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小栗旬『バッド・ルーテナント:トウキョウ』世界初上映! 三池崇史監督がトロント映画祭への思い語る

  • 2026.9.16
映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』トロント国際映画祭ワールドプレミアに登壇した(左から)三池崇史監督、小栗旬、リリー・ジェームズ、間宮祥太朗 (C)2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved. width=
映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』トロント国際映画祭ワールドプレミアに登壇した(左から)三池崇史監督、小栗旬、リリー・ジェームズ、間宮祥太朗 (C)2026 BLT TOKYO LIMITED. All Rights Reserved.

映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』のワールドプレミアが、9月15日(現地時間14日夜)、北米最大級の国際映画祭である第51回トロント国際映画祭で開催。世界中から注目が集まる晴れ舞台には、主演の小栗旬をはじめ、共演のリリー・ジェームズ、間宮祥太朗、そして「世界のミイケ」として国際的な評価を確立する三池崇史監督が登壇した。

【写真】笑顔を見せる小栗旬、リリー・ジェームズら 『バッド・ルーテナント:トウキョウ』ワールドプレミア<フォトギャラリー>

レッドカーペットには、シックな装いに身を包んだ小栗旬、リリー・ジェームズ、間宮祥太朗、そして同映画祭への参加は今回で5度目となる三池崇史監督が登場。集まったファンから大歓声が上がり、熱烈な歓迎を受けた。

続いて、小栗、ジェームズ、間宮、三池監督は、満席となったロイヤル・アレクサンドラ劇場の舞台に登壇。三池監督は、自身が初めて招かれた国際映画祭がトロントだったことを振り返り、感謝を伝えた。上映後には約5分間のスタンディングオベーションが送られ、その熱気の中、Q&Aセッションが行われた。

まず、名作『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』(1992年)を基に本作に挑んだ経緯について、三池監督は「1本目の『バッド・ルーテナント』は本当に傑作で、改めて観た時に、『今お前が作っているものは、誰かに媚びていないか?』と考えさせられ、自分の好きなように作って良いんだよ、と勇気を与えてくれました。映画そのものに感謝しています」と作品への深い敬意を明かした。

脚本の天願大介について三池監督は、「こちらが『こういう脚本にしてほしい』と言っても全く言うことを聞かない“バッド・ルーテナント”みたいな脚本家なんですよ(笑)」とユーモアを交えて信頼をのぞかせた。キャスティングについては、「生まれた時から決まっているような、引き合う力です」と語った。

三池監督との久々のタッグや役作りについて問われた小栗は、「過去にご一緒させていただいた時と大きな違いはなく、監督は明確なビジョンを持って現場にいてくださるので、僕たちはとにかくついていくことが一番すべきことでした」と真摯な面持ちで回答。役作りについては「日々不摂生な生活を送っていました」と明かし、場内の笑いを誘った。

続いて、三池監督が描く独自の映画世界に入った感想を問われたジェームズは、「三池監督と仕事ができたことはとても特別な経験でしたし、大好きな東京での撮影も最高でしたし、すべてがうまくいきました」とコメント。また、「プロデューサーのジェレミー(トーマス)がずっと寄り添ってくれました。彼は俳優に心から信頼を置いてくれましたし、彼やここにいる皆さんと共に映画を作れたことは一生の宝物です」と、先日亡くなったプロデューサー、ジェレミー・トーマスとの思い出を振り返った。

リアリズムと暴力、ユーモア、そして少しの不条理が交錯する“三池ワールド”におけるトーン作りについて問われた間宮は、「皆様が楽しんで観てくださって嬉しいです」と笑顔を見せつつ、「過激な描写もありますが、三池監督の現場は非常に楽しく、監督ご自身が一番楽しみながらアイデアを巡らせて撮影されていたのが印象的でした」と現場の空気感を振り返った。

さらに、印象に残ったシーンを問われた三池監督は、ジェームズが熱心にアクションの稽古に励んだことを称賛。一方、「ドジョウを食べるというシーンで彼女が見せたとても微妙な表情には、スタッフみんなが大笑いした」と振り返ると、ジェームズは「美味しかったですよ!」と笑顔で返した。

この日の客席には、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで知られるハリウッドスター、オーランド・ブルームや、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックの姿もあった。セレブリティ陣も“世界のミイケ”最新作のワールドプレミアに駆けつけ、一般の観客とともに作品を鑑賞した。

上映後、本作を鑑賞したオーランド・ブルームは「素晴らしかった! 観客の反応が良すぎてどう反応すればいいかわからなかった。日本とアメリカの融合が見事だった。もっとこういう映画が作られるべきだ」と絶賛。作品が放つ強烈なエネルギーとクオリティに深く感銘を受けた様子を見せた。

映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は、10月23日より全国公開。

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