【筑紫野】具材と想いがぎっしりの手作りサンドイッチ「koishi」

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のアンドレです。 筑紫野市在住、仕事で宮崎～東京～岡山とあしかけ15年の転勤生活で地域の美味しいもの、楽しいイベントや人の魅力に触れてきました。そして福岡にもどり、これからは筑紫野や福岡の素敵な「モノ・コト・ヒト」の情報を発信していきたいと思っています。よろしくお願いします。

さて初投稿の今回は、営業途中で出会った「手作りサンドイッチのお店 koishi」さんを紹介します。“おっ、サンドイッチ屋かー！ いいなぁ”と思いながら立ち寄り、たまごサンドを買ったのが最初でした。食べた瞬間、なんだか懐かしくなってしまう、ほっとするような素朴な味わいとボリュームに魅了され、今ではランチやおやつに機会を見つけては通っています。

具材ぎっしり、オーナーさんの想いもぎっしり詰まった、鮮度抜群のkoishiの手作りサンドイッチの魅力をお伝えします！

駅からすぐで早朝から買えるのが嬉しい

お店の場所は西鉄天神大牟田線 朝倉街道駅すぐです。駅の改札口（改札口は一ヶ所のみ）を出て、左手方向(駐輪場がある方向)へ少し歩くと、右手にお店があります。平日は午前６時から営業。「朝からしっかり食べてほしい」という、オーナーさんの想いも込められています。

素朴で親しみやすい店構えが、あたたかい気持ちにしてくれます。

オーナーさんの手作りで用意するサンドイッチは毎日２５０個以上！ この日も馴染みのお客さんが慣れた様子で買っていました。

ボリュームたっぷりでフレッシュなサンドイッチ

冷蔵ショーケースにところ狭しと並ぶフレッシュなサンドイッチ。見ているだけでも、楽しくなります。オーナーさんのお話では、毎日手作りで用意する３００個以上のサンドイッチも、朝６時の営業開始からお昼前迄の時間帯でおよそ６割程度は売れてしまうそう。そこからランチタイムをこえると、用意したサンドイッチもほぼなくなってしまう日もあるほどの人気ぶりです。

デリケートなパンを第一に考えて、食べてくれる人にピッタリのサンドイッチを。

その日の朝にお店に届く焼きたてのパンを、その日にカットして、サンドイッチに調理し提供する。オーナーさんによれば、「『到着→カット・調理→提供』をその日のうちにやりきってしまうことが、デリケートなパンの風味・食味・食感をお客様に良い状態で提供する基本」なのだそう。加えて店内の空調についても、パンにとってのベストを考えて調節しているとのことでした。

サンドイッチ作りにおいても、ボリュームを意識しながら、実際にそれを食べてくれる方が食べやすいサイズ感は超えないようにしているそうです。「仕事をしながら、本を読みながら、ドリンクを片手に。そんなお客様のシーンに馴染むサンドイッチ作りを目指しています」とオーナーさん。

「サクッ」「サクッ」「サクッ」とよどみない滑らかな動作でパンがスライスされていきます。

カットを終えた調理前の食パンは、すぐに専用の容器に収められます。

人気のトンカツサンド。トンカツは冷やしてサンドするため、冷めても美味しいお肉をチョイス。

毎日食べても飽きのこない美味しさ。これこそがまさに「手作り」サンドイッチ。

店頭での取材を終えてから、たまご、ツナ、ハムチーズ、フルーツサンドのキウイ、さつまいもクリームと５種類のサンドイッチを購入。お昼ごはんとして自宅で家族と食べながら、いつもの美味しさを堪能。毎日のいつもそこにあるほっとする美味しさ。これこそがkoishiの手作りサンドイッチだなーと思いました。

左がツナサンド（４２０円）と右がたまごサンド（４００円）。優しい味のたまごサンド、ツナサンドのきゅうりの食感も印象的。

ハムチーズサンド（４２０円）は滑らかなパンとシャッキシャキのレタスの食感のコントラストが魅力。

キウイサンド（５８０円）とさつまいもクリームサンド（４００円）。キウイが新鮮で香りも嬉しい美味しさ。さつまいもクリームも優しい甘さです。

お客様との対話を大切にして、サンドイッチ作りに活かしたい。

オーナーの山下さんは、お店を始めるにあたって関東で事業展開されていた方に手紙で「弟子入り」を志願して、作り手としての姿勢とノウハウを学ばれたそうです。お話を伺っていて、常に真っ直ぐお客さんやサンドイッチ作りと向き合う姿が印象的でした。今は２０種類ほどのサンドイッチがお店で提供されているそうですが、「今後もお客様との店頭での対話を活かしながら、新しいサンドイッチ作りに取り組み続けたい」とのことでした。取材させて頂き、有難うございました！

オーナーの山下さんから皆さんへ「美味しいサンドイッチを作ってお待ちしています。ぜひ一度、お店にお越しください！」