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花壇作りは立体感が決め手!草花が育つ形3タイプ9選【ガーデニング】

  • 2026.3.26

花壇作りは立体感が決め手!草花が育つ形3タイプ9選【ガーデニング】

草花の苗を選ぶとき、私たちはつい花の美しさに目を奪われてしまいがちです。けれども、春になると苗はどんどん育ち、高く伸びたり横に広がったり、それぞれ特有の姿になります。草花が本来どんな姿に育つのかを知ると、庭や寄せ植えの組み合わせがレベルアップします。

草花の育つ形、草姿に注目して組み合わせよう

植物は同じ属の仲間でも、草姿がまったく異なるものがあります。例えばカンパニュラ属のフウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)は草丈120㎝ほどにもなってベル状の花を穂状に開花。同じ属のオトメギキョウは草丈10~15㎝でカーペットのように広がり、ベル状の花を株いっぱいに咲かせます。

花の形が似ている仲間でも、草姿の違いで雰囲気や植栽の使い方が変わってくるのがわかりますね。

草花の育ち方には大きく3つのタイプがあります。
■茎が上に高く伸びるタイプ
■茎がよく分枝してこんもり茂るタイプ
■茎が横に伸びて這うように広がるタイプ
異なるタイプの草花を隣り合わせると、タイプごとの特徴が際立ちます。

3タイプの植物を組み合わせると、花壇も寄せ植えもステキなバランスになるから不思議! 花壇ではタイプ別の特徴がわかりやすいように、数株ずつまとめて植えるのがコツです。3タイプ別にどんな植物があるか見ていきます。

草姿のタイプ別/春に咲くおすすめ草花9選

<茎が上に高く伸びるタイプ>

雄大な花穂が存在感たっぷり【ルピナス】

開花期:4~6月
草丈:30~120cm

登りフジとも呼ばれる大きな花穂が、遠くからでも目立ちます。花壇の後方に植えつけても迫力があり、こんもり咲くタイプの草花の中から花穂を出させたりするのもすてき。寒さに強いものの高温多湿に弱いため暖地では一年草扱いですが、北海道では野生化しています。

大きなベル状の花がかわいい【フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)】

開花期:5~7月
草丈:50~100cm

ベル状の大きな花を穂状につけるのが見事で、花後に茎を切り戻すと二番花も楽しめます。多年草が多いカンパニュラのなかで、本来は秋に植えつける一、二年草ですが、最近は春にも苗が流通。早めに植えつけることで、ぐんぐん成長して立派な花穂を立ちあげます。

たくさん咲く花を大きな塊で【ヤグルマギク(セントレア)】

開花期:5~7月
草丈:50~80cm

キク科特有の小さな花を矢車のように集めて咲く、ナチュラルな雰囲気の花。花穂のような迫力はありませんが、風に揺れる姿が美しい。1株で何本も70㎝ほどの花茎を立ちあげるので、数株まとめると草丈が強調されます。春は草丈の低い花が多いため、高く咲く花はアクセントになります。

<茎が分枝してこんもり茂るタイプ>

パッチリ開くカラフルな花【オステオスペルマム】

開花期:3~6月
草丈:20~50cm

同じキク科のディモルフォセカとの交雑などでカラフルな園芸品種が次々に誕生し、注目されています。草丈に対して大きめの花が株を覆うように咲き、花壇や寄せ植えの主役にもなります。暑さ寒さに弱いものの、本来は常緑の多年草で品種によっては秋も咲きます。

可憐な小花が次々に開花する【ワスレナグサ(ミオソティス)】

開花期:3~6月
草丈:10~30㎝

花柄プリントそのもののような愛らしい小花が穂状に咲きあがり、こんもりした草姿に。暑さには弱く一年草とされますが、本州の中部以北では野生化しています。暖地では秋から園芸店に並ぶので、陽だまりで育てると冬も開花。湿地を好むため水切れさせないようにします。

室内で愛でた花を戸外でも【マーガレット】

開花期:11~5月
樹高:30~80cm

正確には常緑低木ですが、暑さ寒さを苦手にするため一年草扱いの鉢花として流通。古くから親しまれてきた白い花から、近年は丁字咲きやポンポン咲きなど、花色も多彩な園芸品種があります。サクラが咲くころには戸外に出して大丈夫ですが、できれば雨をよけられる場所で。

<茎が這うように広がるタイプ>

広い場所のグラウンドカバーにも【ネモフィラ】

開花期:4~5月
草丈:10~15cm

空の青を映すようなブルーの花を咲かせ、1株が20㎝も横に広がってグラウンドカバーになります。花壇や寄せ植えの縁取りにもぴったり。ポット苗は2月ごろから出回るので、早めに植えつけるとよく広がります。白い花弁にスポットの入るネモフィラ・マクラータなども。

小さなベルが株を覆いつくすように【オトメギキョウ】

開花期:4~5月
草丈:10~20cm

カンパニュラの仲間でベルフラワーとも呼ばれます。株張りが30~40㎝になるため、吊り鉢仕立てで流通することも。寒さに強い常緑性の多年草ですが、暑さには少し弱いので真夏の強光線は避けられる場所がおすすめで、土を高く盛り上げて水はけをよくしたレイズドベッドも適します。

カラフルな花を次々に長く咲かせる【ポーチュラカ】

開花期:5~9月
草丈:5~10㎝

マツバボタンと同じ仲間で、茎葉に水分をたくわえる多肉植物です。暑さにも乾燥にも強く、横に広がりながら次々に花を咲かせます。ただ、日ざしがないと花が開かないため、日陰では花が楽しめません。グラウンドカバーにも適しますが、寒さには弱いため寒風が避けられる場所で。

このように、草丈や草姿の違いを意識するようになると、草花の組み合わせがグッと立体的になって、メリハリのきいた植栽になるでしょう。

植える株はできるだけ3株くらいずつまとめて、横に並べるのではなく「同じ植物で島を作るように植える」のがコツです。

※2025年3月26日に配信した記事を再編集しています。

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