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【臨床心理士監修】マインドフルネスって何?よくある誤解をやさしく解説

  • 2026.4.23

仕事、家庭、人間関係……。知らず知らずのうちに、さまざまなストレスを抱え込んでいる30代。そんなモヤモヤを解消し、心が軽くなるセルフケアとして人気なのが「マインドフルネス」です。聞いたことはあっても、実際にどういうものか分からない人も多いはず。今回は、「マインドフルネス」にまつわる誤解を、臨床心理士の藤本志乃先生にわかりやすく教えていただきます。

そもそも「マインドフルネス」とは?

マインドフルネスとは、「今ここに意識を向けて気づく」スキル。不安や怒りがあっても、無理にそれを追い出したり、評価したりせず「自分の中にあるものだ」と認識して、ただ自分の中に置いておくための脳のトレーニング。もう一人の自分が自分を見ているような感覚に近い。

「マインドフルネス」の誤解を解消!

Q.リラックスするための方法のこと?

A.目的は自分の感情に気づくこと

マインドフルネスは、自分の感情に「気づく」こと。元気だと思っていたのにストレスに気づいて、逆にしんどくなることもあります。

Q.ポジティブな思考になること?

A.評価せずに観察すること ネガティブ思考からポジティブ思考に変わるわけではありません。ネガティブな感情がある、と認めることがマインドフルネスです。

Q.何も考えない状態になること?

A.頭をからっぽにする訓練ではない

「無になる」と思われがちですが、人は7秒に1回は考えが浮かぶと言われています。考えが浮かんだら、その考えにただ気づくことです。

「マインドフルネス」をするといいこととは?

●ストレスや不安が軽くなる
●感情に振り回されにくくなる
●集中力・注意力が上がる
●睡眠の質が向上しやすい
●自己肯定感が安定する
など


「マインドフルネス」とは、自分の「今、ここ」に意識を向け、浮かんでくる感情や思考を判断や評価をせず、そのまま眺めたり受け止めたりすることです。これには練習が必要で、ときには「不快なもの」や「嫌なこと」にも向き合う必要があります。「不快なもの」も悪いものと決めつけず、そのまま受け止めることが大切です。自分の気持ちをありのままに受け止めることで、ストレスに振り回されにくくなる力を身につけていきましょう。

教えてくれたのはこの方!

藤本志乃先生 公認心理師、臨床心理士、マインドフルネス瞑想講師。大学院修了後、スクールカウンセリングや医療現場での心理支援を経験。2020年にオンライン心理サービス「Le:self」を創業し、心の予防的ケアの普及に取り組む。現在は臨床・講演活動に加え、働く人のメンタルヘルス研修も行っている。

Supervision=Shino Fujimoto Text=Yasue Ito Illustration=naohiga

※InRed2026年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

InRed編集部

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

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