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「今日会えないの寂しい」と送ったら即「俺も」と返ってきた。嘘だと思って「証拠は?」と聞いた私に、彼が送ってきた一枚の写真

  • 2026.5.3
ハウコレ

お互い仕事が忙しくて、もう1週間以上顔を合わせていませんでした。いつもは強がって「平気だよ」と言ってしまう私が、その夜はなぜか本音をこぼしたくなったのです。

「俺も」と即答された違和感

仕事から帰って、部屋着に着替えて、作ったのは1人分のパスタ。今週も彼と会えないまま終わりそうでした。スマホを手に取り、「今日会えないの寂しい」とメッセージを打ってしまったのです。

返信はすぐに来ました。「俺も」。普段の彼は「お疲れ」とか「来週どうする?」とか、そういう現実的な返事をする人。甘い言葉を口にするタイプではないのを、3年付き合った私が一番よく知っていました。だから逆に戸惑ったのです。

「嘘でしょ」と、冗談のつもりで返しました。彼なら「まあね」とでも返してくるだろうと思っていたのに、届いたのは「嘘じゃない」の一言。画面を見つめたまま、すぐには次の返事が打てませんでした。

「証拠は?」の軽いいたずら

本気で受け取っていいのか、からかわれているのか。判断がつかなくて、私は少し意地悪な気持ちで「証拠は?」と送りました。いつも淡々としている彼をほんの少しだけ困らせたい、そんな小さないたずらでした。

ところが、返信は来ませんでした。5分、10分、15分。送りすぎたかな、しつこかったかな。そんなふうに思い始めた頃、ようやく通知が鳴りました。

開くと、添付された1枚の写真。見た瞬間、フォークを持っていた手が、そのまま止まりました。

届いた1枚の写真

写真に映っていたのは、彼の机でした。机の上に広げられた、少しシワのある便箋。手書きの文字は、紛れもなく私が1年前に書いたものです。付き合って2年目の記念日に渡した、長い手紙でした。

写真の下には短い一言。「寂しい時はこれ読んでる」。

胸の奥がきゅっとなって、目頭が熱くなりました。去年の記念日、恥ずかしくて渡すときに目を合わせられなかった手紙。あれから1年、ずっと彼の机の中にあったことを、私はこの瞬間まで知らなかったのです。

そして…

震える指で打ち込んだ返事は「反則」。送ってしばらくしても、彼からの返信はありません。きっと照れて画面を閉じたのだろうと想像したら、なぜか笑いがこみ上げてきました。

甘い言葉を言うのが苦手なのに、こうやって時々、言葉を飛び越えたもので気持ちを伝えてくる人。その不器用さを、あらためて好きだと思いました。来週、会えたら伝えようと思います。あの手紙、ちゃんと読んでくれていたんだね、と。少しだけ照れながら、彼の隣でそう言いたいのです。

(20代女性・営業)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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