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『逃げ恥』超えの“歴史的快挙”!「異次元レベル」「凄まじく面白い」TBS史上“トップ”に躍り出た『怪物級ドラマ』

  • 2026.6.5

完成から時を経てもなお、その名が語られ続ける作品があります。今回は「放送当時から高く評価され、今なお"名作"として語り継がれるドラマ」という基準で、5作品をセレクトしました。

本記事では第2弾として、『恋はつづくよどこまでも』をご紹介します。小学館「プチコミック」連載の円城寺マキさん原作、上白石萌音さん主演、相手役を佐藤健さんが務めたドラマ。SNSで話題となり、見逃し配信はTBS史上最高記録を更新した、令和ラブコメの代表作です。

本記事では、記録的なヒットを支えたデータが示す圧倒的な数字と、佐藤さんが魅せた唯一無二の"胸キュン"演技という二つの切り口から、この作品が今なお語り継がれる理由をひもといていきます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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「WEIBO Account Festival 2022」 佐藤健   (C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)
  •  放送期間:2020年1月14日〜2020年3月17日(全10話)
  •  出演:上白石萌音(佐倉七瀬 役)、佐藤健(天堂浬 役)ほか

偶然の出会いで出会った医師・天堂浬(佐藤健)に憧れた七瀬(上白石萌音)は、5年後、彼がいる病院に新米ナースとして配属されます。しかし再会した天堂は「魔王」と呼ばれる毒舌でドSな医師であり、七瀬に対して容赦のない言葉を浴びせ続けます。それでも患者に対しては真摯に向き合う天堂の姿を目の当たりにした七瀬は、しだいに彼への思いを募らせていきます。ドSな言動の中にときおり垣間見える"デレ"の瞬間が、物語全体を彩るご褒美として視聴者の心をつかみ続けました。

TBS史上最高を塗り替えた、"逃げ恥超え"の記録

本作の社会的な広がりを示す象徴的な数字が、見逃し無料配信の再生回数です。第7話(2020年2月25日放送)は、「TBS FREE」「GYAO!」「TVer」の合計再生回数が放送翌週3月2日までの集計で283万回に達し、社会現象となった大ヒット作『逃げるは恥だが役に立つ』最終回(第11話)の266万回を上回って、当時のTBS史上最高記録を更新しました。

その勢いはとどまりませんでした。第7話の再生回数は最終的に302万回まで伸び、続く第8話(3月3日放送)は配信期間を1日残した段階で、その302万回をも突破。本作は記録を自ら塗り替え続けるという異例の展開をみせ、最終回までその人気は衰えず、有終の美を飾りました。その実績は、まさに“怪物級”。SNSでも「異次元レベル」「凄まじく面白い」「さいっこう!」など絶大な評価を得ています。

佐藤健が魅せた、視聴者を揺さぶる"胸キュン"演技

本作のヒットを語るうえで外せないのが、佐藤健さんが体現した天堂浬という役柄の魔力です。容姿端麗で頭脳明晰、しかし言動はストイックすぎる「魔王」と呼ばれる医師――。そのキャラクターが放つ、辛辣な"ツン"の奥にひそむ"デレ"の間合いに、多くの視聴者が心を奪われました。

"頭ぽんぽん"や"バックハグ"といった場面が大きな反響を呼び、佐藤さんの胸キュン演技は本作放送中、SNSを席巻し続けました。その熱狂は視聴者の「もう一度観たい」というリピート視聴(通称"追いつづ")も生み出し、見逃し配信の爆発的な再生回数増加を下支えした要因のひとつだったのかもしれません。

佐藤さんはこの役で東京ドラマアウォード2020の助演男優賞を受賞。同時に本作は作品賞優秀賞と主題歌賞も受賞し、3冠を達成しています。

「化学反応」が生んだ、高い完成度の理由

本作の完成度を支えたもうひとつの柱が、上白石萌音さんの演技でした。第8話のボウリングシーンでの約15秒にわたる演技は「本当に絶妙」と話題を呼び、上白石さんの繊細な表現力が広く認知される契機にもなりました。

上白石さんはこの作品での演技が評価され、第29回橋田賞新人賞(「新鮮で明るく素直な演技は、視聴者に安心感と親近感を与え、多くの女性たちから支持を得た」と評価)と、第45回エランドール賞新人賞の2冠を受賞しています。

さらに主題歌であるOfficial髭男dismの『I LOVE…』も、2020年3月16日付「オリコン週間ストリーミングランキング」において、集計開始(2018年12月)以来の歴代最高週間再生数を記録。4週連続1位という快挙も達成しており、ドラマと音楽が一体となった熱狂がいかに大きなものだったかを物語っています。主演ふたりの化学反応、脚本家の細やかな工夫、そして楽曲との相乗効果――それぞれの要素が高いレベルで重なり合った結果が、TBS史上最高の配信記録という形で結実したのではないでしょうか。

純愛の熱量が、時を経ても色あせない理由

『恋はつづくよどこまでも』が放送から6年以上を経た今もなお語り継がれるのは、佐藤健さんの"胸キュン"演技と上白石萌音さんの透明感あふれる表現が織りなした、唯一無二の化学反応があったからではないかと思うのです。ドSな医師が新米ナースに少しずつ心を開いていく過程の丁寧な描写は、視聴者に「もう一度あの瞬間を見たい」という気持ちを何度でも呼び起こします。数字が証明した圧倒的な熱量と、俳優陣が積み重ねた誠実な演技が交差したこの作品は、令和のラブコメを語るうえで欠かせない一本として、これからも記憶され続けることでしょう。

※記事は執筆時点の情報です

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