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あっさり引いた彼女のメッセージを見て、俺は10分で予約を取った

  • 2026.4.21
ハウコレ

「また今度」と言うたびに、彼女が少しずつ遠くなっていることに気づいていました。それでも言い続けた理由と、4回目に初めて追いかけてこなかった彼女を見て俺がとった行動の話です。

言いたくて言ったわけじゃない

9月から担当プロジェクトが佳境に入り、平日は終電、土曜も出勤が続いていました。彼女が「会いたい」と送ってくるたびに、「また今度ね」と返す自分が嫌でした。でも中途半端な時間しか作れないなら、会わないほうがいいと思っていたのです。

3回目、彼女が「来週の土曜、空いてたりしない?」と具体的な日程を出してきたとき、本当は行きたかった。でもその週も土曜出勤が確定していて、2時間悩んだ末に「また今度ね」と返事しました。既読をつけてから返事が遅れたのは、断る言葉を選んでいたからです。

追いかけてくれる安心

正直に言えば、甘えていました。彼女はいつも「いつなら空いてる?」と食い下がってくれる。その粘り強さに安心していたのです。断っても追いかけてくれるから大丈夫。そんなふうに思っていた自分がいました。

4回目のメッセージが来ました。「今月どこかで会えたらうれしいな」。また胸が痛みました。そして、また「ごめん、また今度でいい?」と返しました。プロジェクトの納期が見えなかったのは事実です。でも、どこか「彼女はまた聞いてくれるだろう」と思っている自分がいたことを否定できません。

追いかけてこなかった夜

返ってきたのは「うん、またね」の文字だけでした。いつもの「いつなら空いてる?」がない。

彼女が追いかけてこなかった。「このままだと失う」。その直感に背中を押されて、すぐにスマホで店を検索しました。彼女が先月「ここ行ってみたいな」と送ってきたレストラン。金曜の夜、2名。予約が取れた画面をそのままスクリーンショットして送りました。

そして...

金曜日当日、レストランで彼女が笑いながら言いました。「また今度って言わないの?」。俺はメニューから顔を上げて「もう言わない」と答えました。

追いかけてくれることに慣れていた。彼女が引いた瞬間に怖くなるくらいなら、最初から会う時間を作ればよかった。忙しいのは事実でも、「また今度」は彼女の気持ちを後回しにする言葉でした。俺はあの5文字に救われたのだと思います。あっさり手を引かれて初めて、その手をどれだけ必要としていたか気づいたのだから。

(20代男性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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