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新婦「担当を変えて。夫が取られるから」美人プランナーへの“理不尽なクレーム”に、上司が放った「痛快な一言」

  • 2025.12.18
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

こんにちは、yukimaruです。

プランナーがお客様から担当替えと言われることは、少なくありません。
そして、どんな理由でも多くのプランナーは、大きなショックを受けるのですが、中でも理不尽で有り得ない理由の担当替えは、心に傷が残ります。

一部のお客様からの過度なご要望の理不尽な担当替え指令エピソードを紹介していきましょう。

担当替えの理由はさまざま!まずは様々ある理由を紹介!

プランナーの担当替えのほとんどは、ミスをされて不安になるか、合わないというもの。

「合わない」というのは、生理的なものであり、仕方がない部分がありますが、それでもプランナーはプロとして、どんなお客様にでも合わせられる接客力を持つことが重要だと、個人的には思います。

それに加え、やはりお客様側としても、なかなか言いづらい担当替え。

お客様に言いづらいことを言わせてしまうことも申し訳ないことであり、一生に一度の大事な結婚式なので、堪えて我慢をされているとなおさら心苦しいので、言ってもらった方が良いと思っています。

私はプランナーとして、ミスやクレームの中で、一番したくない失敗が「担当替え」でした。

私にとって一番強みとしていたのは、人間関係であり接客力。

どんなお客様でも信頼してもらえるプランナー、好かれるプランナーでありたいと思っていました。

そして、ブライダル業界にいた私は常々ずっと「出会った人に感謝してもらえる人になりたい」と思って仕事にまい進していたので、何十年のプランナー歴で、1度だけあった担当替えは、私にとって忘れられない1組です。

理不尽な担当替え!カスタマーハラスメントに該当しうる要求には断固として応じない!

ほとんどの担当替えは「仕方がない」という理由で、プランナーとして未熟だったと反省することが多いものです。

しかし、私が上司になった時、ある理由で担当替えになったプランナーに、「あなたはこの件をひとつも反省する必要はない!」と言い放ったことが数回あります。

それは、「容姿に関すること」をはじめとした、理不尽な要求です。

容姿に関することであれば以下のようなことがありました。

  • 好みの顔ではないから変えてほしい
  • 夫を取られたら困るので、夫の好みではない人が良いから変えてほしい
  • 綺麗な人が良いから変えてほしい

プランナーは、お2人の結婚式をサポートすることが仕事であり、確かに半年や1年など長いお付き合いはさせてもらいますが、容姿は全く関係がないはずです。

理不尽な要求である場合、私はれっきとした態度で「上司として、プランナーに不手際があれば、担当変更に応じます。しかし、容姿に対しての要望は、受け入れられません。また、綺麗な人の基準も好みです。容姿の好みでプランナーを選ぶ制度は、当社にはございませんので、他の式場を当たってください」と対応しました。

中には、

  • 育ちが良くないプランナーは嫌、家柄が良い人に交代してほしい
  • プランナーの履歴書を見せてほしい
  • 学歴がないプランナーは嫌だ

というようなことも。

お客様の要望は可能な限り叶えたい!しかし、理不尽な要求は、毅然対応!

もちろん、新郎新婦様、ご両家様にとって結婚式は晴れの舞台であり、一生に一度の記念の日であり、他の買い物と比べて、高額な商品ともいえるでしょう。

だからこそ、プランナーは結婚式の知識や提案を磨くだけでなく、身なり、礼儀、立ち振る舞い、言葉使いなど、人間磨きも日々努力しています。

プランナーは、接客業の中でも、一生に一度の、取返しがつかない結婚式をいう商品を扱うだけに、緊張感があり、打ち合わせや結婚式当日の長時間勤務や、早朝、深夜の帰宅もザラです。

そして華やかに見えて、事務処理や裏方の地味な仕事があり、キラキラしたイメージとはかけ離れていて意外とギャップがある仕事でもあります。

日々、戦場のような仕事をしてきた自負もあり、そんなプランナーたちの上司としても、理不尽な要求には、お客様であろうが、プランナーを守っていきたいと思ってやっていました。

これからも、日本全国のプランナーが、誇りを持ちながら仕事をできるように願っています。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。ウエディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理する活動。現在は、Webライターとして活動。ウエディングプランナーから培った「人を思う気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


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