のダイニングチェア
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庭の緑を主役にした一軒家のリビング
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「Story & Factory」のダイニングチェアは、佇まいも美しい一脚。木のトレーは大工さんの手作りで、木のものたちが心地よく並びます。

IDEA 2

目指したのは、森のような庭

庭の緑が広がるウッドデッキ
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リビングとゆるやかにつながるウッドデッキの奥には、ゼロからつくり上げた庭が広がります。造園家に木を植えてもらい、その後は2年ほどかけて、自分たちの手で少しずつ育てていったそうです。 「テーマは、つくり込みすぎない“雑木林”のような佇まい。落葉樹と常緑樹が混ざり合い、手をかけすぎず、あるがままの自然な姿を楽しめる庭にしています。木も、当時に比べてだいぶ大きくなりました」

広いウッドデッキ
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庭の緑が広がるウッドデッキ
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広々としたウッドデッキも、心地よい居場所に。経年変化でグレーがかった木肌が、庭の景色にしっくりとなじんでいます。 「ベンチは大人数でも腰かけられるようにつくってもらいました。気候のいい時季は、ここで食事をしたり、お酒を飲んだりして過ごしています」

IDEA 3

空間に寄り添う、ワークスペース

建築士のワークスペース
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自宅は、建築士としての仕事場でもあります。リビングの一角に設けた壁一面の造作デスクを、ワークスペースとして活用しています。 「ここでは図面を描いたり、パソコン作業をしたり。対面での打ち合わせは、後ろの大きなダイニングテーブルで行っています」 リビングの一角だからこそ、暮らしの延長にある空間であることを大切に。 「仕事をする場所ですが、アートやレコード、本など、テンションが上がるものに囲まれていたらいいなと。そんなイメージで空間をスタイリングしています」

IDEA 4

もとの佇まいを生かした、広々とした玄関

広い土間を生かした本棚スペース
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4.5畳のゆとりある玄関は、前の家の雰囲気を生かした空間。ここには本棚を置き、暮らしの一部として活用しています。 「前の大家さんが漁師で、ここはもともと倉庫として使われていた場所だったんです。その半分を玄関にしました。天井もそのまま残していて、梯子も前の大家さんが残してくれたものを、インテリアとして使っています」

建築士のワークスペース
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自然素材に包まれ、美しいお庭とともに暮らす平野さんの住まい。後編では、こだわりが詰まったキッチンや寝室など、さらに素敵な住まいをひもときます。

photograph:Tsubottle edit & text:Riho Abe illustration(間取り):Kayo Yamaguchi
※画像・文章・イラストの無断転載はご遠慮ください

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