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【来日独占】アン・ハサウェイ×メリル・ストリープが語る『プラダを着た悪魔2』20年後のアンディとミランダが見つけた“幸せの形”

  • 2026.4.20
Hearst Owned

映画『プラダを着た悪魔』のラスト、激務の末に「ランウェイ」を去る決断をしたアンディ。あれから20年、彼女は本当に夢を掴むことができたのか? 公開から20年の節目となる2026年、世界中が待ち望んだ続編『プラダを着た悪魔2』がついに完成!さらに4月には、アン・ハサウェイとメリル・ストリープの二人が待望の来日。「エル ガール」では、そんなレジェンドな二人に直撃。作品に込めた熱い思いから、激変したファッション業界の展望まで、ここでしか読めない貴重なインタビューをたっぷりお届け!

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進化したファッション業界の「今」と、パパラッチ対策

――今作では数多くのトップブランドが協力し、ファッション業界の「今」がリアルに反映されています。前作とのスケール感の違いをどう感じましたか?

メリル・ストリープ(以下メリル): あはは(笑)! セットデザイナーは1作目と同じなんだけど、当時の苦労を思うと今作は夢のようね。1作目の予算は本当に少なくて、プロデューサーのトニー・ロジャース達が、わざわざニュージャージーの倉庫まで衣装を掘り出しに行っていたことも。当時は多くのデザイナーたちが、『ヴォーグ』のアナ・ウィンターへの忖度もあって「この映画には協力したくない」って言っていたから。唯一「ヴァレンティノ」だけが協力してくれたけれど、今回は“ぜひ衣装を使ってほしい”と各ブランド側から声がかかる。前作の成功がすべてを変えたのね。

アン・ハサウェイ(以下アン): まさに今作は、ファッション界の『トップガン マーヴェリック』! あちらは空を飛ぶけれど、私たちにはランウェイがあるし、激しいキャットファイトだってあるわ(笑)。

ただ、今回適応しなきゃいけなかったのが「パパラッチ」の存在や撮影を見学に来るファンの人たち。20年前にはなかった、SNSでのリアルタイム拡散があるからね。だから新しい挑戦として、撮影中の衣装を先出しして見せていたの。大きな部分はミラノで撮影し、誰にも見られないように撮影をした。だから観客には「皆さんがSNSで事前に見たもの以上のサプライズが、本編にはあるから安心して!」って伝えたいわ。爆発シーンはないけれど、それと同じくらいお金と情熱をかけたアクション級のスケールになっているの。

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iPhone誕生の1年前に公開された前作。民主化されたファッションをどう思う?

――1作目の撮影はiPhoneが出る1年前でした。この20年で業界はどう変わったと思いますか?

メリル: ビジネスモデル自体が劇的に変わったわね。1作目の時も雑誌の危機は叫ばれていたけれど、今は雑誌がオンラインへ通じるためのハブになっている。ストリートからトレンドが生まれて、ファッション業界がそれをチェックする……稼ぎ方も在り方も、20年前とは全く別物ね。

アン: ファッションが“民主化”されたのは、本当に素敵なこと。以前は業界のトップがすべてをコントロールしていたけれど、SNSの登場でそれがなくなった。今は個人のパーソナルなスタイルが花開いて、一つの正解に縛られるのではなく、自分自身が自分をどう解釈するかが重要視されている。その多様性が今作にも反映されているの。

Macall Polay / Hearst Owned

変化の激しい時代を生き抜く「楽観主義」と「チームの力」

――アンディのように葛藤やプレッシャーに直面したとき、お二人はどう乗り越えていますか?

メリル: 私たち俳優の仕事は特殊で、常に“失業”と隣り合わせ。次は決まっていないのが当たり前なの。私の父は40年間同じ企業にいたけれど、今の時代はそんな働き方は通用しないわよね。常に新しい役割を求められ、新しい現実を受け入れ、自分をシフトさせていかなければならない。だからこそ、必要なのは「楽観的」でい続けることよ。

アン: 素晴らしい考え方ね。今作もキャストの「愛」で作られているけれど、一人では絶対に前に進めない。自分にとって大切なものを見極め、信頼できるチームと一緒に何かを成し遂げる。それが、自分を保つための最高の方法だと思っているわ。

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お互いを「スポンジ」のように吸収し合う撮影現場

――長年、第一線で活躍し続けるお二人ですが、お互いの働き方から学んだことは?

アン: メリルはアカデミー賞を何度も受賞していて、もはや伝説的な存在。だけど、プライベートの彼女は本当に地に足がついた人。彼女のお子さんともお友達だけど、メリル本人は“演じている”わけではなく、常に等身大でリアル。その姿勢に、私はいつもインスパイアされるわ。

メリル: 私の方こそ、毎日現場でみんなからレッスンを受けている気分だったわ。アンからは“常にオープンであること”の大切さを学んだ。彼女はすべての瞬間に生き生きとしていて、もろさを見せたかと思えば、時々とびきり大胆なアプローチをするの。

アン: 「イッツ・キャラクター(役柄のせいよ)!」(笑)。わざと大きく、オーバーに演じている部分もあるのよ。今回、監督が何も言わずに「抑えて、抑えて」ってジェスチャーをしていたこともあるくらい(笑)。でも、それくらい大きくやっても、編集で調整できるって信じているから。

Macall Polay / Hearst Owned

アンディが辿り着いた“真のスタイル”とは?

――最後にお気に入りの衣装を教えてください。

メリル: 撮影が終わって、ヒールを脱いで「アグ」のスリッパを履く瞬間が最高だったわ(笑)。衣装なら、ヘリコプターのシーンで着ているスーツがお気に入りね。

アン: 予告編にも出ているけれど、ミラノのガレリアを歩くシーン。あんなにゴージャスな光景は他にないわ。あとはやっぱり緑の「アルマーニ」! でもね、映画の最後にアンディが着ている衣装をぜひ観てほしい。20年の時を経て、彼女が辿り着いた“真のスタイル”がそこにあるから。それを見届けるだけでも、この映画を観る価値があるはずよ。

Macall Polay / Hearst Owned
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『プラダを着た悪魔2』

時代を席巻した“働く女性のバイブル”が、華やかにアップグレード!トップファッション誌の“悪魔”のような編集長ミランダと、彼女の元アシスタント・アンディ。 別々の道で成長を重ねたふたりが、再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こる!

監督/デヴィッド・フランケル

脚本/アライン・ブロッシュ・マッケンナ

キャスト/メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、トレイシー・トムズ、ティボー・フェルドマン、ケネス・ブラナー、シモーヌ・アシュリー、ジャスティン・セロー、ルーシー・リュー、パトリック・ブラモール、ケイレブ・ヒーロン、ヘレン・J・シェン、ポーリーン・シャラメ、B・J・ノヴァク、コンラッド・リカモラ

配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

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2026年5月1日(金)全国ロードショー

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