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北欧のおしゃれ最前線へ! 「オスロ・ランウェイ」で出合った注目ノルウェーブランド

  • 2026.9.15
Hearst Owned
Hearst Owned

ノルウェーファッションの“今”を国内外へ発信する「オスロ・ランウェイ」。2015年の設立以来、若手から実力派まで、ノルウェーのデザイナーやブランドを世界へつなぐ重要なプラットフォームとして存在感を高めています。

年に一度開催されるこのファッションの祭典は今年、8月31日から9月5日まで行われました。その直前には、長年国民から親しまれてきたハーラル5世が逝去したという悲しいニュースが伝えられました。王宮前には数え切れないほどの花やメッセージが手向けられ、その光景からも国王がいかに国民から愛されていたかが伝わってきます。会期中に予定されていたパーティもキャンセルされるなど、国王を悼む空気がありながらも、ショーやプレゼンテーションには多くの人が集まり、オスロのファッションシーンの活気を実感。そんな今季から、ノルウェーならではの感性が光る注目ブランドを厳選してご紹介します。

アクス・レーベル

AKS LABEL
AKS LABEL

ノルウェー人デザイナー、クリスチャン・アクスが手がけるアクス・レーベル(AKS LABEL)。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズで学び、パリのランバンで経験を積んだ彼が生み出すのは、日本とスカンジナビアの美意識を融合した静謐な世界。自然やアート、建築から着想を得ながら、クリーンなラインと柔らかな質感、彫刻的なシルエットで、ミニマルでありながら女性らしさを感じさせるスタイルを描きます。 今季のオスロ・ランウェイでは「ブランド・オブ・ザ・イヤー」に輝き、ノルウェーファッションをけん引する存在として改めて注目を集めました。

エンベロープ1976

Envelope1976
Envelope1976

2018年にオスロで誕生したエンベロープ1976(Envelope1976)。都会から自然へ、昼から夜へとシームレスに行き来できる、洗練されたワードローブを得意としています。ウールやカシミヤ、シルクといった天然素材、ニュートラルな色彩、流れるようなシルエットが生み出すのは、肩の力が抜けたエレガンス。今季の舞台に選ばれたのは、キステフォス美術館を象徴する「ザ・ツイスト」。川をまたぐ橋であり、ギャラリーであり、彫刻でもある独創的な建築と呼応するように、ブランドの研ぎ澄まされた美学を映し出しました。

ワン・アンド・アザー

One and Other
One and Other

設立10周年という節目を迎えたワン・アンド・アザー(ONE and OTHER)。メンズテーラーとしての経験を持つデザイナーならではの端正な仕立てに、北欧らしいミニマリズムと女性らしい柔らかさを重ね、長く愛せる服を作り続けています。今回はこれまでの歩みを振り返り、アーカイブから10ルックをセレクト。会場となったのは、まるで邸宅を思わせるオスロのショールームです。温もりのある空間で一着一着を間近に見ることができる、ブランドとの距離の近さを感じるプレゼンテーションでした。

エスピー

ESP
ESP

70年以上の歴史を持つオスロのアウターウェア工場を、デザイナーのエリザベス・ストレイ・ペダーセンが引き継ぎ、2015年にスタートしたエスピー(ESP)。良質なウールと培われてきた職人技を生かし、日常に長く寄り添うコートやニットを生み出しています。今季は新たにオープンしたブティックの裏手にある広場を舞台に、オスロの日常をテーマにしたランウェイショーを繰り広げました。散歩に出かけ、街を行き交う人々の姿を思わせる演出の中、日々の暮らしに自然と溶け込むウールのアウターやニットを見せました。

ラヴン

RAVN
RAVN

現地でいくつかのジュエリーブランドに出合ったなかでも、特に目を引いたのがラヴン(RAVN)でした。2025年12月、スタイリスト、コンテンツクリエーターとして活躍するアナベル・ローゼンダールが始動。シグネチャーは、母が身につけていたメダリオンから着想を得たペンダントで、ムーンストーンなどをあしらったアンティークジュエリーのような佇まいが印象的です。14Kゴールドやスターリングシルバーを用い、長さの異なるチェーンやビーズ、コードネックレスと組み合わせたり、シルクスカーフにあしらったりと、楽しみ方はさまざま。彼女のスタイリストとしての感性を生かし、身につける人のアイデア次第で表情を変えるジュエリーを提案しています。

ミクレ

MYKLE
MYKLE

2025年に誕生したシルクスカーフブランド、ミクレ(MYKLÉ)。デザイナーのトルン・ミクレブストは、ジバンシィやクロエなど名だたるメゾンで、長年プリントやテキスタイルデザインを手がけてきた人物です。 ノルウェー西海岸の小さな島で育った原体験から、雄大な自然や伝統的なクラフトを手描きのモチーフへ。「シルクスカーフは50年使えるもの」という哲学を掲げ、イタリア・コモの職人技によって一枚のスカーフへと仕上げています。発表では、スカーフをつなぎ合わせたドレスをまとったダンサーと生演奏が共演。揺れ動くシルクを主役にしたパフォーマンスで、その色彩と表情でゲストを魅了しました。

※この記事は、2026年9月15日時点のものです。

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