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『プラダを着た悪魔2』公開!名優メリル・ストリープの人生と美貌遍歴を16歳から振り返り

  • 2026.5.6
Getty Images, Aflo

メリル・ストリープといえば、アカデミー賞に史上最多の21回ノミネートされた経歴を持つ、まさに名優と呼ぶにふさわしい存在。76歳の今もなおトップ俳優として世界中の人々から愛されています。

2026年5月1日には、鬼編集長ミランダ・プリーストリーを演じた名作の続編『プラダを着た悪魔2』が公開。20年経った現在も変わらない美貌が話題となっています。ここでは、そんなメリルのビューティ遍歴を、高校時代の16歳から一挙振り返ります。

Text:Nathalie Lima KONISHI

Aflo

1965年 16歳頃

1949年、ニュージャージ州に生まれたメリルは同州のバーナーズ高校に進学。チアリーディングに没頭した学生時代、卒業生代表も務めたといいます。当時から目を引く存在であったことは間違いないようです。

Jack Mitchell / Getty Images

1976年 27歳頃

イエール大学演劇大学院で演技を本格的に学び始め、頭角を表したメリル。シガニー・ウィーバーなど新鋭が集まるクラスメイトのなかで、卒業時にはキャロル・ダイ演技賞を受賞しました。

俳優としてのキャリアを本格的にスタートしたこの頃の定番ヘアスタイルは、ふわっとかきあげた前髪です。

Aflo

1978年 29歳

ロバート・デ・ニーロにも演技力を認められて共演が叶った映画『ディア・ハンター』では、彫りの深い目鼻立ちを生かして力強いアイメイクで挑みました。

Ron Galella / Getty Images

1979年4月 30歳

1978年に結婚した彫刻家の夫、ドン・ガマ―との貴重なツーショット。モノクロ写真でもわかる艶やかなヘアと肌は、多幸感が溢れています。アカデミー賞授賞式にて。

Aflo

1979年 30歳

映画『クレイマー、クレイマー』では子育てや家事に消極的な夫と離婚や親権を巡って葛藤する妻を好演。意志のある滑らかなストレートヘアも印象的です。

Tom Wargacki / Getty Images

1980年1月 30歳

JFK空港にて息子・ヘンリー君を抱くメリルを捉えた1枚。くるっとまとめたシニヨンでオフモードに。

Bertrand Rindoff Petroff / Getty Images

1980年4月 30歳

映画『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞を受賞。レイヤーを入れたカールヘアは快活なムードを演出しています。相手役のダスティン・ホフマンとともに。

Aflo

1982年 33歳

映画『ソフィーの選択』では初めての主演に挑戦。ポーランド訛りの英語を習得し、根元から強めにつけたバウンスカールまで施し、役になりきる真摯な姿勢を見せました。並々ならぬ役者魂がこの作品に表れています。

Aflo

1982年 33歳

映画『殺意の香り』のポートレート。毛先を内巻きにしたストレートヘアと凛とした赤リップで知的なムードを見せました。

Barry King / Getty Images

1983年4月 33歳

映画『ソフィーの選択』でアカデミー賞主演女優賞とゴールデングローブ賞をダブルで受賞しました。こちらはデビュー4年目でオスカーを手にした記念すべき日のメリル。ハニーブロンドのカールヘアとナチュラルなメイクで幸せそうな表情を見せました。

ABC Photo Archives / Getty Images

1983年 34歳

レイヤーをたっぷり入れたハンサムなマレットヘアで、映画『シルクウッド』に臨みました。

Fotos International/REX/Shutterstock

1984年 35歳

長女・メイミーを出産後も役者業に邁進するメリル。頬骨にたっぷり入れたパワフルなチークがそれを物語っています。

Aflo

1984年 35歳

ロバート・デ・ニーロが相手役となった映画『恋におちて』では、丁寧にリップラインを引いたナチュラルブラウンの唇で、不倫ながらピュアな愛を濃密に演じました。

Sunset Boulevard / Getty Images

1985年 36歳

映画『愛と哀しみの果て』では、つば広の帽子とオレンジチーク&リップで顔立ちの美しさを引き立てています。

Getty Images / Getty Images

1987年 38歳

映画『黄昏に燃えて』では演技派俳優ジャック・ニコルソンと共演。生活が困窮した役を演じるにあたって、ザクッと毛先を切ったヘアスタイルを見せました。

Michael Ochs Archives / Getty Images

1988年 39歳

漆黒のボウルカットで臨んだのが、オーストラリアで起きた事件を映画化した『クライ・イン・ザ・ダーク』。このときも、オージーイングリッシュをマスターするなど、圧巻の演技力で人々を魅了しました。

Impressions / Getty Images

1988年 39歳

『クライ・イン・ザ・ダーク』のプレスカンファレンスでは、軽快なポニーテールを披露。後れ毛も残して自然体な雰囲気に仕上げています。

なお、映画の撮影で訪れたオーストラリアでオゾンホールのニュースを耳にしたのがきっかけで、環境保護活動に力を入れ始めたといいます。

Ron Galella / Getty Images

1989年1月 39歳

ゴールデングローブ賞の受賞時は、当時のトレンドともいえる豪華な巻き毛バングスとワンレンヘアを披露。遠目からでも分かるほど、華やかな存在感を放っていたはずです。

Rolf Konow / Getty Images

1993年 44歳

チュール付きの帽子からボーホーシックな伸ばしっぱなし風ヘアをのぞかせています。南米の富農一家の波乱を描いた映画『愛と精霊の家』より。

Ron Galella / Getty Images

1994年 45歳

「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」にハンドプリントと名前が刻み込まれ、トップ俳優としての地位を不動のものにしたメリル。ブロンズカラーの髪色で瑞々しさが際立ちます。

Sunset Boulevard / Getty Images

1995年 46歳

映画界の巨匠、クリント・イーストウッドと共演した映画『マディソン郡の橋』は不朽の名作のひとつ。ごく平凡な主婦を演じるべく、ブルネットヘアで親近感のある印象へと変身しました。

©Miramax/Courtesy Everett Collection / Aflo

1996年 47歳

映画『マイ・ルーム』では若き天才、レオナルド・ディカプリオと共演。丸みのあるマチュアなシニヨンヘアで温かい雰囲気を演出しました。当時22歳のレオナルドも初々しい。

Ron Galella / Getty Images

2000年 50歳

50代に突入したメリルは、白髪を生かしたナチュラルなヘアカラーへと移行。とはいえ、へルシーな血色感のある艶肌は健在です。上品に輝くローズベージュのリップも、変わらぬ彼女の魅力を引き立てています。

Stuart Ramson / Getty Images

2003年 54歳

テレビシリーズ『エンジェルス・イン・アメリカ』では、エイズと闘う主人公を演じるアル・パチーノと共演しました。プレミアでは聡明なショートヘアで登場。映画界の重鎮アルともハグをするなど仲良しな様子を見せました。

Aflo

2006年 57歳

世界中の女性に勇気とパワーを与えた映画『プラダを着た悪魔』では、鬼編集長ミランダを好演。威圧的な役を研究するのはもちろん、クールに輝くシルバーヘアも自ら提案。彼女の迫真の演技を支えたはずです。

なお、撮影中はアン・ハサウェイをはじめとする共演者と距離を取り、休憩時間もトレーラーで一人で過ごしていたというメリル。ここでも役者魂を感じさせられます。

David Lodge / Getty Images

2006年 57歳

ベネチア国際映画祭では一転して、メリルとアンが満面の笑みでレッドカーペットに登場。

緩くまとめたハーフアップでお目見えしたメリルは、社交的でオープンマインドな一面を見せ、「(共演者と距離をとっていた)撮影中は少し寂しかった」と撮影当時の想いを語っていました。

Stephen Lovekin / Getty Images

2008年 59歳

映画『マンマ・ミーア!』プレミアのアフターパーティにて、娘役のソフィを演じたアマンダ・サイフリッドと。ふんわりとしたハーフアップヘアにまとめたメリルからは、アマンダを本当の娘のように包み込む大らかさが溢れ出ています。

Aflo

2009年1月 59歳

実在の料理研究家、ジュリア・チャルドを演じた『ジュリー&ジュリア』では、本物のジュリアさながらのヘアスタイルで挑みました。やさしい表情もそっくりです。

Dimitrios Kambouris / Getty Images

2009年1月 59歳

オールバック風にまとめたショートヘアでゴッドマザーのような風格に。いつもは凛としたペネロペ・クルスの甘えた表情も愛らしいです。

Steve Granitz / Getty Images

2010年3月 60歳

ホワイトのしなやかなドレスでアカデミー賞授賞式に登場。高さを出したアップヘアとウォームトーンのメイクで、知的な美しさも演出しました。

Aflo

2011年 62歳

メリルの代表作のひとつ、映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』より。たおやかで力強いカールヘアは、まさにマーガレット・サッチャーそのもののようです。

Steve Granitz / Getty Images

2012年2月 62歳

後れ毛をつくったアップヘアと眩いゴールドドレスで、風格を漂わせてオスカーを手にするメリル。映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で見せた渾身の演技で、2度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

ImageCatcher News Service / Getty Images

2014年 65歳

アメリカの文民最高位の勲章である「大統領自由勲章」を受賞したメリル。エフォートレスなハーフアップスタイルで、オバマ元大統領の前でも大御所ならではの余裕を見せました。

Vittorio Zunino Celotto / Getty Images

2016年 67歳

ローマ国際映画祭では、サイドにレイヤーを入れたシャグカットでトレンドもしっかり取り入れています。

HFPA Photographer / Aflo

2017年1月 67歳

ゴールデングローブ賞の功労賞に当たるセシル・B・デミル賞を受賞した際、アメリカへの静かな怒りに満ちたスピーチを披露したメリル。毅然とした姿に、会場からは割れんばかりの拍手が送られました。

Aflo

2020年 71歳

『マンマ・ミーア!』シリーズをはじめ、高い歌唱力とコミカルな演技にも定評のあるメリル。ジェームズ・コーデンとの映画『ザ・プロム』では、カールをつけたジンジャーヘアで、最年長キャストながら最多のダンスシーンを演じ切りました。

なお、この前年には初孫も誕生しておばあちゃんになったそうです。

Aflo

2021年 72歳

Netflix映画『ドント・ルック・アップ』で支持率と私欲しか頭にない大統領、オーリアンを演じるにあたり、メリルが提案したのがオールドハリウッドを思わせる巻き髪と濃いめの赤いリップ。

鍛え上げた体で着こなすパワフルな「アルマーニ」のスーツとピンヒールに対し、オールドリッチなヘアスタイルのコントラストが絶妙です。映画『プラダを着た悪魔』とは違った“憎まれ役”を見事に創り上げました。

Gregory Pace/Shutterstock / Aflo

2021年 72歳

『ドント・ルック・アップ』では、約25年ぶりにレオナルド・ディカプリオと共演。

かねてから互いの演技を讃え合っていた2人の息を呑む怪演に、ファンはもちろん、本人たちの胸にも熱く込み上げる想いがあったことでしょう。

Kevin Winter / Getty Images

2022年3月 72歳

プロデューサーギルドアワードでは、ふんわりとしたヘアを遊ばせてポニーテールにまとめました。成熟した笑みからは彼女の知的さが伝わってきます。

近年では、女性の権利や人種差別などの問題にまつわる知的な発言から、代弁者として意見を求められる機会も増えています。

Dominique Charriau / Getty Images

2024年5月 74歳

2023年10月に、長年連れ添った夫ドン・ガマ―と「6年前から別居していた」と認めたメリル。その後、2024年1月に同世代の俳優、マーティン・ショートとの交際が報道されました。

カンヌ国際映画祭で見せたこの透明感のある美しさも、人生の新たなチャプターを歩み出した充実感の表れかもしれません。

Aeon / Getty Images

2025年7月 76歳

映画『プラダを着た悪魔』の公開から20年、待望の続編制作が決定しました。こちらはその撮影中、ニューヨークで捉えられたメリル。アイコニックなシルバーのボブヘアも復活し、“鬼編集長ミランダ・プリーストリー”の端正かつ洗練されたオーラを放っていました。

The Chosunilbo JNS / Getty Images

2026年4月 76歳

アン・ハサウェイとともに世界各地を回った『プラダを着た悪魔2』のプレスツアーでは、20年前とほとんど変わらない2人の美貌を見せました。この日のメリルはキャットアイの眼鏡で凛とした雰囲気を添えつつ、衣装と合わせたコーラルリップで穏やかな表情に。

来日中のインタビューで、最近は「世の中のためになるかどうか。文化、芸術に貢献できるかどうか」で出演作を選んでいると明かしたメリル。今後の活躍とともに、美しく知的に年齢を重ねていく姿から目が離せません。

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