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【コンビニおにぎり】最強の具材は?“50円値上げ”も「シャケ」を押さえて人気不動!最新調査で見えた“1個200円時代”の生存戦略

  • 2026.1.28

おにぎりはもはや「高級品」

出典:写真はイメージ
出典:写真はイメージ

もはや国民食ともいえるコンビニのおにぎり。昨今の原材料費高騰を受け、おにぎりの価格もじわじわと上昇し、「高級品」になりつつあると感じている人も多いのではないでしょうか。しかし、そんな逆風下でも不動の1位を守り続けている具材があります。それが「ツナマヨ」です。一般社団法人おにぎり協会が1月27日に発表した最新調査から、値上げでも揺るがない定番の強さと、変わりゆくコンビニおにぎりの現在地が見えてきました。

「ツナマヨ」価格激変…それでも4社で首位独占

一般社団法人おにぎり協会は、主要コンビニエンスストアを対象に実施した「おにぎり調査2025」(対象期間:2025年1月?12月)の結果を発表しました。

最も注目すべき点は、大手コンビニ4社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)の通年人気ランキングにおいて、1位がすべて「ツナマヨ(ツナマヨネーズ)」だったことです。

しかし、その中身(価格)には大きな変化が起きています。2024年と2025年の価格を比較すると、各社とも大幅な値上げに踏み切っているのです。

【主要コンビニ各社の「ツナマヨ」価格変化(2024年→2025年)】

・セブン-イレブン:128円 → 178.20円(+50.2円)

・ファミリーマート:155円 → 198円(+43円)

・ローソン:157円 → 181円(+24円)

・ミニストップ:118.80円 → 159.84円(+41.04円)

※おにぎり協会発表資料より

かつては「100円ちょっとで買える」代表格だったツナマヨも、今や200円に迫る価格帯へシフトしています。それでも1位であり続ける理由について、同協会は「味が想像しやすいものに支持が集まる傾向にある」と分析。失敗したくない心理や、忙しい日常の中で短時間で確実に満足感を得たいというニーズが、価格上昇のハードルを超えているようです。

「中価格帯」になったツナマヨ、代わりの「激安枠」は?

ツナマヨが「中価格帯」へとシフトしたことで、消費者の懐事情に合わせた「新・低価格帯」おにぎりの存在感が増しています。

その筆頭が「海苔(のり)なし」のおにぎりです。海苔などの原材料高騰を受け、ご飯に具材を混ぜ込むタイプの商品ラインアップが強化されています。

ローソンでは「だし」を用いて満足感を高めた海苔なしシリーズを展開。セブン-イレブンでも通年ランキング3位に海苔なしの「わかめ御飯おむすび」(149.04円)がランクインするなど、安くておいしい新たな選択肢として定着しつつあります。

「1個で満足」か「冷凍で保存」か

また、おにぎりの役割自体も変化しています。

これまではおにぎり2個を買っていた層が、物価高を背景に「具だくさんの大きいおにぎり1個」で済ませる傾向が見られ、「ボリューム/プレミアム系」の商品が伸長しています。ローソンの通年ランキングにプレミアム商品が入るなど、高単価でも「コスパ(1個で満腹になる)」が良い商品は日常の選択肢になっているようです。

さらに、食品ロス削減や物流効率化の観点から「冷凍おにぎり」の展開も進んでいます。ローソンに続き、ファミリーマートも2026年1月から販売を開始。賞味期限の壁を越える冷凍おにぎりは、今後のコンビニおにぎりのニュースタンダードになるかもしれません。

たかがおにぎり、されどおにぎり。その棚には、日本の経済状況と私たちの生活の変化が色濃く反映されているようです。

(LASISA編集部)

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