1. トップ
  2. 「外連味」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

「外連味」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.3.18
Hearst Owned

「外連味」の読み方・意味

「外連味」は「けれんみ」と読みます。

「意表を突く仕掛け」や「観客を驚かせるための技巧」で、大衆受けを狙った演出ややり方のことを指します。

歌舞伎などで「正統から外れた奇抜な演出」という意味で使われた「外連(けれん)」に、雰囲気や様子を表す「味」が付いたのが「外連味」です。

元々は大掛かりな舞台装置を使った「仕掛け物」や、役者が一瞬で姿を変える「早変わり」といった、見た目の派手さや奇抜さで観客を驚かせる演出を指していました。

現在では映画や小説、ビジネスシーンのプレゼンテーションなど、幅広い分野で作品や人の様子を表す言葉として使われています。

「外連味」は文脈によって、褒め言葉にも批判にもなる面白い言葉です。使い方を見ていきましょう。

「外連味」を使った例文

「外連味」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)彼女の作品は外連味たっぷりで見ていて飽きない

この例文は、彼女が作り出す作品が、観客をあっと言わせるような型破りの演出や、意表を突く仕掛けに満ちている様子を表しています。
「外連味」を褒め言葉として使った例で、単に独創性があるだけでなく、あの手この手で観客を楽しませようとするサービス精神や魅力が伝わりやすいです。

(2)このご時世、外連味のない正統派のアイドルは珍しい

この例文では、奇抜なパフォーマンスや作り込んだキャラクター設定に頼らず、伝統的なスタイルを貫くアイドルを貴重だと感じている様子を表しています。
「外連味のない」を褒め言葉として使った例で、流行りに流されず、素直さや本来の魅力で勝負しているという誠実さや潔さが伝わってきます。

(3)この映画は外連味が効きすぎていて、冷めてしまった

この例文は、ある映画が奇抜な演出や大げさな仕掛けをしすぎた結果、かえって観客の興味を失わせてしまった状況を表しています。
「外連味」を批判的な意味合いで使った例で、行き過ぎた演出によって、あざとさやわざとらしさが目立ち、かえって面白みがなくなってしまったことが伝わってきます。

Flashpop / Getty Images

「外連味」の言い換え表現

「外連味」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)ハッタリ

「ハッタリ」は、「相手を威圧するために、事実以上に大げさな言動をとることを指す言葉です。

「外連味」が演出としての「味」や「面白み」に焦点を当てるのに対し、「ハッタリ」は相手を圧倒するための「行為」や「嘘」そのものを指すことが多いという違いがあります。

(2)衒い(てらい)

「衒い」は、「自分の才能や知識を自慢して見せびらかすことまたは「実際以上に良く見せかけること」を指す言葉です。

「外連味」が演出などの「やり方」を誇張することに使われるのに対して、「衒い」は能力や性格などの「内面」をよく見せようとする際に使われるという違いがあります。

最後に

外連味とは、「意表を突く仕掛け」や「観客を驚かせるための技巧」で、大衆受けを狙った演出ややり方のことを指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年3月18日時点の情報です。

元記事で読む
の記事をもっとみる