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知ってた!?春にもある「土用」の日!2026年は4月30日がラストチャンス! おすすめ“食養生フード”を栄養士が解説

  • 2026.4.29

2026年の「春土用」は4月30日がラストチャンス!

季節の変わり目…疲れがたまっていませんか?おいしい食事で心身を整えて!
季節の変わり目…疲れがたまっていませんか?おいしい食事で心身を整えて!

夏の盛りの「土用」にウナギを食べる慣習は有名ですが、実は春にも「土用」があるのをご存じでしょうか。

「土用」とは、1年に4回訪れる季節の終わりの期間を指す言葉です。立夏・立秋・立冬・立春の直前にあたる18日間程度を指し、「春土用」は立夏の前の期間にあたります。2026年の春土用は4月17日から5月4日までです。

昔は日にちや時間などを十二支で表していたため、土用期間中に訪れる特定の十二支の日に、食べるとよいとされる食べ物のキーワードと色があります。夏の「土用」は丑(うし)の日に「う」の付くもの、「黒」いものを食べるとよいとの理由から「ウナギ」が食べられるようになったと考えられています。

春土用は「戌(いぬ)の日」に、「い」が付く食材、そして「白」いものを食べるとよいとされています。2026年の場合、戌の日は4月18日と4月30日の2回あります。18日は過ぎてしまいましたが、30日はまだ間に合います! そこで、栄養士の視点から、栄養面でおすすめの食材をピックアップしてみました。

名前に「い」が付く旬の食材

■イカ(ホタルイカ)

春限定のホタルイカは内臓ごと食べられ、栄養を余すことなくいただける優秀な食材です。目や皮膚の健康を維持するビタミンAが豊富で、ゆでたホタルイカを成人女性は6~7杯、成人男性は7?8杯食べれば、1日の摂取推奨量を満たすことができます。さらに、貧血を予防するビタミンB12、疲労回復や血中コレステロールを下げる働きのあるタウリンも多く含まれています。

■イチゴ

露地栽培のイチゴの旬は春から初夏。ミカン、バナナ、リンゴよりもビタミンCが豊富で、成人男女とも11粒程度を食べれば1日の摂取推奨量をクリアできます。ビタミンCはメラニンの生成を抑えてシミを防ぐ働きがあるので、紫外線が強くなる春から積極的に摂りたい果物の一つです。イチゴの食物繊維には、糖質の吸収を緩やかにしてコレステロールの排出を促すペクチンも含まれ、生活習慣病予防にも役立ちます。

(※)厚生労働省『日本人の食事摂取基準2025』、奥嶋佐知子監修『食品の栄養とカロリー事典 第3版』女子栄養出版部,2022をもとに筆者が計算

「白」い食べもので健やかに

■シラス

イワシの稚魚で、4月から5月頃に水揚げされる「春シラス」は身がやわらかく、1年で最もおいしいと評判です。生シラス、釜揚げシラス、シラス干しなど多彩な種類がありますが、いずれも、たんぱく質やカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなどが豊富に含まれています。ごはんにのせたり、お浸しなどに加えたり、幅広い料理にちょい足しできる手軽さも魅力です。成長期のお子さんや、骨粗しょう症を予防したい幅広い年代に食べてほしい食材です。

■豆腐

植物性たんぱく質と必須アミノ酸をバランスよく含み、カルシウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルも豊富。女性ホルモンに似た働きがあるイソフラボン、アンチエイジング作用が注目されているポリアミンやサポニン、脂肪肝や動脈硬化の予防効果が期待されるレシチンなど、多くの機能性成分を含んでいます。「畑の肉」と称される大豆より豆腐の方が栄養の吸収率が良いのも大きな特徴です。

ほかに、毎日のように食べる「ごはん」も白い食べ物に当てはまります。春土用の戌の日は、「おかゆ」を食べてゆっくり過ごすのも食養生らしいですね。新年度が始まってから間もないタイミングに訪れる「春土用」を、縁起のよいパワーフードで元気に乗り切りましょう。

(野村ゆき)

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