1. トップ
  2. 「5年乗って80万円しか減らない」レクサスNXを660万円で購入→残価70%超を叶えた「リセールの三種の神器」

「5年乗って80万円しか減らない」レクサスNXを660万円で購入→残価70%超を叶えた「リセールの三種の神器」

  • 2026.3.15

 

undefined
出典元:PIXTA(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。輸入車ディーラー営業、カーディティーリングスタッフ、自動車部品メーカーの海外営業を経て、現在は中古車買取店のオーナーを務めております、岡本です。

「新車登録した瞬間に価値が2割落ちる」

かつて車選びの常識だったこの言葉は、今や過去のものとなりました。現在の国産車市場、特にトヨタ・レクサスのSUVカテゴリにおいては、その定説を覆すかのような「事態」が起きています。

その筆頭格のひとつが、レクサスのミドルサイズSUV『NX』です。

驚くべきことに、5年経って2回の車検を通した後でも、「残価率70%超え」という驚異的な数字を叩き出す例が続出しています。今回は、実質的な所有コストを抑え、高級車に乗るほど得をするというNXの正体を解き明かします。

【体験談の紹介】「5年乗って80万円しか減らない」という衝撃

数年前、レクサスNXのガソリンモデル「F SPORT」を約660万円で購入したオーナーの実例を紹介しましょう。

通常、5年も乗れば価値は半値以下になるのが一般的ですが、このオーナーが2回目の車検を機に査定に出したところ、提示された金額は約580万円。5年間、レクサスという最高のサービスとステータスを享受しながら、資産としての目減りはわずか80万円。月々に換算すれば、約1.3万円の負担でNXを所有していた計算になります。

なぜ、これほどの高リセールが維持されるのか。その裏には、レクサスNX特有の「需給バランス」があります。 現在、NXは世界的に人気のモデルのひとつであり、長納期になることも少なくありません。「1年以上も待てない」というユーザーが中古車市場へ押し寄せ、新車価格に近い金額を出してでも「今すぐ乗れる高年式車」を求めるケースが多く、中古価格が高止まりしているのです。

特に海外市場でのレクサスブランドへの絶大な信頼は、国内の流行に左右されない「鉄板の底値」を作り上げています。

プロが教える「出口」からの逆算ロジック

レクサスNXで可能な限り「残価70%超え」を狙うには、購入時の仕様選びが大切です。高値を狙うのであれば、プロの間で「リセールの三種の神器」とも呼ばれる以下の条件を意識することをお勧めします。

1.三種の神器:ムーンルーフ(パノラマルーフ)、赤レザー(フレアレッド)、ホワイトノーヴァガラスフレーク
これらは海外バイヤーが買い付け時にチェックする項目例です。特に「F SPORT」に「フレアレッド」のシート、そして「ムーンルーフ」の組み合わせは、出口(売却時)の査定額を数十万円単位で跳ね上げることも珍しくありません。

2.ガソリンモデルの優位性
ハイブリッドも人気ですが、海外のインフラ状況を鑑みると、ガソリンモデル(NX350など)は世界中で需要が高い傾向にあります。

3.売却時期の見極め
次期モデルの投入、特定の国での輸入規制(年数制限)をチェックしつつ、高値がつく「旬」のタイミングで売り抜ける。この判断こそが、家計を守る「技」となります。

「手放す時にいくら残るか」を基準にレクサスNXを選べば、高級車は単なる「浪費」ではなく、賢い「資産防衛」の手段になり得るのです。

リセールの三種の神器を意識して高いリセールを狙いましょう。


筆者:岡本 修
自動車業界の川上から川下までを網羅するカーライフアドバイザー。輸入車ディーラーの営業職としてキャリアをスタートし、接客の最前線を経験。その後、カーディティーリング会社にて車両美装の技術を習得し、自動車部品メーカーの海外営業としてグローバルな流通機構にも携わる。現在はこれら「販売・施工・製造・輸出入」の多角的な経歴を活かし、中古車買取店のオーナーとして独立。業界の裏表を知り尽くしたプロの視点から、中古車の本質や市場動向、メンテナンスの重要性など、ユーザーに寄り添った信頼性の高い情報発信を行っている。


▶︎2分で完了!日常の"モヤッとした"体験、TRILLでシェアしませんか?【投稿はこちら】

の記事をもっとみる