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「辣腕」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.4.22
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「辣腕」の読み方・意味

「辣腕」は「らつわん」と読みます。

物事をためらわずに、的確に処理する能力があること」を指します。

「辣」には「辛い(からい)」という意味のほかに、「厳しい」「むごい」という意味があります。「腕」は「技量・能力」を意味します。これらが合わさり、単に仕事ができるだけでなく、非情な決断や厳しい手段であっても躊躇なく実行できる、凄みのある有能さを表します。

「辣腕」を使った例文

「辣腕」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)経営再建のために、新社長が辣腕を振るった

この例文は、組織の改革や立て直しなど、困難な状況を打開する場面を表しています。「辣腕を振るう」とすることで、リストラや組織改編といった痛みを伴う厳しい決断を、ためらわずに実行して成果を上げた様子が伝わります。

(2)交渉を有利に進めるため、辣腕弁護士に依頼した

この例文では、難しい交渉になることが見込まれているため、卓越した能力を持った弁護士に予め依頼した様子を表現しています。
「辣腕」とあることで、相手をやり込めるような厳しさや、確実に勝利をもぎ取る手腕を持つ人物であることが伝わりやすいです。

(3)彼女は業界でも有名な辣腕家として知られている

この例文は、彼女がその業界において、物事を処理する能力が極めて高い人物として広く名を知られている様子を表しています。
「辣腕家」とすることで、単なる仕事ができる人というよりも、難題を次々と解決する実行力と、多少強引であっても目的を達成する厳しさをあわせ持った人物なのが伝わります。

Malte Mueller / Getty Images

「辣腕」の言い換え表現

「辣腕」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)敏腕(びんわん)

「敏腕」は、「物事を素早く正確に処理する能力があること」を指す言葉です。

「敏腕」が「手際の良さ・スマートさ・頭の回転の速さ」に焦点を当てているのに対し、「辣腕」は「厳しさ・大胆さ・躊躇のなさ」に焦点があるという違いがあります。単に仕事が早い人を褒める場合は「敏腕」の方が無難です。

(2)剛腕(ごうわん)

「剛腕」は、「無理にでも自分の思い通りに物事を進める力を指す言葉です。

「辣腕」も厳しさを含みますが、あくまで「的確な処理能力」を前提としています。一方「剛腕」は、能力の巧みさよりも「力技で強引に押し切る」というニュアンスが強く、強引さが前面に出る表現です。

最後に

辣腕とは、「躊躇することなく、厳しいやり方で的確に物事を処理する能力」を指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年4月22日時点の情報です。

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