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【茶碗蒸しはフライパンで】具材は「卵とエビ」だけ、という潔さ!映え最強のとろ~り餡であったまる♡

  • 2026.1.3

寒い日は、熱々の「茶碗蒸し」が恋しくなりますよね。でも、具材を揃えるのも、蒸し器を出すのも面倒で…。そんなとき、時短で簡単な料理がお得意な料理研究家・上田淳子さんのレシピを発見!具材は、なんと卵とエビだけという潔さ。フライパンで蒸すだけで、料亭のような「茶わん蒸し」が完成するんですって。卵1個で2人分作れてコスパも最強。冷えた体に染み渡る一品、さっそく作ってみよ♪



焼く・炒めるだけではもったいない!フライパンは「蒸す」のにも最適



今回作ってみる「茶わん蒸しのエビあんかけ」は、料理研究家・上田淳子さん考案のレシピで、農家向けの月刊誌『家の光』2020年5月号の別冊付録『ラクして絶品!フライパンおかず』レシピ集で紹介されていました。

『家の光』は大正14年(1925年)に創刊され、昨年100周年を迎えたJAグループのファミリー・マガジン。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報が幅広く掲載されていて、読み応えのある雑誌なんですよ。

上田さんは「とにかくごはんの支度をラクにすませたい!」という方のために、フライパンを使った、早くておいしいレシピを考案したとレシピ集にコメントを寄せていました。

フライパンは焼いたり炒めたりするのに使われますが、上田さんは「煮る・蒸す・炊く」も万能にこなせると紹介。フライパンは火の回りが速いので時短につながり、口径が広いので材料の出し入れもしやすいというメリットをあげていました。

茶碗蒸しを蒸し器で作るとなると、普段あまり出番のない蒸し器を準備する億劫さがありますが、フライパンは普段使いしているのでハードルが低め♪卵1個で2人分作れるのもうれしいです。

フライパンで気軽に作れる♪「茶わん蒸しのエビあんかけ」を作ってみた!

今回はお湯250mlに顆粒の合わせだし2gを溶かし、茶碗蒸し用に150ml、エビあん用に100mlに分けて用意しました。



【材料】(150~200mlの器2個分)
卵…1個
だし汁…3/4カップ(150ml)
塩・しょうゆ…各少々

[エビあん]
むきエビ…30g
だし汁…1/2カップ(100ml)
塩・しょうゆ…各適量
水溶き片栗粉…水小さじ1+片栗粉小さじ1/2

【作り方】
1. ボウルで卵を溶いてだし汁(150ml)、塩、しょうゆを加え、ザルでこして器に入れてアルミホイルをかぶせます。



溶いた卵にだし150mlを加えます。だしが熱いと卵が固まってしまうので、冷ましただしを加えました。



卵液をザルでこして器に注ぐと、混ざりきらなかった白身が残りました。表面に浮いている泡をスプーンで取り除いてからアルミホイルをかぶせました。

2. フライパンにキッチンペーパーを1枚敷き、1を入れて器の高さの半分くらいまで水を注ぎます。



器に高さがあり、平たいフライパンではフタがきっちりとしまらなかったので、深めのフライパンで蒸すことに。

蒸している間に器が揺れないように、キッチンペーパーを敷くのがポイントです。今回は水を600mlほど注ぎました。

3. フタをして中火に点火し、お湯が煮立つ手前でフタを少しずらしてごく弱火で10~15分、卵液が固まるまで蒸します。



5分ほどでお湯がふつふつとしてきたので、ごく弱火にしてフタを少しずらして10分加熱。蒸気はそれほど上がらず、お湯とフライパン内の熱で卵が蒸されているようでした。



器の形状によって加熱時間が異なるので、竹串を刺して固まり具合を確認。今回はごく弱火にしてから10分できれいに固まりました。

茶碗蒸しを取り出してフライパンを洗っておきます。


4. エビの背わたを取って、包丁でミンチ状にたたきます。



少し食感が残るように粗みじん切り程度にたたきました。

5. フライパンに4、だし汁(100ml)、塩、しょうゆを入れて中火に点火してほぐしながら加熱し、火が通ったら水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。



2分ほど加熱するとエビが赤くなりました。アクが出たら取り除くとのことですが、今回は出ませんでした。



弱火にして水溶き片栗粉を加え、中火にして混ぜましたが、とろみはそれほど付きませんでした。3の茶碗蒸しに注いだら完成です。

やわらかい茶碗蒸しにプリプリのエビ。だしの味が広がってやさしいお味



料理研究家・上田淳子さん考案の「茶わん蒸しのエビあんかけ」が完成!粒状のエビが入ったあんをかけて仕上げたので、上品な茶碗蒸しになりました。



スプーンですくってみると、ぷるっぷる。口に入れると、卵がつるんと喉に通るやわらかさで、とてもはかない食べ心地です。

卵にもエビあんにもかつおと昆布の合わせだしのやさしい味わいがきいていて、シンプルながらもほっとするおいしさ。小さく刻んだエビがプリッとした食感で、はかない卵のやわらかさとは対照的。

ごく弱火で蒸したことで卵に「す」はまったく入らず、とてもなめらかなやさしい味わいの茶碗蒸しでした。

蒸したて茶碗蒸しは寒い時期にぴったり!フライパンを使えば気軽に作れる♪



JAグループのファミリー・マガジン『家の光』の別冊付録レシピ集で見つけた、料理研究家・上田淳子さん考案の「茶わん蒸しのエビあんかけ」。フライパンに卵液を注いだ器を入れ、水を張ってごく弱火で10分程度蒸すだけで作れる茶碗蒸しでした。

茶碗蒸しは蒸気が上がった蒸し器で蒸すイメージがありましたが、フライパンに水を張ってフタをしっかりとすれば中で蒸気が溜まり、蒸し器代わりに使うことが出来ました。

「す」が入らないように繊細な火加減が求められる茶碗蒸しですが、ごく弱火で加熱すると蒸気がそれほど上がらず、湯せん蒸しでじっくりと火が通り、とてもなめらかな仕上がりになりました。

中に複数の具を入れる一般的な茶碗蒸しは、食材の準備が大変ですが、エビあんならエビだけ、茶碗蒸しの上にかけるので華やかさも出ますよ。卵1個で2人分を作れるのも魅力的でした。

温かい茶碗蒸しは寒い日にぴったりのおかず。気軽に上品なひと品が出来るので、ぜひ作ってみてくださいね。

上田淳子さん プロフィール

調理師専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として幅広く活躍する。自宅で料理教室を主宰するほか、雑誌やテレビ、広告などで活躍。双子のお母さんであり、育児、家事と仕事を両立する経験を経て得た知識を生かしたレシピ提供も好評。『るすめしレシピ』『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかける コールドスタート』(自由国民社)、『冷凍お届けごはん』(講談社)、『フランス人に教わる3種の“新“蒸し料理。』(誠文堂新光社)、『バターは調味料。ほんの少し使うだけでおいしくなる』(グラフィック社)など著書多数。

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