1. トップ
  2. エンタメ
  3. 【60代エンタメ】川平慈英・浦井健治W主演、世界に感動を呼んだ名作映画『最強のふたり』がオリジナルミュージカルに!

【60代エンタメ】川平慈英・浦井健治W主演、世界に感動を呼んだ名作映画『最強のふたり』がオリジナルミュージカルに!

  • 2026.5.6

5月1日(土)より、ヒューリックホール東京にて上演中のミュージカル『最強のふたり』。自由奔放な言動でいつも周囲を笑顔にするドリス役=川平慈英さん、事故により首から下が麻痺した大富豪フィリップ役=浦井健治さんのダブル主演にも注目が集まっています。キャスト陣の本作にかける意気込みを、舞台写真とともにお届けします!

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

開幕直前取材に登壇したキャストの皆さん。左から、小野塚勇人さん、紅ゆずるさん、宮原浩暢さん、浦井健治さん、川平慈英さん

本作は、世界中で愛され、日本でも大ヒットを記録した仏映画『最強のふたり』の世界初演となるミュージカル。人と出会い、笑い合い、ともに楽しむことの尊さを、軽快なユーモアとジャンルを超えた心に響く音楽で紡ぐ2時間30分(休憩20分あり)。互いの違いを越え、自分を受け入れる。そして、もう一度立ち上がる登場人物たちの姿が、あたたかく胸を打つ物語です。

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

自由奔放なドリスは率直さをフィリップに認められ、介護人として1週間の試用期間に。

ドリスを演じる川平慈英さんは、ときにアドリブを混じえながら、観客を作品世界に巻き込むパフォーマンスが圧倒的。

「本当にわくわくドキドキしてるんです。最強の作品です。最強の戯曲、最強の音楽、セット、スタッフ、プロデューサー、そして最高のキャスト。このミュージカル『最強のふたり』を見れば、あなたも最強になる。なっちゃっていいんです。ヒーリングスポットとして『最強のふたり』を見に来てください。癒されて、生きてること、そして絆の素晴らしさに、ぜひぜひ心を豊かに元気になってほしい。そういうことを感じることがなかなか難しい時代になりました。舞台からハッピーパワーを送りますので、ぜひぜひ受け取りに来てください」

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

ひとりの人間として自分に接するドリスによって、フィリップは自分自身を見つめ直す……。

「みんなで作ったものを誇りに思いながら、慈英さんを中心にお客様にお見せできたらと思います。ダンスも歌もなんでもござれの慈英さんが、今回、(脚本・作詞・演出の)板垣恭一さんと一緒に作られたお芝居が深くて、毎回が本当に真実で、みんなへの愛に溢れていて、ドリスという人物を体現してくださっているのが魅力の1つかなと思います」

そう語るのはもうひとりの主演、浦井健治さん。フィリップを全編にわたって車椅子で演じるからこそ、その胸の内を語るナンバーがいっそう豊かに心に響きます。

「フィリップはたくさんの人に支えられながら生きているという役だと思います。舞台では、ありがたいことに特別にご厚意でお借りした有能な素晴らしい車椅子にずっと座らせていただいています。こういうところも、ミュージカルの中ではなかなかないものと思いますので、注目していただけたら」。

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

ドリスが介護を始めることで、フィリップの静かな日常が変わっていく。

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

男性陣にラブレターの書き方を指南するイボンヌのナンバー「手紙をもらうなら」の場面。

川平慈英さんは作品のテーマについて、「ひとつのキーワードは『セカンドチャンス』です。老いも若きも、男女関係なく、職業も関係なく、かならず人にはもう一度立ち直れるチャンスがある、というメッセージが色濃く力強く溢れています」と語ります。

それに呼応するように「今の時代のお客様に、リスタートはいつだってできるんだ。これまで、そんな思いをみんなで紡いでまいりました。板垣さんが原作の映画にリスペクトを込めて戯曲に落とし込んでくださって、ドリス、フィリップを中心にみんなを描いてくださっています。舞台の隅々に、板垣さんが伝えたいメッセージがたくさん詰まっております」と浦井さん。

そして、それぞれの言葉で作品への手応えとカンパニーの熱量を伝えてくれた、プリンシパルキャストたちの言葉もご紹介します。その一言一言には、笑いと涙、そして人と人との絆を描く本作を、舞台ならではの表現によって新たな魅力を立ち上げようと一丸になった意気込みに溢れていました。

アダマ役 小野塚勇人さん

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

夢破れて、自分の道を見失ってしまったドリスの息子、アダマ。

「このキャスト、そしてスタッフだからこそできた作品になっていると思います。有名な映画が、どんな楽曲で、どんな芝居で、どういう世界観として立ち上がっているのかを、お客様には存分に楽しんでいただきたいです。

キャストは10人ですがひとりで何役もやっていて、それぞれが個性をふんだんに出し合っていて、展開もすごく早い。一瞬も飽きさせないような構成になっています。僕自身もいくつかの役をやらせていただいているので、その違いを楽しみながら、しっかりお客様にも楽しんでいただけるように演じます」

アントニー役 宮原浩暢さん

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

フィリップのいとこであり、一族の資産運用係。金持ちであることを謳歌している。

「稽古期間は1カ月少しあったんですが、本当にあっという間でした。太陽のようなエネルギーの川平慈英さんに引っ張っていただいて、笑顔になれて、そして涙もする、すごくいい作品になったと思っています。このカンパニーに参加できて、本当にうれしいです。

ミュージカルですけど、ライブを観ているような感覚を味わえるシーンもあって、お客様と手を振り合ったり、手拍子したり、声を出したりしながら楽しんでいただけると思います。ぜひ一緒に盛り上がっていただけたらうれしいです」

イボンヌ役 紅ゆずるさん

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

フィリップの有能な秘書。アントニーに好意を寄せられていて、まんざらでもない。

「稽古期間は結構あるなと思っていたんですけど、本当にあっという間で、ちょっと“えらいこっちゃ”という感じもあります(笑)。でも、きっと皆さまの心に何か温かいものを残せる作品になっているんじゃないかという自信もあります。

この作品は、人と人との距離感がどんどん変わっていくのが魅力だと思っていて、最初と最後でそれぞれの距離感が “どこで、どう変わったのか”を観ていただくのも面白いと思います。その変化がとても心温まるポイントになっているので、ぜひ注目していただきたいです」

フィリップ役 浦井健治さん

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

夜の散歩で訪れたカフェで、自分のこれまでの人生をドリスに語るフィリップ。

「この劇場で今、スタッフワークの凄まじさを感じています。そういった人たちと支え合って、そしてお客様が入って作品は完成していきます。演出の板垣さんはトライし、攻めていく方です。攻めるというのは攻撃ではなくて『前に出していく』姿勢のことで、それは『人はいつでもリスタートできる』という希望に満ちた作品にとてもぴったりだなと思っています。

キャスト陣も毎回毎回本気で考えていて、それは純粋に(このお芝居を)楽しんでいる証。そういったハッピーオーラを皆さんにお届けできたらなと思います」

ドリス役 川平慈英さん

(c)岩田えり/ミュージカル『最強のふたり』製作委員会

介護用車両ではなく、スポーツカーでフィリップをドライブに連れ出すドリス。

「この舞台には「こんなふざけていいのか」と思うよう場面から、負のエネルギーが充満した場面へ転換するという落差、高低差が相当散りばめられています。お客さんは(気持ちが)前のめりになったり、ゲラゲラ笑ったり、また前のめりになったりと、起伏が激しいので心を静かに保てないような……ありとあらゆる感情が溢れ出ています。

お客さんはジェットコースターに乗ったような気持ちで座ったままで、そのまま楽しんでいただければ、私たちが誘います。ぜひ劇場にお越しください」


ミュージカル『最強のふたり』 【ストーリー】
事故により首から下が麻痺し、車椅子での生活を送る大富豪フィリップ(浦井健治)。知性と財産に恵まれながらも、彼は深い孤独の中にいた。ある日、介護人の面接に現れたのは、学歴も経験もなく、刑務所を出たばかりのドリス(川平慈英)。常識外れで奔放な彼の態度に、周囲は戸惑うが、フィリップはその飾らない率直さに心を動かされる。 立場も価値観も、生きてきた世界もまったく異なるふたり。衝突を繰り返しながらも、次第に心を通わせ、互いの「孤独」と「希望」に触れていく――。 【公演日程・会場】
2026年5月1日(金)~5月10日(日) ヒューリックホール東京
2026年5月14日(木)~5月17日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2026年5月21日(木) 御園座
公式サイト: https://saikyonofutari.jp
公式X: @saikyofutari_jp
脚本・作詞・演出 板垣恭一
作曲・編曲・音楽監督 桑原あい
Based on the Film “INTOUCHABLES” written and directed by Eric Toledano and Olivier Nakache “INTOUCHABLES” © 2011 Studiocanal – Gaumont – TF1 Films Production – All Rights Reserved A QUAD, GAUMONT, TF1 FILMS PRODUCTION, TEN FILMS, CHAOCORP coproduction And by Special Arrangement with GAUMONT and STUDIOCANAL 【出演】
川平慈英
浦井健治
紅ゆずる
宮原浩暢
小野塚勇人
福田えり
加賀谷真聡
宮野怜雄奈
元榮菜摘
菊池 愛 【企画・制作】
NHKエンタープライズ

この記事を書いた人 杉村道子

カルチャー系を中心にインタビュー記事を執筆しています。趣味は歌舞伎、落語、ミュージル、ストレートプレイに小劇場と、ひたすら雑食舞台鑑賞。年に何本見ているのか、最近は怖くて数えていません。

元記事で読む
の記事をもっとみる