1. トップ
  2. なぜ「宅配型トランクルーム」は都市生活のインフラになりつつあるのか。箱単位(月額320円〜)での利用が人気

なぜ「宅配型トランクルーム」は都市生活のインフラになりつつあるのか。箱単位(月額320円〜)での利用が人気

  • 2026.9.17

日本のトランクルーム市場の拡大が止まらない。従来のトランクルームは「引越し時の一時保管」や「溢れた荷物の退避場所」といった需要が中心であった。しかし近年、居住空間の縮小や人々の価値観の変化に伴い、都市生活を支える新たな「インフラ」としての立ち位置を確立しつつある。

狭小化する住環境と「体験消費」への移行が市場をあと押し

市場拡大の背景には、都市部における住宅の狭小化や住宅価格の高騰がある。限られた居住スペースのなかで、住居費を抑えつつも快適に暮らすため、普段使わないアパレルや季節用品を外部に預けるスタイルが定着してきた。

minikura梱包イメージ 画像提供:minikura
minikura梱包イメージ 画像提供:minikura

また、単に固定資産としての部屋を広く保つためだけでなく、浮かせた住居費を「旅・推し活・自己研鑽」といった体験消費へ回すという、ライフスタイルの変化も寄与している。

こうした市場の変化を捉え、ユーザー数を伸ばしているのが宅配型トランクルームの分野だ。寺田倉庫が運営する「minikura(ミニクラ)」といったサービスでは、利用者数が年平均約10%のペースで伸長するなど、都市部を中心に着実な広がりを見せている。

画像提供:minikura
画像提供:minikura

部屋型トランクルームからの転換。月額320円〜で「クラウド管理」する新発想

同サービスは箱単位(月額320円〜)で預ける仕組みにより、従来の部屋型と比べコストを大幅に抑制。スマホからの取り出しに対応し、「手元で管理できる外部クローゼット」として機能する。(MONOプランでは、1点ずつの撮影やオークション出品にも対応している。)

24時間365日の温湿度管理とプロのオペレーションが支える品質

また、近年の猛暑や多湿による自宅でのカビ被害増加も、宅配型の利用をあと押ししている。温度28度以下・湿度65%以下で徹底管理された倉庫を利用することで、大切なアイテムを劣化から守る「生活防衛」の手段としても支持を集めている。

【イメージ】倉庫での作業イメージ 画像提供:minikura
【イメージ】倉庫での作業イメージ 画像提供:minikura

単に「モノを預ける倉庫」という枠組みを超え、都市部での自由な暮らしや空間を生み出す「生活インフラ」へ。利便性とテクノロジーを掛け合わせた宅配型トランクサービスは、現代のライフスタイルにおける新たな定番として根付いていきそうだ。

画像提供:minikura
画像提供:minikura

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ