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【パン飲み最前線2026】名古屋・京都・大阪でチェックすべき、パン飲み店4選!

  • 2026.5.18
Hearst Owned

「パン飲み」という新しい食のスタイルが全国各地で盛り上がっている。ワインはもちろん、本格焼酎やクラフトジンなど、自由なお酒のセレクトとパンを楽しんだり、朝は街を支えるベーカリーが夜には止まり木のようなバルへと姿を変えたり。この多様なパンとお酒の楽しみ方が感度の高い食いしん坊たちを夢中にさせている。名古屋、京都、大阪で人気のお店4店をご紹介。次の旅はその街ならではの「パン飲み」を目的にしてみない?

Photo :SATOSHI FUKUDA(na)TAKAHIRO TAKAMI(this is ormary store,mati)SHUNGO TAKEDA(urapane)Text : JUNKO AMANO(this is ormary store,mati,urapane)

FUKUDA SATOSHI

ナ/名古屋・栄

オープン前からの行列も納得!
パンだけでなく料理もピカイチ

「na(ナ)」は名古屋でカジュアルビストロ「eau」やオールデイダイニング「VOLLON」、居酒屋の「大賛成」といった人気店を展開するオーナーシェフの仲野智博さんが2022年にオープンさせた、パンと料理、お酒のお店。名古屋の街にパン飲みカルチャーを根付かせた存在だ。

ブランチからティータイム、ディナーと一日中楽しめる店だが、アラカルトメニューとブランチセットの両方から料理を選べる10時から14時は自由で贅沢な真昼のパン飲みを叶えてくれるゴールデンタイム。ラインナップされる約10品のアラカルトメニューは、フレンチやイタリアンをベースにハーブやスパイス、さらに中東やエスニックのエッセンスを巧みに取り入れた独創的な一皿ばかり。

なかでも「自家製サーモンフュメ」(アラカルト¥1,200)は、ローストしてコクを増したケイパーとディルをあしらった、細やかな工夫が光る。じゃがいもとセロリをヨーグルトであえたサラダ、半熟卵を添えることで、重層的なうま味と酸味がお酒を誘う。パンは北海道産「キタノカオリ」100%に甘酒とレーズン酵母を加えたチャバタで。もっちりとした食感から溢れ出す力強い甘みが、濃厚なサーモンと相性抜群。

また、深く豊かな香りを放つ「オムレツ ポルチーニクリーム」(¥1,500)も見逃せない。生クリームやグラナ・パダーノ、トリュフオイルを贅沢に使った濃厚な卵に、ポルチーニソースが重なる。ふわっと柔らかなパン・ド・ミにソースを余すことなく絡めて味わいたい。




Satoshi Fukuda

食材の組み合わせだけでなく、彩りにも心躍る!

14時までのブランチセット(¥2,200)は、サンドイッチ、タルティーヌ、サワードゥと料理のプレートといった、タイプが異なる3種類がある。セットドリンクでグラスワイン(+¥200)も選択可能なのもうれしい。

なかでもファンが多いのは、日替わりで内容が変わるタルティーヌだ。ルヴァン種を用いてじっくり発酵させ、粉の風味を最大限に引き出したカンパーニュにサワークリームとハーブのソースを塗り、旬のほたるいかのコンフィやほたるいかのタプナードを贅沢にのせ、スナップエンドウや金柑、マイクロハーブで彩りを添える。ほたるいかのほろ苦さやソースの爽やかさ、金柑の酸味といった多彩な風味が重なり、口のなかで見事な調和を生み出す。

バイマックルが香る紫キャベツのマリネや、ガラムマサラの辛みが効いた大根のアチャールを合間に挟めば、ワインが止まらなくなること請け合い。

グラスワインは白・赤各3種類に加え、オレンジワインなど常時5〜6種類(¥900~)が揃う。また自家製レモンサワーやハイボールなどが用意されているので、パンを肴に自由なペアリングを楽しみたい人にとってこの店は最高の場所だ。

Satoshi Fukuda

店内の各所に光る、センスのよさ!

白を基調にウッドのカウンター、テーブルで統一された店内は、アンティークのランプなどが配置されたり、仲野さんのこだわりが随所に現れ、落ち着いた雰囲気を醸し出している。「イートインメニューを参考に家でもパン飲みを楽しんで欲しい」という思いから、店の入り口には焼き立てのパンがずらっと並ぶ。

1 デニッシュ系や菓子パンが20種類、総菜パンが16種類、食事系が11種類ある。オープン直後のショウケースにぎゅうぎゅうと並ぶパンを見るとワクワクしてしまう。

2 オーナーシェフの仲野智博さん。名古屋だけでなく、2025年8月には東京・虎ノ門にフレンチレストラン「SMUK」をオープン。また6月には名古屋・栄駅に直結した「HAERA」内にパン飲みもできるベーカリーカフェ「National Bakery」をオープンさせる予定。今後の活躍がますます楽しみ。

3 10人も入れば満席になる立ち飲みカウンターのみだった店内は昨年スペースを拡大。新たにテーブル席を設けてよりゆっくり過ごせる店へと進化した。

na(ナ)
住所/名古屋市千種区内山3-31-27
営業時間/ブランチ10:00~14:00、カフェ14:00~17:00、ディナー17:00~20:30、テイクアウト10:00~(売り切れ次第終了)
電話/052-688-7448
定休日/水曜(祝日の場合は営業)
Instagram/@na.nagoya

TAKAHIRO TAKAMI

ディスイズオーマリーストア/京都・五条

しめサバや日本酒も。自由度の高いベーカリー酒場

「パン単体ではなく、料理やお酒と楽しむのが好きなんです」と、店主の平居勇一郎さん。ベーカリー勤務の経験はないが、独立まで働いていた飲食店で自らパンを作り提供していた。2023年に開いた自身の店は隣にパン工房を設け、高加水長時間熟成のʠ外パリッ中もっちりʡなハード系を中心に、食パン、キッシュ、サンドイッチなど、種類豊富に毎日10種類以上のパンを製造。フードはボーダレスにブリの炙りやしめサバなど、一見、パンよりごはんが合いそうな魚料理もソースや素材合わせに工夫を凝らし、パンに寄り添うおいしさ。酒の守備範囲も広く、平居さんの好きな焼酎や日本酒をオンリスト。ガラス張りの店内には立ち飲みカウンターとベンチシートを設け、テイクアウトだけでも、軽く一杯でも気軽に立ち寄れる空気感が今っぽい。

ちょっとずつ総菜が盛り合わせになった「5種盛り合わせ」はパン付きで¥2,000。この日は「しめ鯖とブルーチーズのマッシュポテト」や「ブリの炙りタプナードソース」など。きれいな味わいの「なかむら」の芋焼酎ソーダ割り。芋焼酎¥700〜。

TAKAHIRO TAKAMI

ショウケースには“よく焼き”系のパンが並ぶ

アラカルトの料理はもちろんだが、ショウケースにあるサンドイッチでパン飲みも可能。具沢山のボリュームあるパンはお酒との相性抜群。

またセットで付いていなくても、店頭で販売しているパンを選んで料理に付けることができる。食べきれなかったパンはお持ち帰りして、家でもパン飲みを楽しみたい。

1 「サーモン・モッツァレラ、フルーツトマトサンド」¥600。

2 パンは入り口すぐのガラスケースにディスプレーされている。

TAKAHIRO TAKAMI

ハイセンスな店が並ぶ、注目エリア

JR京都駅からも近く、おしゃれな飲食店が最近増えてきて注目のエリアとなっている五条にある。店内のカウンターには店主おすすめの焼酎のボトルがずらっと並ぶ。

1 立ち飲みカウンターとベンチスタイルがある店内。

2 若き店主の新店が増える五条界隈にある。オープン直後から人が次から次へと訪れる。

thisisormarystore(ディスイズオーマリーストア)
住所/京都京都府京都市下京区富小路六条上る本塩竈町533-3
営業時間/12:00〜20:00(時間変動あり、売り切れ次第終了)
定休日/火曜、不定休あり
Instagram/@this_is_ormary_store

TAKAHRO TAKAMI / Hearst Owned

マチ/京都・左京区

陽光差し込む昼飲みが似合うパンとワインの店

京都のイタリアンバル「イルラーゴ」やワインと串揚げの「シロトクロ」の姉妹店。パン好きの間で定評あるベーカリー「ボンボランテ」出身の土井葉美さんが店長を務め、「イルラーゴ」譲りの気の利いた洋総菜やナチュラルワインと自家製酵母を使った長時間発酵パンが楽しめる。かむほどにおいしいシンプルな食事パンに加え、マッシュポテトとオリーブを練り込んだフーガスや塩漬け豚のコンフィを包んだエピなど、それだけでワインの良き相棒になるアテパンもお得意。テイクアウトだけでも利用でき、ベーカリーとしてもファンを確立している。元印刷所だった建物は天井が高く、窓からは琵琶湖疏水沿いの街路樹の緑が望める絶好のロケーション。ワインのセレクトも軽やかなロゼやペティアン、低アルコールなど、昼飲みにドンピシャだ。

写真は「苺と胡桃のブラッタチーズのカプレーゼ」¥2,500、「自家製薄切りロースハム・トンナートソース添え」¥1,200、「新じゃがとオリーブのフーガス」¥450、ナチュラルワイン・グラス¥1,200〜。

TAKAHIRO TAKAMI

鮮魚のタルティーヌも見逃せない!

鮮魚を使ったタルティーヌも人気メニュー。メジャーな魚だけでなく、マイナーな魚もお目見えするので、訪れるのが楽しみになる。

「鮮魚のオープンサンド」¥1,500。この日は黒まぐろの幼魚ヨコワにツナのソースを合わせて。

TAKAHIRO TAKAMI

温かな雰囲気漂う、落ち着いた店構え

鴨川からもほど近い落ち着いたエリアにある店内は温かい雰囲気に包まれる。 お店を訪れたなら、パン飲みはもちろんパンのテイクアウトもお忘れなく!

1 カウンター前はスタンディング。2階のセラーではセルフでボトルを選ぶことができる。

2 赤いテントが目印。

mati (マチ)
住所/京都府京都市左京区聖護院東寺領町8-1冷泉ビルヂング1・2F
営業時間/土~火曜12:00~19:00、金曜16:00~21:00
電話/075・606・4589
定休日/水・木曜
Instagram/@mati_kyoto

SHUNGO TAKEDA

立ち飲みベーカリー うらパネ/大阪・靭本町

昼はベーカリー、夜は立ち飲みの2WAYスタイル

2022年のオープン以来、大阪のパン飲みシーンをけん引。昼は行列必至の「ウツボベーカリーパネーナ」として営業し、夜は屋号を変え、ビストロバルに業態が変わる。ベーカリーを併設した飲食店は増えているが、夕方になると陳列カウンターからパンがなくなり、小皿やカトラリーがセットされ、パン売り場がそのままスタンドとして使用されるケースは関西では希少。

メニューはパンに合う料理を軸に構成されていて、肉のパテや鶏レバーペーストなど、さく飲みのお供もあれば、パスタやメイン料理もあり。立ち飲みながら滞在時間が長くなる。アミューズは約8種類のパンを食べ放題で提供。ライ麦と全粒粉を使ったカンパーニュや高加水のもっちりとした「キタノカオリ」100%リュスティックなど、どれも粉の風味を感じる食事パンで、パンもワインも進む。

パン食べ放題の「あてパンアミューズ」¥550。中央の皿はカンパーニュに「鯖とクリームチーズいぶりがっこのリエット」¥580をのせて。「カンパリいちじくバター」¥450、グラスワイン¥680〜。

SHUNGO TAKEDA

パンだけでなく、お酒がついつい進む魅力的なメニューが揃う。「アボカドのアヒージョオリエンタルスタイル」(¥1,000)はオイルをパンにたっぷり浸して楽しんで。

SHUNGO TAKEDA

ネオンで印象が変わる店内に注目!

お昼はドライフラワーが飾られたウッド基調のほっこりした雰囲気の店内。夜になるとネオンの看板がきらめき、ワクワクする店内に雰囲気を一変させる。

SHUNGO TAKEDA

公園の近くで雰囲気抜群によし!

軒先にも立ち飲みスペースもあり。靭公園に隣接しており、公園に面したテラス席や個室もあるので、使い勝手抜群。

立ち飲みベーカリー うらパネ

住所/大阪府大阪市西区靱本町1-9-18
営業時間/17:30~23:00
電話番号/050・5600・9121
定休日/月・火曜
Instagram/@urapane_utsubo

Hearst Owned

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