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スペンサー伯爵、助けを求める姉ダイアナを拒絶 暴露本で国王を批判しつつ、実は本人も険悪な関係だった

  • 2026.9.19
ダイアナ元妃(Princess Diana) Anwar Hussein / Getty Images

ダイアナ元妃の弟で、スペンサー伯爵家を継いでいるチャールズ・スペンサー。間もなく姉の回顧録『Swan Song: Diana, My Sister(原題)』を出版する。その中でチャールズ国王を徹底的に非難、物議を醸している。スペンサー伯爵によると、国王は元妃が亡くなった直後に「世間は彼女のことをすぐに忘れる」と言い放ったという。また伯爵によると、国王は元妃が亡くなったことを「宝くじでも当たったかのように浮かれ、喜んでいた」。

ロイヤルウォッチャーや王室専門家からは、スペンサー伯爵の本を回顧録ではなく暴露本だと批判する声が上がっている。普段はチャールズ国王に手厳しい元妃のファンも、「ダイアナ元妃も喜ばないだろう」「元妃の孫であるジョージ王子やシャーロット王女を傷つける行為だ」とスペンサー伯爵に反発している。

王室は回顧録の記述をやんわり否定している。異例の声明を発表し、兄弟姉妹の死が「判断力を鈍らせ、他の人には認識できない形で記憶を歪ませる可能性があることを、国王は深く認識している」とコメント。スペンサー伯爵の記憶が間違っていると示唆した。

スペンサー伯爵はこれに猛反論。放送局「BBC」のインタビューを受けると、その中で「今ここで断言できるが、チャールズ国王はまさにそう言った」と改めて自分の正しさをアピール。「彼は激怒しているのだろうか? それとも恥ずかしい思いをしているのだろうか? 王室はその点を曖昧にしているようだ。記憶は人によって異なる可能性があると彼らも言っているから」と述べている。ちなみに最後の「人によって異なる」というフレーズは、メーガン妃とヘンリー王子がオプラ・ウィンフリーのインタビューを受けた後に王室が発表したコメントにあったもの。それを出してくるあたりに王室の険悪な関係がうかがえる。

チャールズ・スペンサー(Charles Spencer)、ダイアナ元妃(Princess Diana) Central Press / Getty Images

炎上にも王室の反論にも負けない姿勢を示したスペンサー伯爵だが、実は伯爵本人もダイアナ元妃と常に円満だったわけではない。そのことに改めて注目が集まっている。2人の関係を物語るエピソードとして知られているのが、元妃がチャールズ国王と離婚した直後の出来事。元妃はスペンサー伯爵家の持つアルソープ邸の敷地内にある、ガーデンハウス(以下、インスタグラムの写真)に戻りたいと思っていた。そのことを伯爵としてアルソープ邸を相続していた弟に頼んだという。

スペンサー伯爵は最初これを受け入れたものの、数週間後に「やっぱりやめた」とキャンセル。理由は警察やマスコミがうるさいから。ダイアナ元妃に手紙を送り「ガーデンハウスではなく、敷地内にあるファームハウスに住まないか」と提案した。つまり農作業員が住むための家である。その方が自分や当時の妻ヴィクトリアの生活が「干渉されないから」と説明している。「あなたががっかりするのはわかっているけれど、妻と子どもたちのために正しいことをしていると確信している。お姉さんのことを助けられないのが本当に残念だよ!」とびっくりマーク付きで書いている。

チャールズ・スペンサー(Charles Spencer)、ヴィクトリア・ロックウッド(Victoria Lockwood) Tim Graham / Getty Images

「このあたりには私たちが邪魔されないファームハウスがいくつかある」とあくまでもファームハウスにこだわる伯爵。「でも無料で貸す余裕はない。そうできたら嬉しいのだが。理論的には君を助けたいのだけれど、できない」。元妃が希望していたガーデンハウスには、「代わりに従業員を住まわせた」ことも告げている。この手紙はすでに過去に公になっている。今回の暴露本をきっかけに改めて報じられ、伯爵の冷たさがロイヤルファンを改めて驚かせている。新聞「テレグラフ」などが報じている。

今回の暴露本で、炎上気味のスペンサー伯爵。この薄情な手紙がその燃料になる可能性も指摘されている。また燃料はまだまだ出てくると予想する声も。スペンサー伯爵の動向がしばらく注目を集めそうだ。

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