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子育て講習「こんな手伝って感謝してほしいw」助産師「あなたが」夫たちは黙り、妻たちは『拍手喝采』

  • 2026.5.17

これは、私(30代)が育休中に参加した、子育て講習会での出来事です。夫婦参加が条件の場で、ある男性が育児について「こんなに手伝ってて、ほんと感謝してほしいっすよ」と発言し、隣にいた妻は気まずそうに俯いていました。しかし、講師である助産師の一言が、会場の空気を一変させたのです。

夫婦参加の子育て講習で感じた、小さな違和感

その日は助産師による講習会が開催され、市のコミュニティセンターを訪れていました。夫婦参加が条件ということもあり、会場には多くの夫婦の姿が見られます。

穏やかな雰囲気の中、参加者全員の自己紹介が始まりました。隣に座っていた山本さん(仮名・20代男性)の自己紹介が、この後会場の空気を一変させることなど、その時は誰も予想していませんでした。

「俺はやってあげている」と語る男性

山本さんは、自分の育児について話し始めました。「夜中のミルクは全部自分があげていて、嫁は寝ているんです」と、どこか誇らしげに語ります。さらに「会社で嫌な顔をされながらも育休をとった」と続き、その言葉には「俺はやってあげている」というニュアンスがにじんでいました。

話を聞きながら、私は胸の奥に引っかかるものを感じていました。そして最後に「こんなに手伝ってて、ほんと感謝してほしいっすよ」と言い切った瞬間、会場の空気が一気に冷えたのが分かったのです。

空気を変えた、助産師の一言

山本さんの言葉で静まり返った会場の中、講師の助産師が穏やかに口を開きます。「子育ては手伝うものではないですよ」と、穏やかな声でしたが、会場がしんとしました。

すると山本さんは「いや、俺めっちゃ手伝ってますよ?」と、少し食い気味に返します。しかし助産師は表情を変えず「子育ては共にするものであって、どちらかが手伝うという気持ちを持っている時点で間違っています」と、あくまで穏やかに言葉を重ねていきました。

さらに「レギュラーがコートに入るだけで『ありがとう』と言われますか?」と問いかけたあと「あなたがやっていることは、やって当たり前のことです」と言い切ったのです。

会場に広がった無言の圧

ふと周りを見渡すと、女性たちがそれぞれ自分の夫の方をじっと見つめていることに気づきます。視線を向けられた夫たちは、どこか気まずそうに体を小さくしていました。「育児は共にするのが当たり前」という、山本さんに向けられた言葉は、どうやらその場にいた男性全員に刺さったようです。

もちろん、私の夫もそのひとり。思わず目が合い、苦笑いする夫を見て、私は心の中で小さくガッツポーズをしていました。そして、これからどれだけ一緒に育児をしてくれるのか、少し楽しみになりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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