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吊るして飾ると魅力的!【ヒヤシンスの寄せ植え】室内でも楽しめる水耕栽培のやり方も紹介

  • 2026.2.24

吊るして飾ると魅力的!【ヒヤシンスの寄せ植え】室内でも楽しめる水耕栽培のやり方も紹介

春の訪れを告げる、ヒヤシンスの甘く豊かな香り。芽出し苗を使って、その鮮やかな彩りを庭や室内で楽しみませんか? 芽吹きから開花、組み合わる花と織りなす風情が楽しめる寄せ植えを、渋谷さんに教えていただきました。

監修・寄せ植え制作
渋谷裕子さん

ハンギングバスケットマスター。東京・新宿のグリーンギャラリーガーデンズ新宿京王店にて、寄せ植え、ハンギングバスケットを制作。日比谷公園ガーデニングショーにて4年連続受賞。ワークショップも開催。
Instagram @gggardens.sk

鉢の雰囲気に合わせた小花やリーフ。トータルコーデを意識したひと鉢

ヒヤシンスの寄せ植えは1球植えだと目立ちにくいので、3株植えてしっかり主役を強調させるのがポイントです。鮮やかなピンクを引き立てるアリッサムの黄色の花や、全体をやわらかい印象にもっていってくれる淡い紫色のバゴパ(ステラ)の小花をちりばめると、バランスよくまとまります。今はカラーリーフとして楽しむ植物も、春ごろから花を咲かせます。

A:ヒヤシンス(芽出し苗・ピンク)
B:アリッサム・サクサティーレ ‘サミット’
C:バゴパ(八重咲き・ラベンダー)
D:コロニラ・バレンティナ
E:ロータス ‘ブリムストーン’
F:ミント ‘ミルキーウェイ’(株分け)
G:デージー ‘アルムの空’
H:トリフォリウム ‘イエローリボン’

バスケットのサイズ/直径26cm、高さ44cm

Close-up!

リーフも楽しめるコロニラ、トリフォリウム、アリッサムは、かごからあふれるように花を咲かせ、春になるといっそう華やかに。

時間の経過で変化が楽しめるひと鉢

アイアンの壁掛けハンギングに、紫のヒヤシンスを合わせたシックな寄せ植え。色が暗くなりすぎないよう、ローズピンクのネメシアなどでグラデーションをつくっています。春になると、パルマスミレの白花が咲き、垂れ下がるように演出。ハゴロモジャスミンも徐々にほんのりピンクに紅葉し、アクセントに。ヒヤシンスだけでなく、パルマスミレも香りを楽しめます。

A:ヒヤシンス(3球入り芽出し苗・紫)
B:ネメシア ‘パステシア’
C:プリムラ・マラコイデス ‘アンティークピンク’
D:スカビオサ エコーシリーズ
E:ハゴロモジャスミン
F:セダム(斑入りマルバマンネングサ)
G:パルマスミレ ‘スワンリーホワイト’
H:ハーデンベルギア
I:ハナカンザシ

バスケットのサイズ/36cm×19cm、高さ10cm

Close-up!

やわらかい雰囲気をつくるのに、ローズピンクのネメシアを。甘くなりすぎず、主役の花色の紫との調和もとりやすい。

ヒヤシンスの芽出し苗の楽しみ方

寄せ植えはもちろん、いろいろな楽しみ方ができるのもヒヤシンスの魅力。ここでは単植でべラボンを使った鉢植えと、水耕栽培をご紹介します。

シンプルに植えるだけでも十分かわいい【鉢植え】

土栽培の場合は、寄せ植え同様の植えつけ方法で、お気に入りの鉢に植えてみましょう。水は毎日ではなく、土が乾いたら、しっかり与えます。写真は、天然のヤシの実で作られた「べラボン」を土の代わりに使用。べラボンは水耕栽培と同じ栽培方法が可能なので、底穴のあいていない鉢の半分程度まで水を入れ、水がなくなったらまた与えます。水耕栽培用と同様の球根処理をしているため、コバエなどの虫がわく心配もなく、近年人気を集めています。切り花で楽しみたい人は、根元で切って花瓶へ。

種類豊富な容器で根っこ観賞も【水耕栽培】

土がないぶん、病害虫がつきにくく、室内で香りを楽しみたい人やガラス容器で根っこ観賞をしたい人におすすめです。週に1回水を入れかえます。球根をポットから取り出す際に、根を傷つけないよう注意し、水を何度もかえながらゆっくり土を落とすようにしてください。花が咲き終わったら土に植えかえれば、来年もきれいな花を楽しめます。


ヒヤシンスをポットから取り出す。水の中でゆすって土をとり、根をほぐす。根が切れないようやさしくふる。


根に絡んでいる古葉などを取り除く。


水を入れかえて、もう一度水の中で根元を中心にゆする。根元についているゴミは手でとり、きれいにする。


新聞紙などの紙で、球根を包む。そのままの状態で、専用容器に球根を入れる。


下から抜けた根のまわりの紙をちぎる。上の紙も上から抜く。根を傷つけないように注意する。


容器の半分くらいまで水を入れて、⑤をセットする。水は、根の先がつかるくらいでもOK。

撮影/柴田和宣(主婦の友社)
撮影協力/グリーンギャラリーガーデンズ

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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