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東京建築祭で特別公開される名建築3【大手町・丸の内・有楽町】

  • 2026.5.13
東京建築祭

2026年5月16日(土)から「東京建築祭2026」がスタートする。3回目を迎える今年は、各国大使館や学校建築、文化施設などが加わり、過去最多となる151件が参加。本記事では、その中から通常は非公開の建築を特別に公開する「特別公開」と、建築祭の期間に合わせて特別な展示を行う「特別展示」の対象となる大手町・丸の内、有楽町エリアの名建築を厳選。普段は閉ざされた扉の内側に足を踏みれられるチャンスをお見逃しなく!

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明治生命館

「明治生命館」は、ジョサイア・コンドルの弟子だった曾根達蔵が建築顧問となり、東京美術学校(現・東京芸術大学)教授の岡田信一郎が意匠設計を担当し、1934年に竣工した。

2025年は展示エリアを拡充し、新たに「明治安田 CAFE 丸の内」をオープンしたが、今回は「東京建築祭2026」に合わせて、普段は非公開の7階講堂を23・24日のみ特別に公開。創建時の姿に復元された吹き抜けの大講堂で、映画館を思わせる重厚な扉を開けると、壁面のレリーフや窓枠の意匠が目に入る。

さらに特別展示では、「明治生命館」が建設される前にこの場所に立っていた三菱二号館の巨大フォトモ(写真を切り抜いて組み立てるジオラマ)が展示されるので、こちらもお見逃しなく。

なお、建築祭期間中のみの特典として、リトグラフのハガキやトートバック等明治生命館記念グッズを購入すると、明治生命館イラスト入りコースターを漏れなくプレゼント。

住所/東京都千代田区丸の内2-1-1

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第一生命日比谷ファースト

「第一生命日比谷ファースト」の前身の建物のひとつ「第一生命館」は渡邊仁が設計し、1938年に竣工した日本近代建築の傑作。戦後はGHQ本部が置かれたことでも知られる。日本国憲法草案が起草されたこの建築は、圧倒的なスケールの吹抜け空間を残しつつ、リノベーションを経て、現代的なオフィスとして活用されている。

建築際では、皇居側1階ロビーにて、第一生命日比谷本社の歴史と最新のオフィスリノベーションを紹介するパネル展を開催。さらに、第一生命が所蔵する「現代美術の展望 VOCA展」の受賞作品も展示される。

住所/東京都千代田区有楽町1-13-1

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旧東京中央郵便局

1931年に竣工した名建築、「旧東京中央郵便局」を設計したのは、吉田鉄郎。このほかにも京都中央郵便局や東京中央郵便局など多くの逓信(ていしん、郵便・電信・電話などの通信事務)建築を手掛けた建築家だ。

吉田の合理的な設計思想は水平線を強調した端正な外観や八角形断面の柱に象徴され、一部保存・再生を経た現在も、建築の随所に確認することができる。

今回の特別展示では、4階の旧郵便局長室と地下広場で、創建当時の図面や保存工事の概要などの建築資料を展示する。

住所/東京都千代田区丸の内2-7-2

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