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離婚への決意が固いパートナーから猶予期間をもらえたら。その間にできることを専門家が解説【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.4.28

【漫画】本編を読む

50歳を前に、妻から離婚届を突きつけられた主人公・ケンジ。自分の何がダメだったのかわからない…。そんな傷心の彼が出会ったのは「時間を操れる能力」を持つ青年だった。青年の力を借りてタイムリープしたケンジは、家族との過去をやり直すべく奮闘する。はたしてケンジは家族の関係を修復し、離婚を回避できるのか。

『離婚リセット 妻から別れを切り出された夫』(丸田マノ/KADOKAWA)は、家族の在り方を描くリアルパラドックスコミックだ。夫が家族とやり直せる可能性は? 妻が求めていることは何? 本作の夫婦を例に、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、離婚にまつわるお話を伺った。

――本作の夫は、妻から離婚届を突然突きつけられ、まだ気持ちの整理ができていません。サインするまで数日の猶予をもらいましたが、この期間に夫ができることはありますか?

小泉道子さん(以下、小泉):色々できると思います。例えば、妻と話し合う、夫婦カウンセリングに誘ってお互いの気持ちをより深く理解する、法律相談に出向いて自分にはどんな選択肢が残されているかを考える…などです。また、男性はなかなか他者へ相談できない方が多い印象ですが、気軽に知人や同僚に相談してみるのもアリです。

――離婚問題を抱えた夫婦が、専門家に相談するベストなタイミングはいつでしょうか。

小泉:専門家への相談は早ければ早いほどいいと思います。無駄足になることもあるかもしれませんが、手遅れになるよりはいいので。もっと早く知りたかった、という方はとても多いです。

――「離婚したい」と言い出した側が、後から「離婚を撤回したい」となるケースはあるのでしょうか。また、一度切り出した離婚宣言は取り消せますか?

小泉:離婚宣言自体は法律上の行為にあたるわけではないので、いつでも撤回できます。しかし本作のような強い覚悟をもって切り出している場合、ほとんど撤回されることはないと思われます。

一方で、売り言葉に買い言葉的に発せられる「離婚したい」や、脅し的な「離婚してやる」は、離婚そのものが本音でない場合もあるでしょう。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

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