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彼から届いた「ちょっと話がある」に、1時間既読のまま返せなかった夜

  • 2026.4.21
ハウコレ

何気ない一言のはずなのに、「ちょっと話がある」の文字が怖くてたまらなかった1時間と、恐る恐る返信したあとのやりとりの話です。

心臓に悪い4文字

仕事帰りの電車の中で、彼からメッセージが届きました。「ちょっと話がある」。たった一行。それだけのメッセージに、胸のあたりがぎゅっと締まりました。

「話がある」。この言葉の響きがどうしても穏やかに受け取れなかったのです。付き合って2年。最近、彼の仕事が忙しくなって会う頻度が減っていました。「冷めたのかな」と不安がよぎることもあった。だからこのメッセージを見たとき、真っ先に浮かんだのは別れ話でした。

既読のまま1時間

既読はつけてしまいました。でもそこから指が動きません。「何の話だろう」と考えるほど悪い想像ばかりが膨らみます。浮気が発覚したのかもしれない。好きな人ができたのかもしれない。

電車を降りて、最寄り駅のベンチに座ったまま、スマホの画面を見つめていました。友人に「彼から"話がある"って来たんだけど」と送ろうとして、やめました。誰かに相談したら現実になる気がして。気づけば1時間が経っていました。覚悟を決めて、「何?」とだけ送りました。

拍子抜けの正体

既読がすぐつきました。「転職を考えてて、相談したかった」。続けて「返事なかったから、重く受け取らせちゃったかなって焦ってた」と。

画面を見つめたまま、大きく息を吐きました。肩の力が一気に抜けて、ベンチの背もたれに体を預けました。「別れ話かと思った」と送ると、間髪入れず「違う!転職の相談」と返ってきました。あまりにも慌てた文面に、唇の端が緩みました。

そして...

その夜、電話で転職の話を聞きました。真剣に悩んでいる彼の声を聞きながら、「こういう相談を私にしてくれるんだ」と胸が温かくなりました。

話が一段落したあと、ひとつだけ伝えました。「"話がある"って送り方やめて。心臓に悪い」。彼は笑いながら「次から"相談がある"にする」と約束してくれました。たった数文字の違いなのに、受け取る側の気持ちはこんなに変わる。あの1時間の不安は、もう二度と味わいたくありません。

(20代女性・カスタマーサポート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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