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娘たちが謎の嘔吐と高熱「数年に一回」校長の『昔話』に震え、娘「◯◯って出た」に「記憶が蘇った」

  • 2026.5.17

誰しも一度は耳にしたことのある「こっくりさん」。学生時代に試した経験を持つ方も少なくないでしょう。紙と十円玉さえあれば始められる手軽な降霊術として知られ、令和の今もなお語り継がれています。実際にはどんなことが起こるのでしょうか……今回は、こっくりさんにまつわる、私のお客様の実体験をご紹介します。

突然の体調不良

ある日の午後、娘Mが中学校から帰宅すると同時に嘔吐、発熱。慌てて病院へ連れて行きましたが、検査ではウイルス反応はすべて陰性。解熱剤と胃薬を処方されただけで帰宅しましたが、症状は改善しません。

翌日も学校を休むことになり、不安が募るばかりでした。

広がる不安

3日連続で休むことになったM。私は仲良しのママ友2人に「学校で流行っている病気はない?」とLINEで尋ねました。すると2人とも「うちの娘も同じ症状で休んでいる」と返事があったのです。

担任からは「仲良し3人組が同時に休んでいるのはボイコットでは?」と疑いの電話があり、私は必死に体調不良だと説明しましたが、納得してもらえず。胸が締め付けられる思いでした。

娘の涙の告白

その夜、私は改めてMに「変なものを買い食いしたんじゃない?」と問いかけました。するとMは泣きながら「買い食いより悪いことをしたかもしれない。もう死んじゃうかも」と告げたのです。

詳細を聞くと、仲良し3人で放課後に“こっくりさん”をしたのだと。しかも「お帰りください」と何度頼んでも十円玉は「い・や・だ」と動き続け、恐怖で指を離して逃げ帰ったとのこと。その後3人とも同じ症状で欠席していたのです。

私は学校に電話し事情を伝えると、「今すぐ学校に来てください」と校長。急いでママ友たちに連絡を取り、母娘6人揃って校長室へ直行しました。

校長は「二度とこんなことをするなよ」と言いながら娘たち3人の背中を強く叩き、それで終わりかと思いきや、私の背中も「失礼」と言って強く叩いたのです。

そして「これでもう大丈夫。数年に一回ね、こういうことはあるんですよ」と静かに告げる校長。他のママ友のことは叩かず、叩かれたのは私と娘たち3人だけでした。

奇妙な一致

帰り道、「もう二度としない」と誓い合い、次第に元気を取り戻す娘たち。「それにしても、こっくりさんで『しるか』『だまれ』『こっちゃん』て言葉が何度も出た時、怖かったね」と3人で振り返っていました。その瞬間、私は震えました。

30年前、中学一年生だった私自身もこっくりさんを試したことがあり、同じように『しるか』『だまれ』と返された記憶が蘇ったのです。

さらに『こっちゃん』というのは、当時の私のあだ名。しかもそのあだ名は私の名前に無関係で”こどもっぽいから”という由来でつけられたもの。家族にも話したことのないあだ名が、娘たちの体験に重なったのです。校長が私の背中まで叩いたのは、もしかすると私にも何かが憑いていると感じたからかもしれません。

今は元気に過ごしている娘たち。簡単にできるからと、軽い気持ちでやってはいけないものなのだと、改めて改めて思い知らされたのでした。

【体験者:40代・パート勤務、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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