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「終始ボロ泣き」「川口さんじゃないと務まらない」『ママがもうこの世界にいなくても』が届けた“生きること”へのメッセージ

  • 2026.9.25

21歳で大腸がんを宣告され、24歳という若さでこの世を去った遠藤和さんが亡くなる10日前まで綴り続けた手記を映画化した『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(10月2日公開)。MOVIE WALKER PRESSでは、公開に先駆け開催された試写会にてアンケートを実施。「終始ボロ泣きでした。家族の優しさにグッときました」(10代・女性)、「和さんや家族が残したメッセージがたくさん詰まったすてきな作品」(20代・女性)といった声のほか、「幸せとはなにかを考えさせられた」(20代・女性)というコメントも。そこで今回は、参加者たちの心を大きく揺さぶった本作の魅力を、寄せられた感想と共にひも解いていく。

【写真を見る】川口春奈、病と闘う主人公を熱演…「川口さんじゃないと務まらない」と映画ファンも絶賛

愛する人との未来を願い、懸命に生きた女性を描くヒューマンドラマ

青森県で暮らす和は、恋人の将一と共に幸せな日々を送っていた。そんなある日、突然倒れ、病院に運ばれた彼女に“ステージIV”の大腸がんが宣告される。残された時間が限られるなか、将一は「一生大切にする」と誓い、2人はほどなく結婚。がんでも子どもを産める可能性があると知った和は子どもが欲しいと願う。しかしそれは、自身の命をつなぐ抗がん剤治療を止めるという命懸けの選択だった。

若くして大腸がんを宣告された遠藤和さんと、その夫である将一さんの感動の実話を映画化 [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
若くして大腸がんを宣告された遠藤和さんと、その夫である将一さんの感動の実話を映画化 [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

本作が描くのは、2020年にテレビ番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」内の「結婚式の旅」コーナーで取り上げられ、大きな反響を集めた和さんの物語。試写会参加者からも「知っている話とはいえ、映像になるとまた違った思いがあふれてきました」(50代・男性)、「『笑ってコラえて!』だけでは見ることのできない部分を観ることができてよかった」(20代・女性)といった声が上がった。

病と向き合いながら、愛する人との未来を諦めず、自らの望む生き方を選択した和。「儚く尊い命の重さを感じた」(20代・男性)というコメントからも、その生き様が観客の胸に深く刻まれたことがうかがえる。

「川口さんじゃないと務まらない」川口春奈の熱演に絶賛の声

そんな和を演じるのは、7年ぶりの映画主演となる川口春奈。がんに苛まれていく姿をリアルに表現するため全身全霊で役と向き合った。

全身全霊で役柄に向き合った川口春奈、高杉真宙の演技に絶賛の声が寄せられている [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
全身全霊で役柄に向き合った川口春奈、高杉真宙の演技に絶賛の声が寄せられている [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

病と闘う苦しさはもちろん、それでも家族と過ごす一瞬一瞬を大切にしようとする和の思いを、表情や仕草まで使って繊細に表現する川口。「川口さんじゃないと務まらないと思いました」(40代・女性)、「画面のなかに和さんがいるかのように感じました」(20代・女性)とのコメントからもわかる通り、実在した一人の女性の人生に向き合い、その喜びも苦しみも全身で表現した演技が観客の心に響いたようだ。

「闘病生活は決して楽ではありません。治療に取り組む姿、家族との日々を大切に過ごしている姿、一言一言に和さんの思いが込もった素晴らしい演技だと思いました」(20代・女性)

「和さんが本当にこんな気持ちだったんだろうなと伝わってくるような熱くて自然な演技にぐっときました」(20代・女性)

「がん治療の苦しさ、命の残り少なさを言葉だけでなく、表情や動作でも表現されていて圧倒された」(40代・女性)

「ただ『悲しい』『よかった』などでなく、いろいろな感情が繊細に表現されていて引き込まれました」(10代・女性)

高杉真宙、森田望智、小林聡美ら豪華出演陣が和さんの物語を彩る

【写真を見る】川口春奈、病と闘う主人公を熱演…「川口さんじゃないと務まらない」と映画ファンも絶賛 [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
【写真を見る】川口春奈、病と闘う主人公を熱演…「川口さんじゃないと務まらない」と映画ファンも絶賛 [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

和のそばには、どんな時も彼女を支える将一をはじめ、彼女の幸せを願い、見守る家族や友人たちがいる。そんな人々を演じるキャスト陣の芝居も、物語に温かな息吹を吹き込んでいる。

夫の将一を演じる高杉真宙には「柔らかく、包み込む演技がすてきでした」(30代・男性)、「相手を思いやる優しさや心の葛藤を自然体で繊細に表現していた」(30代・男性)など、その繊細な演技を称える声が多数。そして和の決断を尊重しながら、生きてほしいと願う将一の葛藤を克明に描きだした姿を賞賛するコメントも目立つ。

「場面ごとに性格や内面を細かく表現されていて、当時の将一さんの実際の境遇や心境を想像することができた」(10代・女性)

「大切な人だからこそ生きてほしいと強く願い、行動する将一さんの姿や想いが伝わってくる演技でした」(20代・女性)

「旦那さんとしての苦悩や和さんのことを一番に想う姿の演技に大変感動した」(20代・女性)

また、病院で和と出会う友人のひかりを演じる森田望智については、「生きることの自由さ、強さを感じました」(40代・男性)、「心の葛藤と戦いながら思うままに生きている姿がすばらしかったです」(40代・女性)という感想が寄せられたほか、「自分も病院で知り合った友人を思い出しました」(30代・女性)という共感の声も。

心の支えである“ひかり”から、和は多大な影響を受けることに [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
心の支えである“ひかり”から、和は多大な影響を受けることに [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

さらに、和の母を演じる小林聡美には「一歩引きつつも、和さんを支える姿が印象的だった」(30代・女性)、「本当の看護師家族のような振る舞いがすごくよかった」(40代・女性)という感想が。このほかにも松本穂香、中島瑠菜、デビット伊東が演じた家族についても、「家族の愛を感じました」(50代・女性)、「こんなにもお姉ちゃんのことが好きで、お姉ちゃんのことをいつでも助ける姉妹愛がすてき」(30代・女性)などのコメントが集まるなど、それぞれの立場から和を想う人々の姿も、本作の大きな見どころとなっている。

「決断への寄り添い方は一つじゃない」和さんと家族の姿から考える“大切な人との向き合い方”

大好きな姉である和に寄り添う妹たち。家族の温かな絆も胸アツ! [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
大好きな姉である和に寄り添う妹たち。家族の温かな絆も胸アツ! [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

愛する人との子どもを産むため、大きな決断を下した和。そして、その決意を受け止めようとする将一や家族たち。本作が映すのは、命の尊さだけではない。大切な人が人生を左右する選択をした時、その決断にどう寄り添うのかという問いも投げかけてくる。そんな彼らの姿を通して、自分なら大切な人の決断にどう向き合うのかと考えた人も多かった。

「一緒にいるってすごく難しいと思います。自分を犠牲にしてでも誰かと向き合える人間になりたいです」(20代・女性)

「決断への寄り添い方は一つじゃない、と思わされた」(40代・女性)

「自分の子どものためになにができるか、日々考えています」(30代・女性)

「鑑賞中、家族の今後を考えていました。いつか苦しい決断を迫られた時、自分はしっかりと向き合うことができるのか、自問自答すると思います」(30代・男性)

和と家族の選択を目の当たりにすることは、観る者にとって、自分のそばにいる大切な人との関係を見つめ直す時間にもなるのだろう。

最後に、本作によって大きく心を揺り動かされた参加者からのメッセージをお届けしたい。

「一人でも多くの方に届いてほしいと心から思いました」(20代・女性)

「どんなことがあっても、どんな状態であってもその人らしく生きることはできるんだと勇気をもらいました」(40代・男性)

「この先どんなことがあっても一緒に生きていく父、母、そして夫と観たいです」(20代・女性)

「『生き続けること』の意味を丁寧に見つめた、余韻の深い映画でした」(30代・男性)

「日々の日常は当たり前ではなく、尊いものだと改めて思いました」(20代・女性)

『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は10月2日(金)より公開! [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は10月2日(金)より公開! [c]遠藤和/小学館 [c]2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

いま隣にいる大切な人と過ごせる時間、生きていることのかけがえのなさに改めて気づかせてくれる『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。和が懸命に生きた日々と、彼女を支え続けた家族の物語を、ぜひ劇場で見届けてほしい。

文/足立美由紀

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