1. トップ
  2. 『プラダを着た悪魔2』プレミアでのエミリー・ブラントは役柄そのまま!? 完璧ヘアメイクを解説

『プラダを着た悪魔2』プレミアでのエミリー・ブラントは役柄そのまま!? 完璧ヘアメイクを解説

  • 2026.4.28
Jamie McCarthy / Getty Images

エミリー・ブラントと、映画『プラダを着た悪魔』で彼女が演じたエミリー・チャールトン。二人の共通点は何だろうか? 同じファーストネームであることはもちろん、常に完璧なルックを披露するという執念にも近いこだわりも共通している。

先日、ニューヨークで開催された『プラダを着た悪魔2』のプレミア。エミリーは、ダニエル・ローズベリーによるスキャパレリ 2026年春夏オートクチュールコレクションの彫刻的なドレスをまとい、まさに自身のキャラクターを体現してみせた。

ドレスが主役級の存在感を放つ一方で、彼女のビューティルックも同様に視線を釘付けにするものだった。タイトにまとめたシニヨンヘアに、クラシックな赤リップ。そして指先には、それらに呼応するかのようなスカーレットのネイルが光る。

メイクアップアーティストのジェン・ストライカーは、今回のルックのインスピレーションについてこう語る。

「エミリー(チャールトン)が本来持っている、洗練されていて野心的、かつ、まぎれもなくファッショナブルな美学を現代的に進化させました。そこに今の時代らしい柔らかさを加えています。『プラダを着た悪魔』の鋭く光沢感のある世界観に敬意を払いつつ、キャラクターとエミリー自身が時を経てどう進化したかを表現したかったんです」

ネイリストのジュリー・カンダレックも同様のアプローチで、映画へのオマージュを指先に込めた。彼女が選んだのは、この春のトレンドとして注目される「ウォーターカラー(水彩)」を意識したシアーなレッドだ。「映画へのオマージュとして、レッドを選ぶのは当然の選択でした。あえて一度塗りにすることで、発色は保ちつつもジェリーのような透け感を出し、少しリラックスした雰囲気に仕上げています」仕上げには、2本のアクセントネイルにクリスタルをあしらったパールの花を添えた。春に花柄? 斬新ね――あの有名なセリフが聞こえてきそうな心憎い演出。

Blunt’s nails. Julie Kandalec/Essie

ヘアスタイリストのライニ・リーブスは、ミランダ・プリーストリーの手法にならい、ドレスから着想を得た。「エフォートレスでありながらパワフル。ウェットな質感でタイトにバックへ流し、ミニマルな結び目を作りました。クリーンでモダン、あえて主張を抑えることで、ドレスの邪魔をせず、その魅力を引き立てるように計算しています」

では、もしエミリー・チャールトン本人がこのルックを見たらどう思うだろうか?「きっと、頭の先から爪先まで徹底的にチェックした後に、合格点を出すでしょうね」とストライカーは笑う。「最終的には、これがパワフルで、今という時代に即していて、何より『フロントロウ(最前列)にふさわしい』ルックだと認めるはず」

どうやら、あの「チーズのかけら」ダイエットに励む必要はなさそうだ。

元記事で読む
の記事をもっとみる