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自分の利益のためならしたたかに計算! 残念マウント女子の行動原理【著者インタビュー】

  • 2026.9.17

【漫画】本編を読む

仕事も恋愛も、何もかも自分が一番じゃないと気が済まない! 社内で自分が一番可愛い、誰よりもモテていると思っている女性社員・桑野真由香。そんな自分の天下だと思っていた社内に、育休から復帰してきた雪平まゆが現れる。男性社員とも顧客とも仲が良く、細かい気配りで仕事もできる雪平は桑野のマウントも華麗にスルー。そんな雪平が気に入らない桑野は、どうにかして雪平を陥れようとするものの……。

そんな残念なマウント女子・桑野を主人公にした物語『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(白金ゆい/KADOKAWA)。桑野のモデルとなった人物についてから、人はなぜマウントを取るのか、取られて不快になるのかという話まで。著者である白金ゆいさんにさまざまなお話を伺った。

――同僚のミスをでっち上げたり、人間関係をかき回したり……桑野はいろいろな“作戦”を仕掛けます。そうした行動は、どのように考えていったのでしょうか。

白金ゆいさん(以下、白金):実際に見聞きしたエピソードを参考にしながら自分のアイデアも加えつつ考えました。「桑野ならこうするだろうな」という行動が、自分の中ではかなり具体的にイメージできていたので考えやすかったです。例えば雪平と同僚の山本が対立するように仕向ける場面では、本当はふたりのことを見下しているのに、自分の味方に引き込めると思った瞬間、態度をガラッと変えて取り入ろうとする。そういう、自分の利益を最優先に動く桑野らしさを描けたら面白いなと考えました。

――お客さまからいただいたマンゴーを切る場面も印象的でした。「女子力の高い人にお願いしたい」と言われると、桑野がすぐに立ち上がりますよね(笑)。

白金:あれも、やっぱり「いいところを見せたい」という気持ちから来ています。「家庭的で、いい奥さんになりそう」と思われたいんですよね。ちなみに「前にスムージーを作った時以来だから久々」というセリフは、「私、前にもマンゴーを切ったことがあるんです」というアピールです(笑)。

――そこまで細かく計算しているんですね(笑)。白金さんご自身が特に思い入れのあるシーンはありますか?

白金:マウントのシーンではないのですが、セカンドシーズンで出てくる男性に桑野が過去の不倫がバレて軽蔑されるんです。そのときに男性が言ったセリフは、私が日頃から感じている不倫への思いです。「不倫は家族を傷つけているのに、いじめなどと比べてなぜそこまで問題にならないのか」という思いのたけを、そのままセリフに託しました。桑野が新天地で何をしていくのか、ぜひ見ていただきたいです。

取材・文=原智香

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