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他局放送の『深夜アニメ』が【異例の金ロー放送】に「エグい」「嘘だろ」相次いだ反響!魅了される「規格外」の完成度

  • 2026.9.15
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

もともと他局で放送されながらも、『金曜ロードショー』での放送が実現した深夜アニメをご存じだろうか。深夜枠のアニメ作品が、長い歴史を持つ『金曜ロードショー』で放送されるケースは珍しく、SNSで大きな反響を呼んだ。本稿では、本作が異例の放送に至った背景を掘り下げていく。

異例の『金曜ロードショー』放送が実現した“深夜アニメ”

アニメファンの間で“名作”として語り継がれているアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。本作は暁佳奈先生によるライトノベルを原作としており、2018年に深夜アニメとしてTOKYO MX他にて放送された。2020年に公開された『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の興行収入は21.3億円を記録し、「第44回日本アカデミー賞」で優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、高く評価されている。

そんな本作は、2021年10月29日と2021年11月5日に、『金曜ロードショー』にて『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』2週連続で地上波放送された。『特別編集版』はTVシリーズの第1話、第3話、第7話、第10話を中心に、主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデン(CV:石川由依)の魅力を詰め込んだ特別版。『外伝』は、2019年に劇場公開された一作になっている。

本作が日本テレビ系『金曜ロードショー』で放送されることについて、当時SNSでは「ありがとうございます!」「泣けるってレベルじゃない」「規格外の完成度」「胸熱」「えぇ!?」「エグい」「嘘だろ」と、歓喜や驚きの声が上がった。もともと他局で放送されたアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、映画枠として長い歴史を持つ『金曜ロードショー』で放送されるのは異例の出来事だ。

ポップカルチャーの総合ニュースサイト『MANTANWEB』のインタビューで、本作の放送が実現した理由について、日本テレビの北條伸樹プロデューサーは以下のようにコメントを寄せている。

他局で放送された作品、深夜ということは関係なく、非常にクオリティーの高い素晴らしい作品だと思いましたので、金曜ロードショーで編成させていただくことにしました。
出典:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン:金曜ロードショーで異例の放送の理由 「多くの方に見ていただきたい」思い』MANTANWEB 2021年10月24日

『外伝』を放送するうえでTVシリーズも観てもらいたいという思いから、2週連続の形式になったそう。ちなみに、2022年11月25日にはシリーズ完結編となる『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が『金曜ロードショー』にて初放送された。2週連続放送に対するファンの大きな反響が、劇場版も放送されるきっかけになったと考えられる。

京都アニメーションによる圧倒的な“映像美”

アニメ好きだけでなく、老若男女を巻き込んで話題を呼んだアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の魅力とは、いったい何なのだろうか。

幼い頃から兵士として戦場を生きてきたヴァイオレットは、戦争が終わった後“自動手記人形”として働き始める。感情をうまく理解できない彼女が仕事を通してさまざまな人と出会い、喜びや悲しみ、愛といった感情に触れていくのだ。

はじめは他人の気持ちを言葉にすることすら難しかったヴァイオレットだが、思いを手紙に託すなかで、少しずつ人の心を理解していく。そんな繊細な物語を支えているのが、京都アニメーションによる圧倒的な映像美だ。光が差し込む街並みや、水面のきらめきといった細部までていねいに描かれ、まるで絵画が動き出したかのようなシーンも少なくない。

一方で、キャラクターのわずかな表情から感情が伝わってくる演出も秀逸。言葉にならない思いまで、映像によって表現している。戦争という重いテーマを扱いながらも、本作が描いているのは、言葉の“尊さ”だ。また、恋愛だけでなく、家族愛や親子の絆といったさまざまな形の“愛”を描いているため、年齢を問わず自分と重ねることができる。

京都アニメーションが手がける美麗な映像と、心を揺さぶるヴァイオレットの成長は、幅広い世代の心をつかんできた。だからこそ、深夜アニメという枠や放送局の垣根を越え、『金曜ロードショー』での放送へとつながったのではないだろうか。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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