1. トップ
  2. ワザあり収納術で50代の住まいを整える!達人に聞く「玄関収納」「玄関ホール収納」「リビング収納」の極意

ワザあり収納術で50代の住まいを整える!達人に聞く「玄関収納」「玄関ホール収納」「リビング収納」の極意

  • 2026.6.1

しまいにくい、見つからないなど、整理・収納がストレスの原因になっていませんか?
スペシャリストが実践しているノウハウを教えていただきました。
暮らしにも心にもゆとりが生まれる神ワザは必見です!

教えていただいたのは・・・
ストレージの達人
窪嶋真弥さん
DESIGN LIFE主宰。整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト、ルームスタイリスト1級、ライフオーガナイザー2級。整理収納をサポートし、各種セミナーも開催。https://www.design-life.net/

家族の動線を紐解き暮らしやすい収納へ導く

一軒家にお住いの窪嶋さんは夫婦と2人の息子さんとの4人暮らし。
 
息子さんは高校2年生、中学2年生と育ちざかりで次男が野球クラブチーム所属のため、泥で汚れる道具も多く、玄関を入ってすぐのウォークインシューズクローゼットが大活躍。
 
「外で使うものはすべてここに収納し、宅配の開梱も玄関で行い、ダンボールも捨てやすいよ
う畳んでストッカーに立てておきます。外からの泥や汚れは家に持ち込まず、ここで完結できるように仕組みを作りました」
 
現在の家は2階建てでその前はマンション住まいだったという窪嶋さん。
1階と2階の行き来をできるだけ少なくできるように動線を考え、収納場所を分けたといいます。
 
「寝室やバスルームが2階にあるので、家族全員、身支度してから下りるようにし、1階と2階で使うものを分けました。玄関から入ってすぐのところに洗面所と収納があるので、雨で濡れたり、汗だくで帰宅した際は、拭いたり洗ったりしてからリビングに入れ、ラクにキレイな状態が保てています」

1 玄関収納

出かけるときに使うものすべてがここに。汚れを室内に持ち込まない工夫
家を建てたときに設置した、L字型のウォークインシューズクローゼットをフル活用。
外で使うものはすべてここに集約し、家の中への土汚れの持ち込みを徹底ガード。
家族4人のものの場所を区分けし、共通で使うものはラベリングして置き場を共有します。

扉を開けてすぐ取れる!よく使うバッグ類を壁に吊り下げて
次男の部活バッグ、愛犬(わたあめくん)のお散歩バッグ(うんち処理袋、給水マナーボトルなど)やキャリーバッグなどを収納。

庭や外まわりの掃除グッズは最下段を置き場に
ケルヒャー高圧洗浄機、外掃除のほうきやちりとり、雑草を抜くグッズ、じょうろ、靴用の洗濯バケツとブラシなどの定位置に。

季節ごとの靴の入れ替えはせず、中身が見えるボックスを活用
これが窪嶋さんの靴すべて。
使用頻度の低い冠婚葬祭やおめかし用の靴などは、クリア素材の靴箱に入れて上の棚へ。中が見えるので必要なときにすぐ見つけられて便利。

シューケアグッズや虫よけなどは、ラベリングをして収納場所を家族で共有。

すぐには使わない季節外れのものや思い出の品は上段に隔離
遠足で使うレジャーシート、プール用品などはラベルを貼ったボックスにまとめて収納。
野球をする次男のサイズダウンしたグローブも上段へ。

ドア用の吊り下げ収納グッズや突っ張り棒で扉の裏にもひと工夫
息子さんたちの学校に行く際に必要な上履きや入校証などをひとまとめにして吊り下げ、出かけにさっと取れるように。
下部には外のゴミ箱に設置するためのゴミ袋をかけて動線を短く。

愛犬のお散歩グッズもバッグにまとめて玄関に。
さっと持ち出せます

2. 玄関ホールの収納

非常持ち出し袋や、横の洗面台用のグッズなど、動線ゼロの収納
玄関から上がってすぐの場所にある収納には、隣にある洗面台で使う、手洗い洗剤やハンドタオル、ペーパータオルなどのストックを。
家の中から即座に取り出して玄関へ行けるように防災グッズもここに収納。

一番上の棚にはめったに見ない家の書類、2段目にはエコバッグ、ウェットティッシュ、
ペーパータオル、3段目は段ボールなどをまとめる・荷物を送るための梱包セットや掃除グッズを収納。

取り出しやすい中段はひんぱんに入れ替えるハンドタオル類の定位置
左奥に洗面所があるので中段にハンドタオルをストック。
家族用と来客用に分けて、それぞれ4枚ずつと適正量を決めて、ため込みすぎを防止。

災害用の備蓄を兼ねて水は2Lを9本までローリングストック
2Lボトルがちょうど9本入る棚を設置。少なくなったら補充し、使いながら災害にも対策。
横にプロ監修の非常持ち出し袋を家族分用意。

3. リビングの収納

家族が使うこまごましたものは、人別・用途別に小分けして、イライラ軽減
階段下のデッドスペースは、キッチン、ダイニング、リビングに近いベストポジション。
窪嶋さんが自ら高さや奥行きを設計して収納を設置。家族全員の薬や診察券、出かけにすぐ取れるようにマスクを。ティッシュなども探さずに取り出せるように整理整頓。

・最上段はホットプレート置き場。出番は少ないが、さっと取り出しやすい。
・封筒やレターパックなどをファイリング。細々とした文具、レシートなども分けて収納。
・掃除機は山崎実業のスタンドを使ってドア横の壁に立てられるように固定。

箱買いした持ち出し用のペットボトルなどはキャスターつき台に載せてストック。動かせるので奥の棚も使え、掃除もラクチン。

薬や病院の診察券は人別にまとめて一目瞭然に
薬は市販薬と処方薬を分け、ラベリングで行き場を明確にし、上から見て探しやすいように立てて収納。

保険証やお薬手帳、かさばりがちな診察券などは人別にケースに入れてひとまとめに。
バッグに入れてそのまま持ち運べて、診察券をなくす心配もなし。

目薬や軟膏などの細かい処方薬は、連結できる100円グッズ(靴下カップ)で仕切って立てて収納。

photograph: Yusuke Shirai text: Mizuki Sakaguchi
 
大人のおしゃれ手帖2026年5月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる