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【ネタバレ】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』大物俳優のカメオ出演、どう実現した?

  • 2026.3.24

※この記事は『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のネタバレを含みます。

大ヒット上映中の映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、主人公ライランド・グレースを演じるライアン・ゴズリングのコミカルな名演、絶妙なテンポ、そしてキュートなエイリアンのロッキーというキャラクターが際立ち、多くの人を夢中にさせている。

そのロッキーの翻訳された音声を担当しているのは、舞台監督やパペットデザイナーの顔も持つジェームズ・オルティスだ。だが劇中では、どんな音声にするかを決める場面で、候補のひとつとして、あの大ベテラン俳優メリル・ストリープの(本当の彼女の)声が聞こえるところが出てくる。『永遠に美しく…』や『プラダを着た悪魔』などの名作でおなじみのメリルは、一体どのようにして声のカメオ出演を果たすことになったのだろうか?

Sony Pictures

その裏話を、監督を務めたフィル・ロードとクリス・ミラーの2人が『エンターテインメント・ウィークリー』誌に明かしている。

「セットでは、自分たちでふざけた声をいくつも出していたんです。ライアンを笑わせたり、キャラクターが反応しやすくしたりするため、撮影クルーたちにも声を出してもらっていました」とクリスは語る。フィルはそこに、音声合成ソフトウェアに入っていそうな声を使うことを想定していたと付け加えている。

クリスは続ける。「そこで、『メリル・ストリープにお願いできたら楽しいんじゃないか?』と思いついたんです」

「ライアンも『彼女なら何だってできるよ』と言ってくれ、完璧だと思いました。そこで、『よし、じゃあメリル・ストリープに頼まなくては』となったのです」

そこでオファーに一役買ったのが、本作のプロデューサーのひとりであるエイミー・パスカルだった。

「『そういえば、本作の共同プロデューサーのエイミー・パスカルは、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』など、メリルと一緒に多くの作品を撮っている。彼女なら繋がりがあるはず。エイミー、頼む……!』といった流れでした」とクリスは振り返る。

Mike Marsland / Getty Images

またフィル監督は、勇気を振り絞って最終的にメリルにオファーを出すまで、「つかぬことをお聞きしますが、“ボツにされるエイリアンの声”を演じてみたいとは思いませんか?」と彼女に尋ねる練習を、クリス監督と2人で鏡の前で何度も繰り返したという。

「これほどオファーを先延ばしにする映画製作チームは見たことがないでしょうね。ですが結局彼女は引き受けてくれて、本当に素晴らしかったです」

クリス監督は、彼女がこのささやかなカメオ出演に対して「思慮深く、そして遊び心たっぷりに」アプローチしてくれたと振り返っている。実際メリルは“100万通りもの異なるバージョン”の声を録音し、その過程で常に監督たちに意見を求めてくれたという。

From Digital Spy

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