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知られざる“毎月の食費”事情 40代以降は「4万円〜7万円代」が半数以上…食費高騰で“買うのをやめたモノ”も判明

  • 2026.3.10
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

相次ぐ食品の値上げが家計を直撃する昨今。特に40代以降は、子育て世帯や夫婦のみの世帯、単身世帯などライフスタイルが多様化し、食費の管理も工夫が求められる時期です。

今回、全国の40歳以上の男女300名を対象に、「毎月かかる平均の食費代」に関するアンケートを実施しました。平均的な支出額から、多くの人が実践している「買い物の工夫」まで、そのリアルな実態を紐解きます。

1ヶ月の平均食費は「5万円〜7万円未満」が最多

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出典元:TRILL

アンケートの結果、1ヶ月の合計食費(外食・カフェ・お酒代を含む)で最も多かった回答は「5万円〜7万円未満」でした。

  • 1位:5万円〜7万円未満(25.7%)
  • 2位:3.5万円〜5万円未満(23%)
  • 3位:7万円〜10万円未満(20.7%)

回答者の世帯人数は「2人(夫婦・同居など)」と「4人以上」がそれぞれ85名と多く、家族構成によってボリュームゾーンが分かれていますが、およそ4万円〜7万円の間でやりくりしている世帯が全体の半数近くを占める結果となりました。

買い物先は「一般的なスーパー」と「激安スーパー」を併用

普段どこで食材を購入しているか(複数回答可)を尋ねたところ、圧倒的に多かったのは「一般的なスーパー(イオン・ライフなど)」で257名にのぼりました。

一方で、「激安スーパー(業務スーパー・OKなど)」を利用している人も139名と非常に多く、日用品や生鮮食品は近くのスーパーで、まとめ買いや保存のきくものは激安スーパーで、といった使い分けをしている様子が伺えます。

一方で、「高級スーパー(成城石井・紀ノ国屋など)」を利用しているのはわずか6名、「コンビニ」は24名にとどまり、日々の買い物では徹底して「安さ」と「利便性」を重視していることがわかります。

切実な声……食費を抑えるために「買うのを控えたもの」

物価高の影響を受け、この1年で「買うのを控えたもの」についての自由回答では、多くの切実な工夫が寄せられました。

1.嗜好品・お菓子の見直し

「アイスクリームやポテトチップスなどのスナック菓子を控えるようになった」「自分だけが食べる贅沢なチョコを我慢している」という声が目立ちました。生活必需品ではない「嗜好品」から削るのが節約の第一歩となっているようです。

コンビニでついでに買ってしまうスナック菓子やスイーツなどの嗜好品を控えるようにしました。1回の金額は少ないですが、回数を減らすことで月間の支出が目に見えて減り、健康管理にも繋がっています。(60歳男性)

2.高騰する「果物」と「お米」

特に多かったのが「果物」です。いちごやシャインマスカット、あるいは日々のリンゴやバナナですら「高くて手が出ない」という意見が多く見られました。また、昨今の価格高騰を受け「お米」の購入量を減らしたり、麺類で代用したりする工夫も見られます。

数年前は子供が食べたいといったフルーツは普通に買っていたが、ここ1年程は旬のフルーツで激安の時は買うが、リンゴやデコポンなども高くてなかなか買わなくなった。(45歳・女性)

3.「中食」と「外食」の削減

「お惣菜やお寿司など、調理の手間を省けるもの(中食)を買わなくなった」「コンビニでのちょっとした買い物をやめた」という回答も多数ありました。少しでも安く済ませるために、自炊を徹底する傾向が強まっています。

4.肉の種類や部位のランクダウン

「牛肉は高いので豚肉や鶏肉ばかり買うようになった」「豚バラ肉を我慢して、安いこま切れ肉にしている」といった、タンパク質源の工夫も。また、「もやしやエノキでかさ増しをする」というテクニックも定番のようです。

肉は正規の値段のものは購入せず、割引シールが貼られているものを選んで冷凍しておくことにした。(48歳・女性)

賢い使い分けと「自炊への回帰」

今回の調査では、40歳以上の世代が「一般的なスーパーと激安スーパーを賢く使い分け、嗜好品や高価な果物を控えることで、食費を5〜7万円程度に抑えようと努力している」実態が浮き彫りになりました。

「晩酌をビールから発泡酒に変える」「カット野菜ではなく丸ごとの野菜を買う」といった細かな努力の積み重ねが、今の家計を支えているようです。

皆さんのご家庭の食費と比べていかがでしたか?他の方の工夫を参考に、無理のない範囲で賢く食卓を彩っていきたいですね。


【調査概要】

  • 調査対象:40歳以上の男女
  • 有効回答数:300名
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査