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ケイト・ブランシェット、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞 常陸宮妃華子さまからメダルを受け取る

  • 2026.10.31
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、常陸宮妃華子さま Mila Gruber / Getty Images

映画『エリザベス』のエリザベス女王役などで知られ、映画『ブルー・ジャスミン』でアカデミー主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェット。世界の優れた芸術家を称える高松宮殿下記念世界文化賞の演劇・映像部門に選ばれた。現地時間10月28日(水)に明治記念館で授賞式が行われた。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、常陸宮妃華子さま Mila Gruber / Getty Images

授賞式には常陸宮正仁親王とともに総裁を務める常陸宮妃華子さまが出席、ケイトら受賞者にメダルを授与した。ちなみにこの日のケイトの衣装は「ユニクロ」のカスタムメイド。クリエイティブディレクターを務めるクレア・ワイト・ケラーが手がけたことをブランドが発表している。

この賞は通称「芸術界のノーベル賞」。リアルなノーベル賞にはない絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門で優れた人物に授与される。今年、他部門ではジェニー・ホルツァー(絵画)、アンディ・ゴールズワージー(彫刻)、ダニエル・リベスキンド(建築)、ヘルベルト・ブロムシュテット(音楽)が受賞した。ちなみに演劇・映像部門では過去にアン・リー監督やマーティン・スコセッシ監督、俳優のカトリーヌ・ドヌーヴ、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレンらが受賞している。

ダニエル・リベスキンド(Daniel Libeskind)、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、ステファン・フォルシュベリ(Stefan Forsberg) Mila Gruber / Getty Images

授賞式に先駆けて行われた記者会見で、俳優業について「最悪の場合には文字通りの意味に囚われてしまう泥沼に陥ることもあるけれど、最高の場合には人々に言葉を失わせるほどの力を持つ職業」と定義。「私は常に、語られたことと語られなかったこと、人々が言おうとしていること、言いたかったこと、言いたくなかったことの間に、意味や可能性を探し求めている。自分が完全に表現できるかどうかという疑いは常に私の中にある。そして女性である私にとって、その疑念はしばしば自信のなさだと解釈される。しかしそうではない。その疑念こそが私の芸術的な出発点。それが私に聞くこと、見ること、感じることを可能にしてくれる」と語っていた。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、ステファン・フォルシュベリ(Stefan Forsberg)(フォルシュベリはヘルベルト・ブロムシュテットの代理で出席した。) Mila Gruber / Getty Images

「思慮することのない確信に満ちた不確実な世界において、疑念は創造のプロセスに不可欠である。それが挑戦や問いかけ、探求の始まりであり、対話とつながり、変化をもたらす」とも。来月にはジム・ジャームッシュ監督とタッグを組んだ最新作『ファーザー マザー シスター ブラザー』が日本でも公開される。どんな世界を見せてくれるのか、楽しみにしたい。

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